オムネク(2) 人類を援助し続けてきた宇宙の存在たち | ココのアセンション日記

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(1)からのつづき

オムネク(1) 太陽系の近隣の惑星には進化した文明が存在する

 

(2) 人類を援助し続けてきた宇宙の存在たち

投稿者 zeranium 日付 2012年8月29日 (水) 
 

私の母星である金星の社会や文化は、何千年もの歳月をかけてゆっくりと改革されていきました。昔の金星社会は今現在の地球と同じくらい、それよりももっとひどいと言える状態にありました。つまりかつては金星も、大勢の人々の労働を搾取することによって、一握りの少数の者だけが潤い、支配するというシステムであったのです。

そしてあるとき一般庶民たちが、自分たちで何とかしなければいけないと立ち上がったのです。そしてそのうねりが極限に達したのが、惑星革命とも言うべき出来事で、それは未だ地球社会では誰も経験したことのないようなものでした。しかもそこでは一滴の血も流されることなく、貨幣経済や階級制度が永久に葬られたのです。それまでの少数の富める者たちや権力を持つ者たちが、心を入れ替えるか、そうでなければ惑星から出て行くかの2つに1つの選択肢しかないほどに、金星の人々の意識が変わったのです。それとほぼ時を同じくして、他の惑星の人々も同じように成長のための痛みを経験していました。

その時ちょうど地球は、もっとも近い場所にある植民可能な惑星でした。そこで金星や他の惑星を去る決断をし、追い出された者たちは地球に生活の場を見出したのでした。しかし彼らは十分な装備を持って地球に到着しました。彼らが当時持ち込んだものは、反重力の宇宙船や電気・太陽光・核による発電や、その他の高度なテクノロジーであり、それは未だ地球では再発見されてはいないものです。

地球への入植者たちが立ち上げた政府や導入した生活様式は、彼らが元いた惑星で造り上げながら、人々に崩壊させられてしまったのと同じようなものでした。彼らはそこでも大勢の奴隷の労力を搾取することで利益を得るというシステムを造ったのです。
 

しばらくの間地球上において、彼らの文明は栄えたのです。しかしすでに、強欲と虚栄心、怒りなどの激情に侵されていたこれらの地球への新参者たちは、この地球という惑星が持つアンバランスでネガティブな影響に取り込まれ、屈してしまったのでした。人々の感情は激昂し、寿命も短くなり、自然災害も頻発するようになり、地球上の生活はまさに悪夢へと変わっていきました。そして地球は現代の状態と非常によく似た、激動に満ちた星となったのです。それ以来、地球は戦争と破壊を繰り返すことを宿命づけられてしまいました。

そこから脱却するのは、人々が精神的に成長できたときなのですが、まだ現在もその時は来ていません。最初の入植者による文明は、核戦争と天変地異によって滅びてしまいました。そして彼らのもたらした知識や文化も、時代の移り変わりの中でゆっくりと、忘却の彼方へ葬られていきました。その時代の人々はほとんどの時間を生存競争に費やし、若者の真の教育はないがしろにされ、貴重な英知は失われてしまいました。これまでの地球はいつの時代も、生き残りをかけて強者が弱者を支配する弱肉強食の時代であったのです。

ムー大陸のレムリアの時代の前に、2つの主な民族が地球上で栄えていました。しかしどちらの民族も、彼らの母星の人々のように、戦争を通して平和の大切さを学ぶことはありませんでした。つまりその意味は、太古の地球の歴史は、それぞれの地域で強大な文明が現れては滅びるという物語が、際限なく繰り返されたものであったのです。レムリアもその他の文明と同じように隆盛しては消えていきましたが、レムリアは地球でもっとも栄えた高度な文明の1つでした。その中心都市のカラホタは、今は広大なゴビ砂漠の砂の下に眠っています。そこでもまた強欲で権力を振りかざす一握りの支配者層が、貧しい人々を徹底して抑圧したのです。

ムー大陸の大部分は現在の太平洋の底に沈み、その時生き残った者はほとんどいませんでした。アトランティスはとても大きな大陸の島で、今で言う大西洋の位置にありました。多くの面でアトランティス人は現代の地球人よりも技術的には優れていましたが、彼らもまた、テクノロジーをコントロールできるほど精神性が成熟することなく、技術革新の競争に明け暮れていました。そして核実験やその他の多くのテクノロジーの誤用により、大陸は崩壊し、ついにはわずか1日でその大陸は海中に没してしまったのです。逃げ延びた生存者はごくわずかでした。

このように地球上では嵐のような混乱の時代が繰り返し続いており、他の惑星の兄弟姉妹たちは地球を未成熟な子供のようなものと考え、導きを必要としていると考えていました。そして地球の文明が栄枯盛衰を繰り返す中で、他の惑星の人々は宇宙船で地球を訪れては、人々の中に紛れ込んで生活していました。これまでの何世紀にもわたる地球の闘争の歴史において、地球の人々は一度も忘れられたり、見捨てられたりしたことはありません。慈愛に溢れた母星の人々は、自分たちの遺伝子を受け継いだ種族を援助するために常に地球を訪れてきました。

過去においては、地球人が自らの本当のルーツを思い出し、宇宙からの訪問者たちや、地球人に紛れて暮らしていた私たちのような存在を認めて、オープンに迎え入れていた時代がありました。しかしこれまでの原始的な時代や、特に地球の近代においては、現在の地球を支配する地球外生命体は、自分たちの存在を知られることに非常に注意深くなっています。

レムリアやアトランティスの時代においては、私たち金星人は地球人の精神的、文化的、そして技術的な進歩を援助する存在として受け止められていて、たとえば土星人たちは、アトランティスの発展のために援助しました。古代エジプトにおいては、地球外生命たちは国王(ファラオ)と良い関係を続けていたのです。アトランティスの時代には、他の惑星から来た科学者たちは、精神的な英知と科学的な知識を地球にもたらしました。

ピラミッドを建設した技術者たちの中には当然、他の惑星の者たちがいました。エジプトの文明が栄えた背景には、このような影響があったのです。それはいわゆる暗黒時代と言われる過去の時代の地球においても例外ではなく、宇宙からやってきた旅人たちはずっと地球を訪れていました。

しかしながら地球の人々は、宇宙からの訪問者をありのままの存在として受け入れる代わりに、神々としてあがめるようになったのです。世界中の多くの聖典が彼らが地上で行なった活動について書き記しています。

地球人を援助する過程において、彼ら宇宙からの訪問者たちもまた自ら学んでいたのです。つまり、彼らの伝えた新しいテクノロジーはそのまま、権力と支配の獲得を巡る闘争に利用されてしまい、その結果人々に大きな災いをもたらす様子を目(ま)の当たりにしたからです。彼らは地球人に対して非常に警戒するようになり、次第に自分たちのテクノロジーや知識を無条件に与えることを止めるようになりました。知識の提供が止められるようになって、地球の民族たちは自らが受け継いだ「本当の遺産」というものに、ほとんど気づくことができなくなってしまいました。

それ以来、他の宇宙からは精神的な指導者たちがより頻繁に地球に派遣されるようになり、誤用の危険性のない技術的援助のみが与えられるようになりました。それはあなた方の言う聖書の時代であり、宇宙人たちは地球人の精神的な成長のためにより大きな影響力を行使したのです。聖書に出てくる多くの預言者たちや精神的な偉人たちは、他の進んだ惑星からやって来た地球外生命体です。あなた方の旧約聖書には、天から降りてきた存在たちやその宇宙船についての多くの記述があり、地上の指導者たちは降臨した「神」と対話しました。

そのような出会いは世界中の多くの場所で行なわれた「天からの神々」との遭遇であり、そうやって崇高な真理が人々にもたらされたのです。しかしテクノロジーがそれまでのように、自由に分け与えられることは決してありませんでした。しかしその代わりに他の惑星の科学者たちは、地球の社会に紛れ込んで密かに人類を手助けしながら、彼らが与えた知識が誤用されないように確認していました。そしてそれと同様のことが、現代の地球でも行なわれているのです。


📕「私はアセンションした惑星から来た」 金星人オムネク・オネクのメッセージ  オムネク・オネク著 徳間書店 抜粋

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(3)へつづく



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