早期教育の詰め込み

今では0歳児教育も珍しくありません。右脳開発、小さいうちからフラッシュカードの暗記などもありますね。やがて・・・早期教育から先取り学習へと続いていきます。そこで今日は先取り学習のメリット・デメリットを見ていきます。

 

<先取り学習のメリット>
・周りのママから「すごいね」「賢いね」と子どもがほめられる
・ほめられることにより、自己肯定感が上がる
・良い成績をとる事で自信を持て、更に意欲的に取り組める
・学校の勉強で劣等感を抱くことがない
・学校が嫌いになるリスクが減る

 

<先取り学習のデメリット>
・事前に習っているので、学校の授業を「わかってる」「退屈」「知っている」と聞き流す
・友達や学校を「レベルが低い」と見下す可能性も出てくる
・必要以上に無理をさせた場合、勉強嫌いになる
・早期教育の有効性は小学2年生までというデータがある
・精神的負荷がかかって心の病になる場合がある
 (詳しくは関連記事 早期教育で脳が破壊される?をお読みください)

 

学習において大切なのは、予習よりも復習

 

「だいたいわかった」ではなく「完璧にわかった 覚えた」までやり抜くこと。

完璧に落とし込む事が大切なのです。

そして「繰り返し勉強する」習慣が重要。

少しの予習と、完璧な復習が鍵となります。

 

例えば九九を覚える時・・・学校で習うのは小学2年生ですが、幼稚園児でもスラスラ言えるお子様がいらっしゃいます。そんな話を聞くと小学生ママは少し焦りますよね。そこでとにかく「覚えなさい!」と紙面やお風呂に貼るポスターで覚えさせようとする。それはとても非効率です。移動中の車の中や寝る前にさりげなくCDをかけておくのです。なんとなく~耳に残っている程度でOK!子どもにとっては勉強という意識がない中でも、少しの予習になっています。そこから本気で覚え出すと早いですよ~♪

そして最も大切なのは「重要な経験を飛ばさず、年齢相応の経験をする」ことです。

 

例えば文字の読み書き・・・早く覚えている子は「すごい」「羨ましい」の対象になりますが、一人で絵本を読めるようになると、逆に絵本の読み聞かせをしてもらえる機会が減りやすくなります。すると、文字を追いかける事で絵から何かを感じ取る(読み取る)力や耳で聞き取る能力が養われなくなるといったデメリットも考えられます。

 

脳科学的にも、「何かをヒトより覚えたからといって脳が発達するわけではない」「勉強量が多ければ頭がよくなるわけでもない」「早期教育で無理矢理詰め込んだ知識が将来の機能をよくすることはない」と言われています。

 

勉強を本気で頑張らせるのは、7歳~10歳以降で十分との意見もあるぐらいですよ~
押しつけ勉強で子どもをつぶしてしまわないよう・・・それでいて落ちこぼれないようバランスを見て、本人のやる気を引き出せると最高ですね。

 

 
 
 
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