おやつにコーンフレークを食べていた ある休日。
食べ終わった子どもが、「ごちそうさまでした」と
おもむろに、そのまま遊ぼうとした時の事です。
そこで、私は一言。
「あれっ、これどうするんだっけ?」
すると子どもは「あっそっか!」と
キッチンに自ら運び出しました。
そして洗面所に行き、台を取ってきました。
この時の私は、「自分でキッチンに運ぶ」ことを
習慣づけたくて、それをさせたかっただけ。
ですが、子どもは「これ、割れないやつだよね」と聞き
スプーンとお皿を自ら洗いだしたのです。
母「お皿洗いもしてくれるの?嬉しいなぁ」
子「うん」
母「上手に丁寧にできてるね そこの泡も気付いたね」
ほんとに、とてもキレイに洗ってくれます。
なので、洗い直しも必要ありません。それだけでも
じゅうぶんなのですが、私は更に…
「よく出来ました!」
「もう1つ忘れていることができたら満点なんだけどな」
すると…
今度も自分で気付いて、台を洗面所に直しに行きました。
母「よく自分で気づいたね~120点!◎だぁ」
子どももニコニコ。母もニコニコ。
今回のポイントは
①命令口調にしない
②気付かせる
「自分の食器は自分で運びなさい」と言ってしまいがち。
でも命令すると、その事しかしません。更には、
「言われるからする」だけで自主性は養われません。
自ら考え、自ら行動する 自律型人材育成を幼児期から
取りいれるという観点からも、子どもへの声かけは
命令形ではなく、アシスト形(疑問形)が良いですね。