本日の夜7時のNHKニュースを見らる方は
見ていただけますでしょうか。
もうすでにご存じの方もいらっしゃるかもですが、
実は、今朝の朝刊に以下のような記事が載(の)っていました☆
「アンネの日記」200冊超が破られる 都内の複数図書館で
2014年2月21日 朝刊
東京都内の複数の図書館で「アンネの日記」や、その関連する書籍の
ページが破られる被害が相次いでいることが20日、分かった。
日本図書館協会関係者によると、被害は200冊を超えるとみられる。
誰が何の目的で行っているかは、分からないという。
中野区立中央図書館によると、同書が破られているのが見つかり、
警視庁中野署に被害届を提出。
同署によると、2月上旬に被害届を受理した。被害に遭(あ)った本は、
手で一気に破ったような跡があったという。
また、東久留米市立図書館では、アンネの日記や、
ナチスの強制収容所アウシュビッツに関連する複数の書籍が十ページほど
破られているのが見つかった。
このほか練馬区や杉並区などの図書館でも同様の被害があったという。
「アンネの日記」は、
ナチスの迫害から逃れ、ドイツ占領下のアムステルダムに家族と
隠れ住んでいたユダヤ人の少女アンネ・フランクがつづった日記。
2009年、世界記憶遺産に登録されている。」(東京新聞・tokyo web から)
広島県・福山市に、日本で初めて開館された
「ホロコースト記念館」があります。
ナチス・ドイツの手にかかって、150万人ものユダヤ人の
子どもたちが、ユダヤ人である、という理由だけで殺されました。
その子どもたちを記憶に留(とど)め、平和の実現のために
活動している施設です。
日本中の小中高大から多くの学生が訪れ、
平和の大切さを学んでいます。
アンネも、その150万人の子どもたちの一人ですが
今回、そのアンネが書き記した「アンネの日記」が
東京の図書館で200冊にも及ぶ破損被害に遭いました☆
このホロコースト記念館の館長が
わたしがお世話になっている教会の牧師先生でもあります。
子どものころから、お兄さん的な存在で仲良くしていただきました。
きょう、NHKの記者3人が、この事件に関して取材に訪れたそうです。
そのことが今夜のニュースで放送されます☆
その時、NHKの記者の方が、涙を流して、
「このような時代であればこそ、『アンネの日記』を読んでほしいですね…」と
言われたそうです。
すみません、いろいろ書きましたが
今夜7時のNHKニュースを見れる方は、ぜひご覧ください。
ありがとうございました。