こんばんは☆彡


土曜日の夜、いかがお過ごしですか?


きょうは、ちょっと不思議なお話を書いてみました。。
良かったら読んでいただければうれしいです。



それでは・・

1978年(昭和53年)のこと。
渡辺さんという方が、神戸・三宮本通に喫茶店を開店させようとして
いました。「店の名前はどうしよう・・・?」渡辺さんは奥さんや店を
設計してくれた先生と一緒に悩んでいました

3人ともアイデアに煮詰まっていた時、
渡辺さんが奥さんに「今、何時だ?」と聞きました。
奥さんは「5時45分よ」と答えます。

「よし、店の名前は5時45分や!!

そんな訳で神戸・三宮に「コーヒーハウス・5時45分」という、
ちょっと変わった名前の喫茶店がオープンしました。
お店の営業は順調でした

それから17年が過ぎた1995年の1月17日のこと。
午前5時46分に巨大な地震『阪神・淡路大震災』が発生☆

喫茶店のあった神戸市・三ノ宮は特に甚大(じんだい)な被害が発生☆
渡辺さんの自宅はほぼ全壊。しかし家族は無事でした。


3週間後、
渡辺さんはようやく自分の店のある地域に足を踏み入れてみました。
周りの建物はほぼ全滅、倒壊しているビルの中、
何と喫茶店だけがしっかりと建っていたではありませんか!


「でも、店の中は自宅と一緒でメチャクチャやろうな・・・」

そう思って恐る恐るドアを開け中に入ってみると、
驚いたことに内装もドアも窓も、何一つ壊れていません!

確かに机の向きは変わっていたけれど、
シュガーポットなど机の上に置かれたものも全て残っており、
棚のグラスもカップも割れているのは2、3個だったそうです。

「これはもう、奇跡としか言いようがない・・・」

渡辺さんはすぐさまポリタンクに入れて持ってきた水を沸かし、
コーヒーや紅茶を作り、無料でご近所の被災者に配ったそうです。

お店の名前を決めた当時、
まさか店名の「5時45分」が、神戸を襲う大震災の発生時刻1分前の時間
になろうとは・・・

そして、その喫茶店だけが倒壊を免れていたのです。
もし、店名を決める時に、時計が5時46分だったら…






最後に、余談になりますが・・・
大きな災害、テロの発生時刻が「46分」に集中していることを
ご紹介して終わります。

・1995/01/17 5:46→阪神淡路大震災M7.3
・2001/09/11 8:46→米国同時多発テロ(WTCビル激突の時刻)
・2011/03/11 14:46→東日本大震災M9.0
・2014/04/01 20:46→チリ地震M8.2




ほなね(笑)





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