おはようございます♪
「縞模様(しまもよう)のパジャマの少年」の
DVDを見ました。
第2次大戦下のヨーロッパ…
ナチスの高級将校で ユダヤ人強制収容所の所長を父に持つ
ドイツ人の少年と 収容所の囚人であるユダヤ人少年との友情。。。
純粋無垢(むく)な二つの魂(たましい)が…
高圧電流の流れる収容所の鉄条網越しに出会い
お互いを理解し合おうとするも…
抗(あらが)うことのできない運命に翻弄(ほんろう)され…
やがて悲劇の結末へと。。。
この映画について多くを語る資格も能力もありませんが…
ただひとつ言えることは 人間の心の奥に潜む「偏見と差別と憎悪」を
見た思いがしました☆
大人たちの事情によって 翻弄されていく
子どもたちの悲劇を二度と繰り返してはならない…
そういう思いを映画の制作者に強く感じました☆
映画 『縞模様のパジャマの少年』 予告編
koomaakii さんが公開 (2009/07/22)
この、第2次世界大戦のヨーロッパ戦線において…
ただ「ユダヤ人」というだけで「600万人」もの人たちが
ナチスの手により「ホロコースト(大量虐殺)」されました☆
そのなかの150万人はいたいけない子どもたちでした。。。
「アンネの日記」の作者…ユダヤ人少女アンネ・フランクも
そのひとりでした。
広島県・福山市に日本で初めて作られた「ホロコースト記念館」があります。
このホロコースト記念館は ナチスの手により殺された
150万人の子どもたちを記念し後世に伝えるものです。
6年前にリニューアルされて新館となり設備・展示物も充実しています。
今までに日本全国の「小・中・高・大学」や様々な団体がここにきて
平和について学び…平和への思いを強くされてるようです。
↓ ↓ ↓
福山ホロコースト記念館
お近くの方は是非一度訪問してください。
きっと人生観が変わると思います。
ここでお断りしたいことがあります。
先ほど「ナチス」という表現をしましたが…
現在のドイツは「過去の記憶」に背を向けず
しっかりと向き合って自分たちの先人の過ちである「負の遺産」を
未来への輝く遺産にするために 国を挙(あ)げて取り組んでいます。
ですので「ナチス・ドイツ」という表記はあえて使いませんでした。
わたしたちの祖国・日本はどうでしょうか…
世界に冠(かん)たる「平和憲法」を持つ国です。
「過去を忘れず、現代を生き、未来を展望する」国であってほしいですね♪
ほな(笑)…