敢えて時期をずらしての、遅ればせながらの話です。
日向坂46のMV集って映像ソフト化しないのかなぁ、出たら買うんだけどなーと常々思ってきた俺ッチの悲願が叶って、いよいよ発売されるそうです。
…発売されるんですが、素直に喜ばしい事であると受け入れられず…。
Blu-ray2枚にこれまでのMVを全収録、もう1枚にメイキングやNG集を含んだ特典ディスクを加えた3枚組。これにブックレットやアクリルスタンドを付けた豪華ボックスで発売されるとの事。
気になるお値段は……ささささんまんえんっ?
…ま、まぁ、アクスタとかオマケがあるんじゃ仕方ないよね、あくまでコアなファン向けの仕様があってもいいじゃない。
で、その他の通常版とかプチ豪華版はあるのかなと思いきや、あくまでこれ1種類のみ、しかもメーカー専売品だそうで…。
少ない小遣いをやりくりするガキより金払いのいい大人を相手にしたいのは分かるけど、こんな値段じゃ大人だってチト躊躇うでしょ。
気軽に手を出せない価格設定は離脱者を生む(または増やす)し、先細りの未来を早まらせる事にも繋がるんじゃないかと思うんだ。
ウン10万枚もCDが売れる有名グループがこんなせせこましい売り方に走ってしまうなんて、ガッカリしたというより、なんか一気に冷めちゃってね。ムカつけるほどの熱も上がらないというか(笑)。
それ故、驚くほどスパッと買わない決意ができちゃったよね。
ここで同じ坂道グループとして比較対象に挙げますが、乃木坂46もMV集が過去に2作発売されています。
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えっ、こんなに安くなってるの…!
乃木坂の場合、通常版はシングル曲のみ収録の1枚組というショボ仕様、他の限定版(というよりこっちが通常版?)はほぼ全てを含んだMV集ディスク3枚+メイキング映像を含んだディスク1枚を含んだ4枚組で、ディスク構成は変わらず、オマケが違う2種として発売されました。イベントやらプレゼント応募券も付いてたっけね。
こちらは最も高い仕様でも4枚組で約1.5万円に対し、日向坂は3枚組で3万円。
内容の充実度(もしくは収録時間)にもディスク1枚分の差があるのに、この価格差は理不尽すぎない?
メーカー専売品って、少量生産ゆえに客単価を上げる厚利小売(←チト怪しい日本語)のイメージがあるんですよ。いっぱい作っても売れなさそうだから、生産数を減らす代わりに客単価を上げようというね。
メーカー専売にして利益率を上げたいのは分かるけど、流通する販路を狭めれば、それだけ手に取る人も減ります。3万円でも安いくらいだ!と豪語できる従順なファンもいるんでしょうが、そこまでファン度数の高い人は世の中的には多くありません。
ちょうどNHKの恒例である年末の大型音楽番組の出場者が発表されたところですが、今回の件を思い出すと、コアすぎる人に支えられるばかりで実はまだまだ大衆に認知されるグループにはなり得てない証左なのかなぁと、色々と残念な気持ちになりました。
…そして、櫻坂46とのローテーション出場になるんだろうなという予測は見事にハズれましたが、こんな感じなら次回も櫻坂に分がありそうな…?