始まった、『このこ誰の子?』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

少し前、当ブログで『スタア誕生』や『花嫁衣装は誰が着る』について綴った記事のアクセスが爆増したんですね(っつっても二桁前後ですが)。

10年以上も前の記事に何を今さらと思いきや、このところTOKYO MXの早朝にあの辺の大映ドラマが再放送されてたようで、どうやら&おそらく、それが引き金になってたのかなと。

今回の再放送を機に、初めて見知りしたという方々よ……どうだい、大映ドラマは面白いだろう?

 

『スタア誕生』『花嫁衣装は誰が着る』『ヤヌスの鏡』と続いていたようですが、ここに来て『このこ誰の子?』が今日からスタートしました。

▲“この子”ではなく、“このこ”が正解

 

葵と宗次郎は幼馴染みの高校生。顔を合わせるごとに喧嘩しながらも仲睦まじい姿は、級友どころかお互いの家族にも冷やかされるほどの公認の仲。

しかし、葵は宗次郎を幼馴染み以上に捉え始め、宗次郎もまた似たような感情を葵に抱いていた。

ある日、宗次郎の義母である百合の弟の拓也が上京、宗次郎の家族と暮らす事になる。

拓也は初めて会った葵に一瞬で心を奪われる。葵と交際したいと申し出てきた拓也に宗次郎は……というのが1話の内容。

 

レイプされ、望まぬ妊娠をした葵が云々というのが、ざっくりながら全編を通したストーリー。

昔からレイプ要素がある作品は苦手なので本作はスルーしてたけど、そんな胸クソ悪い発端を乗り越えれば絶対に面白く感じる大映ドラマを信じて(?)観る気になった次第です。

何しろ、ずいぶんいい歳こいていながら『もう誰も愛さない』の1話が後を引きずって(令和の今に見ても迫真すぎる)、2話を観るまでに3日以上スパンを空けてしまった俺ッチなのでね(笑)。

 

話は戻りますが、1話の時点ではそんな描写は一切なく、割と平和に終わってくれました。まだ容赦してくれてますね(笑)。

始まったばかりなので登場キャラは少なめながら、人物相関図はさっそく入り組んでいます。

手っ取り早いところで、宗次郎の家族=新藤家は父・母・姉・そして宗次郎で構成されていますが、母=百合は父の再婚相手、姉と宗次郎は父の連れ子、そこに百合の弟である拓也が新藤家に加わる。

そして百合と拓也には暗い過去があったようで……と、この辺の謎引っ張りの巧みさが大映ドラマの魅力です。

ほらほら、こういう構図とかTHE大映ドラマ!

つまんねぇなと思っても3話くらい見て下さいよ、気が付けば最終回まで見終えてるから(笑)。

 

主人公の葵を演じるのは『ヤヌスの鏡』に続き、杉浦幸さん。

『ヤヌス~』ではあんなキャラ(笑)でしたが、本作を見ればただただ可愛い!としか思いません。『ヤヌス~』で相当鍛えられたからでしょうか、本作では場慣れして余裕が生まれているせいか、笑顔が可愛いんですよ。

…そんな子を地獄に叩き落す鬼畜のごとき大映ドラマ、本当にゾクゾクします(笑)。

 

大映ドラマの楽しみの一つは主題歌。

本作のそれは、フジテレビでの大映ドラマの主題歌を多く担当している椎名恵さんの『悲しみは続かない』。

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他にもいい曲が多々あるんだよね。

個人的には『ヤヌスの鏡』の『今夜はANGEL』が大ぇ好き。『ストリート・オブ・ファイヤー』が好きになったのはこれのおかげ。

そんな主題歌群を集めたCDもあるにはあるんですが、

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『~TBS編』は大丈夫だけど、『~フジテレビ編』は品切れかよ。再入荷まで待ってくれ!

 

――というわけで、久々に熱いドラマの放送にテンションが上がってます。嗚呼、続きが気になりすぎる!

余談ながら、本作の後に放送するとしたら『アリエスの乙女たち』かな? 

ぜひ『プロゴルファー祈子』まで放送してくれ、いのりこぉぉー!

 

 

☆ 追記 ☆

…という俺ッチの祈りが通じたのか、『このこ~』の後番組は、ななんと『プロゴルファー祈子』がクルーッ! TOKYO MXさん、分かってらっしゃる!

2月13日のド早朝5:10、5番アイアン片手に全力待機な!