他の方々のブログ等を読んでいると、クレオスの『ベースホワイト』は隠蔽力が高いとの事で実際に使ってみました。
が……希釈率が良くないのか、俺ッチにとってはただの都市伝説だったようです。
成型色が分からなくなるまでには、薄い塗膜をひたすら塗り重ねて発色させるような感じ(エアブラシの基本的な塗り方ですが)。
ちなみに、溶剤はガイアノーツの『ブラシマスター』を使いましたが、クレオスにはクレオスといったように、同社製の方がいいのかなぁ。
周囲にいるアテにできる人も、
「『ベースホワイト』はサーフェイサーと呼ぶより塗料に近いので、キズ探し&埋めにはあまり向いていないけど、隠蔽力が強い」
とは言っていましたが、隠蔽力云々については、俺ッチのスキル不足のせいか、そう感じる事はできませんでした。
塗った表面が、同じ1000番のグレーサフよりもツルツル気味になるのは、なるほど塗料に近いという理由もよく分かりますがね。
つーワケで、『ベースホワイト』による下地色隠蔽は諦めて、代用品探し。
今のところ、
・ガイアノーツ 『EX-ホワイト』
・クレオス 『Mr.カラーGX クールホワイト』
THE定番ですね。
これらについては隠蔽力に関する不満は皆無に等しく、素直に発色してくれるので頼もしい。
あくまで自分基準の感覚で塗装した上でのジャッジですが、この2つに比べると『ベースホワイト』での目標達成は難しく思えます。
ズバリ言ってしまうと、俺ッチの中での『ベースホワイト』は、サフとしても塗料としても中途半端といったところ。
かと言って、捨てるのも可哀想だし(笑)勿体ないし、どうにかして有効に活用してあげたいんですよね……ええ、ええ、ブラボー貧乏性ですよ。
『ベースホワイト』による隠蔽力の高さを実感できている方、ゼヒ作業風景を見学させて下さい…。
☆ 追記(2014/5/6) ☆
最近、「ベースホワイト」でココに辿り着く人が多いようです。
サッパリ役に立たない記事で時間を浪費させてしまうのも申し訳ないので、一つ提言。
先日発売されたガイアノーツの『メカサフ』よろしく、『ベースホワイト』をベースに調色、サフを兼ねた塗料にしてみるのもアリかと。
『ベースホワイト』に、『色ノ源/シアン』を少し混ぜてみました。
パワードジムくらいの白を想定したんだけど、えっれー濃くなってしまいました…。
傷をごまかせる塗料=サフと塗装を兼ねる塗料としてなら、かなり有用に活用できそうです。
…で、隠蔽力の件はどうなった…。