新人 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

ホントは、ブログで会社や仕事について綴るのはイヤなんですがね。
ただ、積もった鬱憤を何かしらの形で吐き出しでもしないと狂いそうなので。

って事で、会社の事なんですがね。
新入社員が来ると、決まってと言っていいほど、「あの新入り、使えねぇなぁ」という声が聞こえます。
もちろん、そんなセリフを吐けるのは、その新人よりも先に入社している先輩社員。
俺ッチが勤めている会社は、しょっちゅうそんな声が聞こえてくる。
新人に限らず、常に誰かしらの風評が聞こえてくるのが、ホンッッット~にウンザリしてんの。ヒマな会社だな。

“即戦力”という言葉がありますが、ハッキリ言うと、そんな事は不可能に近いんです。
たとえ業務内容が同じ会社に入社したとしても、そこで以前のような働きは絶対にできません。
何故なら、新しく入社した会社に馴染んでいないから。
たとえ業務内容が同じでも、会社にはそれぞれのやり方があるんだし、それを覚えなければ戦力にはなりませんよね。
得てして、これまでにキャリアがあり、即戦力と鳴り物入りで入社してきた面々は、大抵が↑のような陰口を叩かれています。
自分は即戦力になれると売り込む方も自信家or身の程知らずですが、これを真に受ける会社側が起こす悲劇です。

本人の資質や素養が左右する事もありますが、未経験者の新入社員が使えないのは当然です。
それを使えるようにするのが先輩社員の務めであり、努め。
となれば、新人が使えないのは先輩社員の指導がヘタだから、という事でもあるのではないでしょうか?

先輩社員には、指導をする立場にあるという意味で、新人よりもイニシアティブがあります。
分からない事だらけの新人の至らなさにヤキモキしてしまうだけでなく、チト意地の悪い接し方をしたり、第三者に主観たっぷり(←これがタチが悪い)の吹聴をしてしまう事すらあります。
なら、自分の時はどうだったのかと。
教える立場にある社員も、かつては教えられる立場にあったはず。その時の自分は、今教えている新人よりもどれだけ優秀だったのか?
今も昔も完璧でなければ、尊大な態度は取れないはずです。
要は、当時の自分や環境を思い出して欲しいんだよね。
“初心忘れるべからず”という言葉は、こういう時にも思い出すべきものだと思うんだ。
新人に対して意地悪のような真似をする手合いは、自分が他の会社に転職した際に、同じような目に遭う事を覚悟しておいた方がいい。
親切にしたり意地悪したり、因果応報、必ず自分に返って来るものならどっちがいい?という話です。

俺ッチが思うに、自分1人で仕事をしているのでなければ、同僚と仲良くする事も技術の一つだと考えます。
人間関係に軋みがあるだけで、仕事がスムーズに流れなくなるものです。
それがイラつくので、俺ッチは仲良くする事を心掛けています。
別に、心底から全ての隣人を愛するっつーワケではなく、最低でも上っ面。
だからって人間不信でもないし、それなりに仲のいい人とは、陰口はバンバン言い合いますよ(笑)。
陰口は、腹を割っているからこそ言い合えるものだし、信頼関係のバロメーターになっているとも言えますからね。

――せっかく連休中で、しばし会社の事を忘れられるひと時に、何をこんなにウダウダ綴ってんだ、俺ッチよ(笑)。
まぁ、とにかく、ギスギスしないで仲良くやりましょうよ、と。
本来の仕事以外の問題で気を揉む事に疲れてるんだよ、俺ッチは。