古民家をリノベーションして
田舎暮らしを始めたお客様から
天井裏でテンの子育て被害のご相談
コロナ禍以降、
働き方改革などの
影響もあってか古民家を購入、
リノベーションして
田舎暮らしを始める方々が
徐々に増えています。
私も
そんな暮らし憧れます!
(もちろん、お金と時間がないから
憧れるだけッス 苦笑)
今回は都会を離れ、
田舎暮らしを始めて
1年程経った頃に
天井裏でテンが
子育てをしてお困りの
お客様からのご相談です。
兵庫県丹波篠山市の
古民家をリノベーションして
住み始めたのが昨年6月頃。
その年の秋口から
たまに天井裏で小動物の足音が
していたのは気づいていたが
ネズミだろうと気にもとめなかった。
今年の3月頃から
頻繁に足音が聞こえだし、
玄関上の穴からイタチの様な
動物が出てくるのを見たので、
ご主人様がタオルを
詰めて封鎖してみたが、
それを引き抜いて出入りが続き、
そのうち天井裏の隅から
動物の赤ちゃんの
鳴き声が聞こえきた!
これは素人では
手に負えないと思い
アスワットへ相談したとのこと。
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古民家住環境害獣被害の
原因は構造とリノベ後の断熱材
ありがとうございます!
立派な厨子2階の古民家を
きれいにリノベされています。
まずご主人様が
タオルを詰めたという
出入り口を確認することに。
なるほど、
住環境害獣(以下:住環獣)
定番の侵入口で、
玄関上の入母屋屋根、
破風板両隅の開口より
出入りしているようです。
お客様が言われる通り
自身で封鎖した箇所は
見事にタオルが引き抜かれていて
現在も頻繁に出入りしている証拠に
付近の瓦に痕跡がたくさんついていました。
家の周囲を調査すると
屋根の重なりの部や
瓦の上にもたくさん
侵入動物の足跡が残されており、
その痕跡から
お客様がイタチだと言っていた
侵入動物は二ホンテン(以下:テン)
だということがプロならわかります。
また、室内の一階と
二階あいだ(以下:中天井)からは
「キューキュー」
という幼獣の鳴き声も
聞こえてくることから
テンが中天井で子育て
しているのは間違いなさそうです。
これは
古民家リノベ後の
住環獣被害あるあるで、
建築当初、
古民家の屋根裏や
中天井には断熱材が
敷き詰められていることは
ありませんが、
長年住まれる中で
増改築をしたり、
今回のお客様のように
移住のため購入し
古民家リノベした場合、
ほとんどが天井裏や中天井に
断熱材を敷き詰めます。
当然お客様自身が
快適に過ごすことが
目的なのですが、
古民家の構造上、
リノベ時に外部から動物が
屋根裏などに侵入できないよう
対策をしない限り、
住環獣にとっても
寝床や子育てに恰好の
快適スペースに
なってしまい
この様な被害がおこります。
追い出し施工の実施後、
テンが幼獣をくわえて
引っ越しする動画
せっかくきれいにリノベされた
お客様宅が糞尿被害などで
汚されてしまってはいけませんので、
罪はありませんが
テン親子には他の場所で
子育てしてもらうように
引っ越ししていただきます!
アスワット独自のノウハウで、
テン親子が引っ越しする
動画をご覧ください。
わーっ、プロ失格の
で、電池切れ・・・
トレイルカメラを使用すると
こんな失敗もあります(汗)
(事前に確認しないアンタが悪い!)
その他にも引っ越したかどうか、
確認する方法は多々あります。
今回は
足跡試薬を出入り口付近に
散布しておいたため
動画を撮った翌日には
写真の通りにテンが何度も
往復し幼獣をくわえ引きずっていた
痕跡が多数残っていました。
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これで
テン親子の引っ越しは完了!
あとはメインの
侵入口はもちろんのこと、
これから侵入出来る穴や
隙間も全て封鎖し、
リノベ古民家、
テン完全防除防の完成!
もちろん、
テンだけではなく
イタチ・ハクビシン・
アライグマも対象となる
安心の5年間侵入保証も
つけさせて頂きました。
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