2023年2月4日、北大阪地域で今年初のシベリアイタチの交尾行動情報
今年は早いシベリアイタチの交尾開始
アスワットでは
シベリアイタチの交尾から出産、
親離れなどの情報を
速報として毎年このブログで
お知らせしています。
桜でいえば開花宣言が「交尾」、
満開情報が「出産」といったところでしょうか。
昨年、秋口より季節の移り変わりが
少し早まっているような感じがしていましたので
今年のシベリアイタチの交尾から
出産時期は少し早まるのではないかなぁーと、
思っていたのですが、
やっぱり。
(昨年の紅葉の時期も例年に比べて
早かったような気がしていた。)
掲載の表は
アスワット顧問、動物研究者・渡辺茂樹と私が、
アスワットの過去のデータをもとに作成した
「シベリアイタチの年間生活史」
です。
例年でいえば
2月末から3月初くらいから
交尾行動情報が寄せられ6月初まで続きます。
アスワットに寄せられた
最も早い交尾行動の情報は、
2014年2月初ですので
その年と同様、
今年も超早い交尾時期に
突入したようですね。
交尾が始まったというけど、どうやって判断しているの?
でも、
偉そうにシベリアイタチの交尾が始まった!
って言ってるけど
適当に宣言してるだけじぁないの?
と思われている方も多数いると思います。
確かに絶対的な
確証があるわけではありませんが、
イタチ防除の専門業者として
過去から積み上げてきた
お客様からの聞き取り調査や現場情報から、
渡辺先生と以下の通りの条件に
当てはまっていれば
交尾ではないかという
ポイントを定めています。
- シベリアイタチの生息地域で2月以降。
- イタチと思われる動物が屋根裏で複数等鳴きながら走り回る。
- その事象が1時間から1時間半続く。
お客様の情報から、
以上の3ポイントの事項が
すべて当てはまるのであれば、
シベリアイタチの交尾行行動だと
アスワットでは判断するようにしています。
北大阪のお客様から寄せられた情報
今回、お問合せがあった
北大阪のお客様の情報は、
数年前から時々、
天井裏にイタチらしき動物が侵入していたが
数日すると居なくなったので放っておいた。
今年に入って数回侵入してきたが、
2,3日前から激しく走り回るようになり、
昨夜はドタバタと2頭が鳴きながら
1時間ほど暴れまわって
怖くなりアスワットへ連絡した。
その後、静かで足音も聞こえないとのこと。
① 北大阪
(詳しくは言えませんが、
シベリアイタチの生息地域)
② ドタバタと2頭が暴れまわる
③ 1時間ほど
①~③の事項にすべて当てはまりますね。
アスワットに寄せられた
交尾行動に当てはまる情報は
今年初めてであったため、
少なくとも関西では
2023年、シベリアイタチの交尾が
始まったと予想されます。
シベリアイタチ交尾のあとはどうなる?
シベリアイタチは一夫多妻制単独行動。
メスのお腹に子供が宿ると
約1カ月間の妊娠期間を経て
子供を4~6頭ほど生むのですが、
(オスは子育てに参加しません。)
最近は残念なことに
住宅の屋根裏で出産・子育てを
メス単独で3カ月間行うことが多くなり
その期間、
イタチ親子のの糞尿や持ち込んだ
食べ物の残骸などで天井裏が急激に
汚されることになるので厄介です。
出来ればそうなる前に、
早めの害獣防除対策をお奨めします!
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