そろそろ害獣たちが屋根裏で
子育てをする時期にはいりました。
先日もアスワット大阪支社のスタッフが
奈良県の現場でアライグマの子育てを確認しましたが、
もう4月も月も後半ですので害獣の中でも出産が早い
アライグマが子育てをしていても
何ら不思議ではない時期です。
これから次々と害獣の子育て現場での依頼が多くなりますので
私たちも現場で慎重に調査しないといけません。
今回はそんな時期にぴったり、お役立て記事。
① 害獣が天井裏で子育てしているかもと疑え。
イタチやアライグマなどは
春から夏にかけて天井裏で子供を産み、
子育てを2~3ケ月行います。
その場合、
ほとんどの害獣がメス単独で子育てをするので
自分の食べ物探しに外へ出かけては
定期的に帰りお乳を子供らに与えるという
行動を毎日くりかえします。
子育て以外の時は
時々しか侵入しなかった害獣がこの期間、
毎日出入りを繰り返しているようなら子育てを
疑った方が良いと思います。
要するに子育てをしているか?、していないか?
で駆除の方法が異なりますので
今、どんな状態になっているのかを把握することが大切です。
② 3月から8月の間の害獣捕獲は慎重に。
屋根裏で子育て中なのかどうかを確かめずに
捕獲器を設置して害獣捕獲駆除をするのは危険です。
なぜならば、ほとんどの幼獣が離乳し独り立ちをするのに
少なくても3ケ月~5ケ月ほどかかります。
特に屋根裏でメス親ともに生活し
母乳もしくは離乳食に頼っている間に
メス親が設置した捕獲器によって捕獲された場合は、
お乳の供給が断たれ屋根裏で死んでしまう恐れもあります。
また、そういう場合は幼獣がバラバラに動き出し壁のすき間に落ちて
取り出すのにひと苦労したり、
最悪の場合はどこで死んだのかわからなくなり
腐敗して初めてわかる場合も。
ですから、害獣の子育て中の捕獲は厳禁です!
③ 天井裏で害獣が子育てしていたら
絶対にバルサンなどの煙は使わない。
これも②と重複するのですが子育て中、
びっくりして出ていくだろうと屋根裏にバルサンなどの
煙を焚く方も多くみられますがこれもNG。
屋根裏で子育てする害獣は約3~6頭の幼獣を産み、子育てします。
そんな状態でどこからともなく大量の煙が天井裏に充満してくると
メスもパニック状態となり、
まだしっかり歩くことのできない幼獣を一時的に助けるために、
煙のとどきにくい壁のすき間に落としたり、
数頭だけを咥えて野外に連れ出し帰ってこないことも。
煙がなくなった後、メスが取り出せなくなったり、
育児放棄のため同じく死んでしまう場合も多々あります。
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