獣が侵入した屋根清掃時、いろんなものが出てきます!

 

私たち害獣防除業者がお客様から
ご依頼いただくお仕事は大きく分けて3つ。

 

  1. 害獣を二度と建物内に侵入させない施工【侵入阻止】
  2. 汚れた天井裏のお掃除【屋根裏清掃】
  3. 害獣が持ち込む可能性がある害虫の駆除【殺虫処理】

 

今回はそのうちの
②汚れた天井裏のお掃除のお話です。
 
 
二ホンテンの記事を紹介するアスワット・福永健司
 

 

  都府亀岡市から二ホンテン防除のご依頼

 

京都府亀岡市のお客様から、

毎年、

何度か天井裏に動物が侵入して

走り回っていたがすぐに居なくなったので

そのまま放っておいた。

 

今年2月に入ってから

頻繁に走り回るようになり、

天井裏から生臭いニオイがしてきたので

アスワットに駆除をお願いしたとの経緯。

 

伺い調査すると、

糞の形状や内容物・地域性から

侵入害獣は

 

二ホンテン(以下:テン)

 

と判定いたしました。

 

 

【清掃前①】

二ホンテンの糞で汚れた天井裏写真①

 

【清掃前②】

二ホンテンの糞

 

【テンによって荒らされた断熱材】

テンによって荒らされた天井裏の断熱材

 

 

それにしてもこの糞の量!

 

イタチであれば、

これくらい天井裏に糞が溜まると

強烈なニオイがお部屋の中まで

してくるのですが、

 

テンは中型獣の中でも

ハクビシンと同様ベジタリアンなので

 

糞のニオイがイタチの比べて比較的少なく

 こんなことになるまで判らないのが厄介。

 

 

  ン防除作業が終了後、気になる屋根裏のお掃除開始

 

日本建築のほとんどの天井板は、

ひとつ踏む場所を間違えれば

 

簡単に踏み抜いてしまうような

構造になっているため

 

足場板を使用して、

体重分散しながら天井裏に入り、

清掃をするという超過酷で

プロの技術を必要とします。

 

【足場板を使用して体重分散しながらする清掃作業】

足場板を巧みに使い汚れた屋根裏清掃を行うアスワット・福永健司

 

 

テンによって荒らされた

断熱材の中から鳥の羽根が出てきたので、

 

おそらくテンが食べるために

持ち込んだ残骸だと思います。

 

【f断熱材の中にある鳥の羽根】

テンが持ち込んで食べた鳥の羽根の残骸

 

 

汚れた断熱材を撤去した後は、

大量にあるテンの溜め糞の清掃を

隅々まで行った後、

 

空間噴霧器で殺虫処理を行い、

すべての作業を終えました。

 

【清掃後①】
汚れた天井裏の清掃後

 

【清掃後②】

二ホンテンの溜め糞清掃後の写真

 

 

今回、珍しいものを

テンが持ち込んでいましたのでご紹介。

 

それがこちら!
 
テンが天井裏に持ち込んだ鹿の足の骨
 
 
鹿の足の骨ですねー。 
 
イタチやテンなどの
害獣は夜行性なので
夜な夜な餌を求めて徘徊し、
 
獲た食べ物を安全なところに持ち帰って
ゆっくり食べる習性があります。  
 
 
ベジタリアンであるテンは
好んで果実などを食べますが、
 
タンパク質も必要となるため
動物も採餌します。
 
先ほどの写真のように、
鳥や蛇のような小動物の残骸などが
屋根裏から出てくることは
珍しくありませんが、
 
こんな長く大きいものを天井裏に
引き込んで食べていたなんて、
ちょっとビックリです。
 

 

  ンが持ち込んだシカの足の骨はスキャベジング

 

えー!すごいな、
テンがライオンやトラみたいに
鹿を襲った後、持ち込んで食べたの?
 
と、お思いの方はご安心ください。
 
さすがに中型獣のテンが
自分より大きなシカを襲って
捕食することはありません。
 
多分、
スキャベジング(scavenging)
といって直訳すると
 
「ゴミあさり」。
 
要するに、
何tらかの事情で死んだ鹿の残骸を
テンが屋根裏に持ち込んで食べた、
ということにです。
 
それにしても、
テンの侵入口は屋根上にあったので、
そこまで咥えながら登ってくるとは、
 
テンの身体能力って凄いなぁ~!
 
と、いまさらながら驚きを隠せない
アスワット・福永でした。
 
 
タンパク質摂取のため鹿肉を食べる二ホンテン
 
 

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鉛筆害獣防除業者・アスワット代表:福永健司 プロフィール鉛筆

 

害獣防除業者アスワット代表 福永健司のプロフィール画像

 

害獣防除アドバイザー・アスワット代表の福永健司。
大手家電メーカーへ就職の後、その経験を活かし街の電気屋店に18年務めたが挫折。ゴキブリやネズミなどを扱う害虫・害獣駆除会社に5年間アルバイトの後、独立。2011年、害獣駆除だけを専門で行う業者がない当時、先駆けとして「アスワット」(本社/兵庫県西宮市)を立ち上げる。2012年、アスワット大阪支社(大阪府藤井寺市)、2013年、アスワット京都/滋賀営業所(滋賀県大津市)とアスワット阪神支店(兵庫県尼崎市)を開設。

 

あるメディア出演で知り合った動物研究者の渡辺茂樹(現在:顧問)の提唱する『繁殖場所を減らしていくことが結果的に害獣の繁殖をコントロールすることに繋がる』という論に賛同。『お客様が理解する害獣防除』合言葉に民家に侵入する害獣を追い出し、全ての侵入口を封鎖する専守防衛対策がアスワットの基本方針となり現在も創意工夫しながら実践し現在に至る。

 

専門とするのは家の天井裏に侵入し住民に糞尿や騒音などの衛生・精神的被害を負わせる『イタチ』『テン』『ハクビシン』『アライグマ』関西を中心に害獣防除アドバイザーとして独自に研究開発してきたオンリーワンの技術・知識・ノウハウを駆使して年間100件ほどの害獣を屋根裏から追い出し、すべての侵入口を封鎖する、クオリティー高い完全防除施工でお客様に5年間の侵入保証サービスを提供。住環境獣害でお困りのお客様から快適な生活環境が戻ってきたと喜んで頂いている。

 

夏から秋口にかけて業務が落ち着く時期に『スズメバチ駆除』を行っているが、どちらかといえば世間からはスズメバチ駆除のプロフェッショナルとして認知されており、それに対して本人は非常に不満。(本当は害獣防除のプロフェッショナルです・・・苦笑)

 

豊富な施工経験から判断しスムーズかつ、正確に駆除するスタイルと、わかりやすい説明が評判をよび、関西の各メディアから毎年多数出演依頼あり、多忙な業務の間にこなしている。

 

現在なお、現場の第一線で活躍するとともに鳥獣管理士準1級の立場からコンプライアンス遵守のもと害獣防除業界のパイオニアとしての誇りを胸に、顧問の渡辺茂樹と共に後進の指導・動物研究、信頼される業界づくりの確立にも励んでいる。プライベートは滋賀と京都の古刹巡りとお酒をこよなく愛す、どこにでもいる優しいおじさん(笑)。
 

【保有資格と参加団体】
鳥獣管理士準1級 
防除作業監督者 
わな狩猟免許 
京都観光検定2級
日本哺乳類学会(会員)
認定特定非営利活動法人四国自然史科学研究センター(会員)
南紀生物同好会(会員)

 

【メディアなど出演歴】
いた!ヤバイ生き物 キケン生物と大バトル (日本テレビ)
痛快!明石家電視台 (毎日放送)
よ~いドン!凄腕ワーカー (関西テレビ)
おはよう朝日です」 (朝日テレビ放送)
お笑いワイドショー マルコポロリ! (関西テレビ)
探偵!ナイトスクープ (朝日テレビ放送)
NEWS PORT (サンテレビジョン)
ニュースシグナル (サンテレビジョン)
スーパーニュース特報 (フジテレビ)
冒険チュートリアルやったことない冒険ツアー (関西テレビ)
VOICE憤懣本舗 (TBS毎日放送)
ムーブ! (ABC朝日放送)

 

 


 

 

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