受験生を持つお母さんには、5教科や3教科などの「合計点を上げるにはどうしたら良いのか?」考えている方もいらっしゃるでしょう。
結論から言うと、
総合点をあげたいなら、まずフォーカスするのは
得意科目をもっと伸ばす!
です。
例えば
社会が85点
英語が30点の中学生。
普通のお母さんは
「英語がんばりなさい」
「英語どうにかならないの?」
って言うと思います。
そして
「うちの子の英語、ヤバイ」
「英語の塾に行かせなきゃ」
と思うでしょう。
でも、まず手を付けるのは、得意科目の社会が100点にならないのか。
もともと興味があったりして、少ない負担で良い点取れている科目は、その子が得意なこと。
そっちにまずフォーカスしましょう!
簡単にできるのは
「社会すごいね」
「良くできるね」
と点数の良かった社会をほめてあげること。
意外と本人、自分の長所・強みの自覚がないこともあります。
不自然にハイテンションでほめる必要はないですよ。
お母さん、自分自身を考えてみると、
苦手なことより、得意なことや好きなことの方が楽にできるし、集中できるし、より短時間で上達できるでしょ?
料理は好きだけど、掃除は嫌いだったら、掃除が後回しになりがちじゃない?
得意科目・好きな科目の点を上げる方が簡単!
「なんで間違えたのっ!?」
「どうしてこんな点なの?」
と言って怒ったりして、
「できない」「足りない」にフォーカスするのはやめる。
ますは、できた部分や得意科目を見て、認めてあげましょう。
とれた点数関係なく、一番時間をかけていたっぽい科目とかでも良いと思います。
「今回のテスト、前より英語やってたみたいだね」
とか言うだけで良いと思います。
(ほめなくても、嘘じゃない印象を言うだけでOK)
結果だけじゃなくて、
「プロセスを見てくれてるんだ」
と思えると嬉しいもの。
そもそも
●できたこと・やったことをお母さんも喜んでくれる
●できなかったことをお母さんが怒る
子どもに勉強のやる気を出させるのはどっちかな?
何かの科目にお子さんの自信が付けば、苦手な科目も
「挑戦してみようかな~」
「これも工夫してみよう」
と思えるようになります。
子どもが受験をする頃って、いわゆる反抗期でもあって、親子でぶつかりやすいかもしれません。
お母さんが子どもを思う気持ちが空回りしないように、程よく声をかけられると良いですね。