皆さま、おはようございます！
昨日、無事に２回目のワクチン接種を終えました。
１回目の時は腕に筋肉痛のような症状が出ましたけど、
今回はそれに加えて38度近くまで熱が上がりました。
これって効いてる証拠ですよね。
引き続き、感染症対策を万全にして行動します！
話は変わりまして、
今朝は５年前に訪れた予讃線から
下宇和（しもうわ）駅の訪問記です。
下宇和駅は昭和16年に予讃線が延伸した先に開業、
昭和61年に現在の簡易駅舎に建て替えられた駅でした。
すぐ隣に、同じ日に開業した立間駅がありますが、
下宇和駅は近代的な簡易駅舎に対して
立間駅は開業当時からの古い木造駅舎が残るのですよ。
この２駅、開業当時は確か似た駅舎を持つ同士だったはず。
立間駅はJRに移行後も
貨物駅としての機能が残されてたことから
有人駅時代の駅舎が生かされてたのですけど、
その貨物の取り扱いは平成18年に完全廃止されました。
立間駅は無人駅だし、
次に駅舎が建て替えられるとしたら
このタイプに変わる予感…
どちらがイイかは議論しませんが、
国鉄時代に丈夫な駅舎が与えられた下宇和駅は
幸せなのかもしれませんね。
この駅舎、どこかで見覚えがあると思ったら
３つ隣の伊予石城駅や伊予平野駅と同一仕様だったみたい。
伊予石城駅は下宇和駅と開業年は違いますが、
（伊予石城駅は昭和20年開業）
昭和46年に無人駅化された等々、
その後の歴史は下宇和駅と一緒でしたっけ。
下宇和駅は列車の行き違いが可能な
相対式ホーム２面２線構造です。
２本のホームは構内踏切で結ばれてました。
ホームには交換列車待ちの普通列車が停まってましたが、
普通列車同士の交換は
下宇和駅で優先的に行うダイヤが組まれてること、
Wikipediaを見て知りましたよ。
下宇和駅は構内が狭く、多客時の特急列車等、
５両編成以上の列車の行き違いが出来ないんですって。
列車の車掌さんが
「交換列車はまだ来ないかな～」
みたいな感じでホームに立ってましたが…
しばらくすると列車が姿を現しました。
下宇和駅の構内が賑やかに変わる瞬間です。
やべ、テンション上がってきた。
無人駅に単行のキハ54はホントに似合いますな。
今は無人駅の下宇和駅ですが、
昔は貨物の取り扱いも行われていたみたいです。
下は国土地理院のサイトから転載した
昭和23年撮影の航空写真ですが、
駅舎の隣にある、大きな上屋を備えた貨物ホームと
そこに伸びる側線が写っているのが見えますかね？
町の様子自体は今も昔も変わらぬ模様。
元は駅前商店と思われる民家さんもありましたよ。
最後は静粛な時を取り戻した構内の様子で〆ます。
下宇和駅の初代駅舎は46年（昭和16年～61年）で天命を全う、
片や、今ある駅舎は竣工してから既に35年が経過してます。
あと10年で駅舎が建て替えられるとはとても思えないし、
国鉄時代に建て替えられた現駅舎が
不死身なアイテムに見えてきましたよ。
↑（松山駅方面）
北伊予駅（平成28年10月12日） ・構内改良後（令和３年４月10日）
↑
↓
下宇和駅（平成28年10月14日）
駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。
新着情報がすぐ受け取れるフォロワー登録をお願いします！
