皆さま、こんにちは!
前回のブログで観光列車「伊予灘ものがたり」が運転停車し、
乗客向けにおもてなし(地産品の特別販売)が行われる
予讃線・伊予上灘駅の訪問記をUPしました。
前回のブログもチェックくださいませ。
自分が伊予上灘駅を訪れたのは平日で、
残念ながらその様子を伺うことは出来ませんでしたが、
先月に四国を旅した際、
ついに観光列車の「おもてなし」を目撃したのです!
場所は土讃線・琴平(ことひら)駅でしたよ。
明治22年に土讃線の前身である讃岐鉄道の手により開業した琴平駅。
現在の駅舎は大正11年に建て替えされたモノです。
本当はネオン管が発光する駅名標が掲げられた、
国鉄時代から続く駅舎の姿を撮りたかったのですが、
平成29年に建て替え当時の姿に復元されたとのこと。
好みは分かれるところでしょうが、
個人的には改築前の姿の方が好きでした。
最近各地の駅舎で増えたレトロっぽい装いに
あざとらしさを感じるのは自分だけでしょうかね?
せっかく琴平駅まで来たのなら
こんぴらさん(金刀比羅宮)にお参りしなきゃいけないのでしょうが、
陽が沈む前に高知に移動しなければならないので
次回訪問の際に時間を作りたいと思います。
ちなみに今回の旅の最中、
香川県では不要不急の外出自粛と
飲食店の営業時間短縮要請が出されたからか、
こんぴらさんに繋がる駅前通りは人の姿がありませんでした。
さてさて、琴平駅の構内に入ると
ホームに大勢の人たちが列を作っていたのです。
中には着物を着付けられてた方もいらっしゃいまして…
理由を聞くと間もなく観光列車が到着するらしく。
琴平駅では乗客向けに「おもてなし」が行われるそうです。
ついに自分にもこれが見れるチャンスが到来したか。
遠くからその列車が近づいてきました。
車両は真っ赤なキハ185系…
全車グリーン車ですけど形式を「キハ」と呼んで大丈夫かな?
列車は「四国まんなか千年ものがたり」だそうです。
大歩危駅~多度津駅間を約3時間かけて運行、
琴平駅では約20分停車するんですって。
列車は琴平駅の1番線ホームにゆっくりと到着します。
そうそう、この様子を見たかったのよね。
本来はこの時刻、
1番線ホームに岡山駅行き特急「南風20号」が停車しますが
「四国まんなか千年ものがたり」の運行日に限り
2番線ホームに変更される模様。
その理由は、直後の駅の様子でわかりました。
「四国まんなか千年ものがたり」の食事利用者は、
駅舎内に設けられた専用待合室「ラウンジ大樹」で
ドリンクやデザートの提供サービスを受けられるらしく。
アテンダントさんの案内により
乗客が次々と部屋に飲み込まれてましたよ。
「駅好き」を自称してる自分もいつかはここに入りたいですが…
料金は約9,000円ですか。
青春18きっぷで運賃が浮かせられて
満足してる場合じゃありませんでしたね。
琴平駅は運転停車ではないので下車することも可能です。
そこそこの数のお客様が列車を降りられました。
「四国まんなか千年ものがたり」が到着してから
琴平駅の駅前は賑やかに変わった印象でした。
観光地はやはりこうでなきゃ。
それにしても、全国各地で国鉄型車両の淘汰が続いているのに
四国では元気で活躍しているのが嬉しいです。
キハ185系は廃車がわずか1両(平成25年に抹消されたキロハ186-1)
のみという残存率の高さは奇跡もんだと思いますよ。
この後は琴平駅の駅舎をじっくりと眺めましたが
長くなりましたので次回に続きます。
続きもぜひチェックくださいませ。
小松屋さんの讃岐うどんの生うどん、美味しくて毎月通販で買ってるのですが
琴平町にあるお店さんであることを今になって知りました。
↑(多度津駅方面)
金蔵寺駅
善通寺駅
琴平駅(令和3年4月11日) 前編 ・後編
箸蔵駅
阿波池田駅
阿波川口駅(平成27年10月6日) ・改装後(令和2年2月1日)
大歩危駅
土佐山田駅
布師田駅
土佐一宮駅
高知駅
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