皆さま、こんにちは！
ご心配をおかけしましたが、ようやく退院の目処が立ちました。
今週末には職場復帰が出来そうです。
まさか自分が患うとは思ってもいなかった癌。
舌癌の原因は「喫煙」「飲酒」がツートップらしいですけど、
「飲酒」がめっちゃ思い当たりまして…
半年くらい前からほぼ毎日「宅飲み」を続けていたのですよね。
禁酒は無理ですが、飲む機会は週イチ程度に減らしたいと思います。
もしくはビールじゃなく養命酒に変えようかな？
今日は今年の２月に訪れた
土讃線・山田西町（やまだにしまち）駅の訪問記です。
昭和27年に開業した生粋の無人駅でしたよ。
山田西町駅は土佐山田町（現・香美市）の西端に位置する駅として開業。
駅舎は無く、単式ホームに上屋があるだけの停留所タイプの駅でした。
あくまでも個人的な見解ですが、
国鉄駅に停留所タイプの駅が増えた時期は過去に２つのブームがあり、
ひとつめは全国各地で気動車の配置が進んだ
昭和20年代半ばから昭和30年代、
もうひとつはフリークエントサービスが向上したJR移行期です。
山田西町駅は前者の時期に開業した駅でしたよ。
土讃線では国鉄時代、
客車列車と気動車による普通列車が運行されてましたが、
山田西町駅は短編成の気動車列車にのみ対応したホーム長だったたために
客車による普通列車はすべて通過扱い、
一部の気動車列車のみが停車する駅だったみたいですね。
駅は町工場の裏手にある上、駅名標が無いので
場所はかなりわかりづらいです。
こちらのスロープを進入してホームにイン。
山田西町駅はカーブ上に単式ホームが設けられた駅です。
ここは特急列車が時速120キロで通過してゆく区間。
線路にキツめのカント（２本の線路の高低差）が設けられてました。
この辺りは水路が入り組んでる地域、
駅にながらにして鉄橋（短いプレートガーター橋ですけど）を
間近に眺めることが出来ましたよ。
さてさて、山田西町駅で気になったのが上屋に設けられた側窓です。
開閉可能なサッシ窓が設けられてますが、
背後は工場の壁面で開けても景色が眺めれれないのです。
風通しも悪そうですし、この側窓の存在って一体…？
そこで昔の航空写真を見るとその答えが見つかりました。
舌は国土地理院のサイトから転載した昭和37年撮影の航空写真ですが、
ひと昔前まで、田んぼのど真ん中にある駅だったみたいですね。
今は宅地化が進み「開けても景色が楽しめない」側窓に変わった模様。
「町の西端にある駅」の時代は遠い昔の話なのかもしれませんね。
雨ざらしのベンチが置かれてましたが、
ここに座る人っているのかしら？
小さくてもいいからベンチの上には屋根が欲しいですな。
最後は山田西町駅を発車する列車の画像で〆ます。
カントのお陰で車両がめっちゃ傾いてました。
国鉄時代（昭和55年10月時点）は
停車する列車は上下合わせてわずか12本だった山田西町駅。
現在は上下合わせて46本まで増えました。
倍増どころか約４倍までマシマシした山田西町駅。
躍進ぶりはハンパないっすね。
退院したら「駅巡り」を再開したいところですけど、
その前に体力を回復させなきゃ。
何度も言いますけど、
カラダの異変を感じたらスグに病院で検査ですからね。
あと１か月処置が遅かったらと思うとゾッとしてましたわ。
下記の書籍で、裏手に工場が無い山田西町駅の写真を見ることが出来ます。
↑（多度津駅方面）
金蔵寺駅
善通寺駅
琴平駅
箸蔵駅
阿波池田駅
阿波川口駅（平成27年10月６日） ・改装後（令和２年２月１日）
大歩危駅
新改駅
土佐山田駅
山田西町駅（令和２年２月３日）
土佐大津駅
布師田駅
土佐一宮駅
薊野駅
高知駅
↓（窪川駅方面）
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