皆さま、おはようございます!
駅弁(駅便じゃありません)好きの方なら
函館本線・森(もり)駅をご存知ですよね?
名物駅弁の「いかめし」が売られている駅。
最近は道内各地の駅で「いかめし」が売られてますけど、
元祖は森駅の阿部商店さんが販売しているモノでした。
だから、近所のスーパーで駅弁大会が催されるたび、
店頭に並べられた「いかめし」を眺めながら、
森駅を訪れた際は、出来立ての「いかめし」をゲットしようと
心に決めてたのです。
そしてついにそのチャンスが巡ってきました。
今から4年前ですが、函館本線の廃止予定の駅を周るために
初めて森駅に立ち寄ることが出来たのですよ。
こちらは森駅のホームに立てられた駅名標です。
駅名標の西側に2つの駅名が記されてますが、
森駅から函館本線の支線である砂原線が分岐してるから。
平成29年春のダイヤ改正で、
駅名標に記された「姫川駅」「桂川駅」が旅客営業を終えたのは
まだ記憶に新しいですよね。
廃止された2駅の様子は過去のブログを見て頂くことにしまして…
「いかめし」の存在によって知名度が全国レベルである森駅。
さぞ「いかめし」ムードが漂ってるかと思いましたら、
意外なことにピザ屋な雰囲気の駅でしたよ。
お店は宅配ピザの「ピザ・テンフォー」が運営しているらしい。
CIに北海道が模られているので
てっきり道内だけにあるお店かと思いましたら、
我が地元の宮城県にも名取店・小牛田店があるらしいですぜ☆
だからなのでしょう、
駅前にはデリバリーカーがズラリと並んでました。
もはや駅の風景というよりも
ピザ屋さんのデリバリー基地って感じですね。
だから駅舎の中もピザ屋さん感強し!
駅舎内にチーズの香りがほんのりと漂っていて、
あやうくこの後の駅巡りの予定を全キャンセルするところでしたわ。
店名の「10.4(テンフォー)」の由来が気になってましたが、
「ジューシー」を数字化したのかな?
ホーム側にはドライブスルーっぽいカウンターがありました。
列車の車内で出来立てピザを食べたら、
「豚まんテロ」や「たこ焼きテロ」どころじゃなさそうですね。
自分が森駅を訪れたのは熱々なピザが目的ではなく
名物駅弁の「いかめし」です。
そこで「いかめし」はどこで買えるのか、構内を眺めてみたのですが…
構内にあるキヨスクは、たまたま休憩時間だったみたいで
シャッターが降ろされてました。
「いかめし」はどこに行っちゃったのよ~?
キヨスクの休憩時間は14:00~15:00までです。
1時間後には再オープンしますので、
その間に構内を眺めることにしました。
森駅は明治36年に開業した駅。
今ある駅舎は昭和53年に竣工したモノだそうですよ。
相対式ホームと島式ホームを持つ複合2面3線の駅構造。
森駅より西の区間は複線、東は函館本線と砂原線が分岐してます。
天気が良ければ跨線橋から雄大な駒ヶ岳が見れるみたいですけど…
この日は曇り空で駒ヶ岳の姿は見れず。
雨男な自分の運命を恨んでやる~
函館本線の列車に乗るたび、
森駅から眺められる海の景色が気になってたんですよね。
ここはかつて、北海道の開拓が本格化した頃に
明治天皇が森~室蘭間に定期運行されてた開拓使船を利用して
上陸した地だそうです。
当時の桟橋が朽ちた状態で今もあるみたいですよ。
函館本線・砂原線では、森駅を始発駅・終着駅とする区間列車が
頻度高く運行されているため、
キハ40がアイドリング音を響かせながら留置されてました。
通過するコンテナ列車を見送ります。
森駅はすべての旅客列車が停車する駅でした。
そこを猛スピードで通過する長大な編成の貨物列車…
もうね、見ててニヤケが止まりませんでしたよ。
こうして森駅を堪能、この後は次の目的地に移動したのですが…
「いかめし」買うの忘れてた。
なにやってるのよ自分。
そこで先月末のことですが改めて森駅を訪れました。
この4年の間に森駅の様子も変化してたみたいですね。
そんな様子は長くなりましたので次回に続きます。
(続きもチェックくださいませ)
いかめし阿部商店さんの「いかめし」、通販で買うことが出来ます!
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森駅(令和2年8月27日) 前編 ・後編
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