皆さま、おはようございます!
…と言うには時間的にちょい早すぎかな?
昨年11月に函館本線・黒岩(くろいわ)駅に行ってきました。
この日、ここに来た目的は、
お隣にある北豊津駅が今年3月のダイヤ改正で
信号場に格下げされることが決定してたからです。
現役の駅であるうちに、一度は来てみたかったのですよね。
「きたとよつ」が記された駅名標、もう見ることが出来ませんのよ。
昨年3月のダイヤ改正では
黒岩駅の2つ隣にある鷲ノ巣駅が信号場に格下げされましたけど、
この日に現地に訪れたところ、
駅舎やホームは跡形なく姿を消してしまってまして…
出来れば、現役だった頃に訪れたかった。
こんな後悔は二度としたくなく、
北海道新幹線の初乗車を兼ねて、函館本線の駅巡りに来ちゃいましたの。
それにしても、誰もいない無人駅に居れるのって、
ホントに気持ちがいいですよね!
公共の駅を独り占めしてる感がハンパないというか…
例えるなら、芸能人の子に付きっきりでデートしているみたいな感じ。
この例えは間違っているかしら?
ここで黒岩駅のプロフィールをチェックします。
明治36年、国有化される以前の
北海道鉄道(明治40年に国有化)の手によって開業した駅だそうで、
現在の駅舎は、無人駅化された直後の
昭和62年に建て替えされたモノだそうですよ。
ホームに石積みの部分がありましたけど、
民鉄時代に造られたモノなのでしょうね。
昔のホームって、かなり低かったみたい。
黒岩駅は相対式&島式ホームによる複合2面3線構造…改め、
島式ホームの片面が撤去された2面2線構造でした。
以前にブログで挙げた函館本線・中ノ沢駅と同じ配線ですね。
2本のホームが、跨線橋ではなく構内踏切で結ばれてる点も、
中ノ沢駅と一緒でした。
中ノ沢駅とは、利用客数は大して変わらないはずなのに、
黒岩駅だけ駅舎が新築(中ノ沢駅はダルマ駅舎)されたのはナゼなのでしょ?
頭を傾げながらホームをうろつく自分、
辺りから自殺志願者だと思われそうですけど、
ここは無人の無人駅なので大丈夫。
自分は駅舎と駅便の兼任ヲタなので、
もちろん黒岩駅の便所もチェックしましたよ。
便所は駅舎に備え付けてあり、ホーム側から進入出来る造りでした。
ん?鍵が閉まってる。
うむむ?
自分は、駅便(駅の便所)、宇宙人、未来人、異世界人、
超能力者には興味がありますけど、
ただの公衆便所には興味ありません。
でもでも、八雲駅長がご利用くださいって言うんですから、
広場にある八雲町公衆トイレに行ってみましたよ。
うげっ!すげー立派なトイレだ!
黒岩駅の駅舎が霞んで見える…
中はこんな感じです。
表札が無ければ、敷金・礼金ゼロのレオ〇レスみたいですね。
本当にリッパすぎ~
北海道の無人駅は駅舎よりも駅便の方が立派な法則が
ここでも発動されてたみたいです。
それなのに、黒岩駅の乗車客数は3人/日なのだとか。
もうちょっとあってもいいような気がしますが。
黒岩駅は複線区間(山崎駅方面)と単線区間(国縫駅方面)の境界にある駅。
詳しく調べてはいませんでしたけど、
列車が行違う、鉄道ファン好みなシーンが見られる駅なのかもしれませんね。
それとも、2本の線路が離れているから関係ないかな?
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