皆さま、おはようございます!
今朝は「秘境駅」としてファンに人気の
この日、函館本線の駅巡りに来た目的は、
それらの駅は1日の乗車客数が1人以下とのことで
惜しくも平成29年春のダイヤ改正で廃止されてしまいましたが、
廃止を免れた赤井川駅も安心してちゃいけません。
ここも片手で収まるぐらいの乗車客数しかない駅ですからね。
そんな赤井川駅、どんな山奥にある駅かと思いましたら、意外や意外!
大沼国道(国道5号線)から400メートルほどしか離れておらず、
駅方向に分岐する道の近くには、ご当地バーガーが大人気の
ラッキーピエロさん(森町赤井川店)もあるのです。
ただし、駅前周辺には民家がほとんど無いというか…
駅前風景はこんな感じですので、
列車を降りて駅だけを見て帰るファンには
とんでもない場所にある駅に映るかもしれませんね。
こちらは住民の皆様が利用されてる生活道ですけど、
ここから人が現れたら、それはそれで驚きだったかも。
こんな様相の駅ですから、てっき北海道の駅にありがちな
国鉄時代の仮乗降場を昇格させて駅にしたパターンかと思いましたら、
明治37年の開設当時から駅だった、「生粋の駅」だったようで。
ワクワクしながら赤井川駅の様子をチェックしましたぜ☆
最初は駅舎…じゃなくて駅前にある唯一の建物である駅便からです。
この駅便、外壁が貼り換えされているので
パッと見た感じは古さを感じませんでしたが、
中を見たら、おったまげてしまったのですよ。
壁式小便器に無理やり便器くっ付けてる!!!
これ、昔はコンクリート壁に小便をひっかてけたヤツですよね?
3人用→1人用に改められてる辺りに
赤井川駅の利用者数の減少傾向を感じちゃいました。
大便器はこんな感じです。
2個の便器、なぜか大きさが違ってましたが、
どなたか赤井川駅の駅便の歴史を論文にして発表してくだされ。
この時間帯は朝食中の方も多いと思いますので、
このネタはここまでにしておきます。
続いては駅舎様子でした。
赤井川駅は昭和47年まで駅員さんが配置されてた有人駅で、
駅舎は有人駅時代のモノを改装して利用してるそうです。
奥に扉が見えますが、有人駅時代の事務スペースは
保線作業員さんの詰所として使われてるみたいですね。
中を覗くと、除雪用具や列車の滑り止めの砂等が置かれてました。
黒板に書かれているのは除雪列車の通過時刻かな?
待合室には8脚のベンチが置かれてますが、
赤井川駅の1日の乗車客数はこの数に満たない状況…
駒ケ岳登山には駒ヶ岳駅(駒ケ岳登山口の最寄り駅)の方が
便利かと思いましたら、「赤井川登山ルート」もあるみたいです。
天気が良ければ赤井川駅付近からも駒ケ岳が望めるみたいですけど…
すみませんねぇ、自分は雨男なものですので。
有人駅時代は、構内踏切の正面に改札口があったはずですので、
当時は今の倍ぐらいの大きさの駅舎があったのではないでしょうか?
左側に見える木柵辺りまで駅舎の敷地だった?
それではホームに入ります。
赤井川駅は駅舎側に背を向ける相対式ホームを2面持った、
2面2線構造の駅でしたよ。
駅舎に面したホーム(1番線)に対して
外れ側のホーム(2番線)が極端に短いですが、
基本的には上下列車共に1番線ホームに停車し、
列車の退避が行われる場合にのみ2番線が使用されるためです。
見た雰囲気は静かな駅ですけど、
特急スーパー北斗や貨物列車が頻繁に往来するので
油断は禁物ですからね。
2本のホームを結ぶ構内踏切を眺める。
最後は駅の全景で〆ます。
…以上、素敵な景色で囲まれていた、
ラッキーピエロの近くにある赤井川駅の様子でした。
赤井川駅の話題ではないのですけど、
道南エリアを旅した際によく通る大沼国道。
赤井川駅~駒ヶ岳駅付近の国道沿いに
リサイクルセンターがあるのですけど、
ここに置かれている
足付きの車掌車(ヨ8000)がいつも気になってました。
江差線(木古内駅-江差駅間)が平成26年春に廃止された際、
ダルマ駅の駅舎がここに持ち込まれたというウワサを聞きましたが、
鉄道関連のリサイクルもされてるのでしょうかね?
自分は4月に道南を再訪する予定、今から楽しみでした!
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赤井川駅(平成28年11月16日)
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