皆さま、こんにちは!
黄金週間が終わってしまいまいましたね。
この間にお仕事だった方は、今日辺りから休みなのかな?
どこか、いつもの平日よりも道路が混んでないように感じてました。
さて今日は、2年半前に訪れた四国は予土線の駅から
二名(ふたな)駅の訪問記です。
二名駅は単式ホームの上に上屋があるだけの簡素な造りの無人駅。
だからと言って馬鹿にしちゃ~いけません。
歴史は古く、予土線の前身である宇和島鉄道が
大正3年に開設した駅だそうですよ。
開業当時は軽便鉄道規格の路線(762ミリ軌間)で、
国有化後の昭和16年に現在の1,067ミリ軌間に改軌されたそうです。
宇和島駅前に宇和島鉄道の1号形機関車のレプリカが保存されてますが、
二名駅も昔はこんな機関車が走ってたんすね。
有人駅時代の木造駅舎は国鉄末期まで存在していたらしく。
駅前が広く空いているのは駅舎があった名残りなんですって。
駅の入口付近が砂利敷きになってますけど
この部分に駅舎があったとのこと。
柔らかな砂利を利用し、現在は資材置き場として使われてましたよ。
電柱が数本置かれてましたけど、
老朽化のために交換されたモノなのでしょうかね?
この手のモノをみるとスゴク気になっちゃうのです。
貼られた銘版によれば、電柱は昭和21年から使われているモノっぽい。
70年以上前から使われていた電柱って、何気にスゴイと思いません?
でもでも、木製だからと言って必ず古いというわけではありません。
木材は加工が簡単なので近年でも使用されてます。
二名駅の構内を見たら平成元年に建てられた木製電柱もありましたよ。
電柱の話はこのぐらいにしておきまして…
軽便鉄道時代の面影があれば…と思いましたが、
ホーム自体は改軌に合わせて嵩上げされているので
それらしい遺構は何も見つけることが出来ませんでした。
古い木造駅舎に代わってホーム上に建てられた上屋は駅便付き。
予土線内の無人駅でよく見かける仕様の上屋です。
トイレは「Toilet」と「LAVATORY」の2パターンが表記されてました。
勉強になるなぁ。
最後はホームから見たグレート田んぼな風景で〆ます。
二名駅は田んぼに囲まれた緑が美しい駅でしたぜ☆
そうそう、どうでもいい話ですけど…
ここからディズニーランドって、すごく遠くに感じるのですが、
JRを使って向かわれる方って結構いるのでしょうかね?
松山空港から飛行機や、松山市内から夜行バスで向かった方が
安く、しかも早く着く気がしますけど…
鉄道ファンがこんなことを言っちゃイカンのでしょうけど、
ハウステンボス駅に貼られていたTDRのポスター並みに
違和感を感じちゃいましたよ。
予土線のヒーローはミッキーではなくこちらです。
↑(若井駅方面)
二名駅(平成28年10月14日)
↓(北宇和島駅方面)
駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。
新着情報がすぐ受け取れるフォロワー登録をお願いします!