皆さま、おはようございます!
先週ですが、駅名が超有名なあの駅に行ってきました。
予土線・半家(はげ)駅です!
北宇和島駅と若井駅を結ぶ総延長約76キロの予土線。
北宇和島駅-吉野生駅間は大正3年~12年にかけて
宇和島鉄道が開通させた区間で、駅間が短くカーブが多し。
吉野生駅-若井駅間は昭和28年~49年にかけて国鉄が開通させた区間で、
高規格な線路のために列車の速度は高し…と、
性格が異なる区間が混在した面白い路線でした。
営業収支とかは抜きの話で、
なんとな~く三江線に似てるなぁ…と思ってるのは自分だけかな?
半家駅の気になる駅名ですが、地元の地名から由来しているそうで、
平家の落人(おちうど)が平家を偽装して
「半家」と呼ばせたところから付けられたそうです。
あらま、波平さん的な由来ではなかったのね。
ちなみに自分は、半家、もとい禿げの悩みはないのですが、
天然パーマなのが唯一のコンプレックスでした。
中学生の頃は、これが理由で「一堂零」とか呼ばれてましたから。
そんな禿げ、もとい半家駅ですけど、
昭和49年に開業した駅で高い築堤の上にホームがあります。
わぉ、すごい数の階段!
なかなか手ごわそうな階段ですね。
ホームに上がるまでに疲労して、毛が抜けことがないよう注意せねば。
階段の段数もすごいですけど、傾斜が急なのもビックリです。
しかも雨汁のせいで階段がツルツル滑るときた。
小デブな自分は息を切らしながら、
ようやくホームに辿りつくことが出来ましたよ。
わ~っ、すっごくいい眺めだ!
手前に見えるのが国道で、その奥が四万十川でした。
この辺りは車の通行量が意外に少なく、
たまに聞こえてくる四万十川のせせらぎが実に気持ち良いです。
ヒーリング効果覿面で、あっという間に毛がフサフサになりそうですね。
半家駅は単式ホームが1本あるだけの棒線駅でした。
ホーム中央に待合室があるのは
昭和49年に開通した新線区間にある棒線駅の共通仕様か。
待合室の中を覗いてみた。
待合室にパンフレットがぶら下がっていて、
てっきりアデランスやアートネイチャーのカタログかと思いきや、
「予土線サイクルトレイン」の案内書きでした。
自分は知らなかったのですけど、予土線では現在、
期間・列車限定で、車内に自転車を持ち込めるサービスを展開中だそうです。
四万十川の絶景沿いにある新線区間は、
自転車があるとより楽しめるかもしれませんね。
そういえば、予讃線の特急列車の側面にも、こんなマークがありましたっけ…
こちらは特急「宇和海」で受けられる自転車持ち込みサービスでした。
自転車の持ち込みサービスは、私鉄ではよく聞く話ですけど、
JR線では珍しいのではないかと?
このサービス、いずれも期間限定ですので、
気になる方はぜひJR四国のプレスリリースのチェックを。
駅の周囲は雑木林、辺り一面が雑草だらけの半家駅。
ホームもコケが生い茂っていて、実は全然禿げる気配のない半家駅でしたよ。
半家駅にはナハネフ22が良く似合う。
↑(若井駅方面)
半家駅(平成28年10月13日)
↓(北宇和島駅方面)
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