ヴァレリー、リー、アンの三人は、女性陸軍部隊(WAC)に入隊した。三人は仲良くなったが、しかしいろいろな問題も発生した。
製作年1945,監督:Edward Buzzell,脚本:George Bruce,Mary C. McCall, Jr.
■ はじめに
◆ 登場人物(キャスト)
ヴァレリー・パークス(ラナ・ターナー)
リー・ランド(ラレイン・デイ)
アン・ダリソン(スーザン・ピーターズ)
スポティスウッド中佐(アグネス・ムーアヘッド)
ビル・バークレイ大尉(ビル・ジョンソン) アンの夫の同僚
ハリエット・コーウィン(ナタリー・シェイファー) ヴァレリーの友人
ジュニア・ヴァンダーハウゼン(ジェス・バーカー)
■ あらすじ
◆ 女性陸軍部隊(WAC)入隊
金持ちのヴァレリー・パークスは財産相続の条件として「きちんと責任を持つ女性であること」を示す必要に迫られた。
そこでヴァレリーは「女性陸軍部隊(Women's Army Corps=WAC)」に入隊することにした。
アイオワ州デモインの訓練所に向かった。列車の中で同じくWACに入隊しようとするアン・ダリソンやリー・ランドと知り合いになった。
アンは軍人の夫が海外赴任になり、その間をWACに入ろうとしていた。リーは父親が軍人とのこと。
◆ さらに士官候補生に
三人は同じ兵舎に入った。
だがいろいろな問題が発生する。特にヴァレリーとリーは張り合う。アンは二人をなだめるという関係になる。
基礎訓練を終えて、WAC内の自動車輸送訓練に配属された。このころになるとヴァレリーとリーは打ち解けて、逆に自信を持てないアンを励ますようになった。
三人は士官候補生学校に合格した。
◆ 三角関係
アンの夫の同僚ビル・バークレイが基地を訪れた。
ビルはヴァレリーを好きになりヴァレリーもまんざらではない雰囲気。だがリーもビルを好きになった。再び、緊張関係が生じた。
週末の休暇。ヴァレリーは弁護士と会うためにホテルに行った。そこにには知人のハリエット・コーウィン、ジュニア・ヴァンダーハウゼンがいた。
ヴァレリーはWACに入って自分なりに努力しているという気持ちがあったのだが、ヴァレリーの財産をあてにしている二人に腹が立った。
ジュニアが間違って酒をヴァレリーの服にかけた。酒臭いままで戻ることを心配したヴァレリーは、リーに連絡した。
リーは新しい制服を持ってホテルに急行した。
リーはジュニアと会って「ヴァレリーは財産相続のためWACに入った」と聞いた。
◆ リーは小隊長になったが、
リーは小隊長となった。
小隊長が隊員に個人的な感情をぶつけることは許されないが、しかしリーはヴァレリーに辛く当たってしまった。
それを知ってスポティスウッド中佐はリーに注意した。
さらにアンの夫が戦死したことが伝えられた。二人はアンを慰めた。
この過程でリーは自分がヴァレリーに嫉妬していたことを認識した。これについてはリーは正直にヴァレリーに謝罪した。
◆ 無事に卒業
リーはスポティスウッド中佐に会って、正直に自分の気持ちを伝えた。中佐はヴァレリーも呼んで、二人の関係を修復させた。
中佐は、三人の卒業を許可した。
■ 出演作
◆ ラナ・ターナー
(1941)ジキル博士とハイド氏/Dr. Jekyll and Mr. Hyde
(1946)郵便配達は二度ベルを鳴らす/The Postman Always Rings Twice
(1941)無法街/Honky Tonk
(1938)マルコ・ポーロの冒険/The Adventures Of Marco Polo
(1946)郵便配達は二度ベルを鳴らす/The Postman Always Rings Twice
◆ ラレイン・デイ
(1937)ステラ・ダラス/Stella Dallas
(1946)危険な女/The Locket
(1944)間違い結婚/Bride by Mistake
(1940)海外特派員/Foreign Correspondent
(1942)窓に映る斧/Fingers at the Window
(1939)アリゾナ・レンジャー:悪人の黒幕は誰か?/Arizona Legion
(1949)浮気相手が訪ねてきて死亡/Without Honor
(1945)ヘレンとハンクの愛の行方/Those Endearing Young Charms