■ That Brennan Girl
ジギーは水兵と結婚して妊娠した。しかし夫は戦死した。
ジギーは生まれた子供を預けて遊び歩いた。しかしベビーシッターがミスをして子供が危ない目にあった。裁判となりジギーの子供は施設に預けられた。
ある日ジギーは教会の中に捨てられていた赤ん坊を拾った。今度は反省して大事に育てた。
昔一緒に仕事をした詐欺師が出所してジギーを訪ねてきた。施設に預けられた子供の件を上訴しジギーに戻された。二人は子供二人を大事に育てた。


製作年:1946、監督:Alfred Santell、脚本:Doris Anderson、原作:Adela Rogers St. Johns


■ はじめに

登場人物(キャスト)
 ジギー・ブレナン(モナ・フリーマン)
 ナタリー・ブレナン(ジューン・デュプレ) ジギーの母親
 マート・ニールソン(William Marshall) ジギーの夫
 マーサ(?) ジギーとマートの子供
 デニー(?) 拾った子供
 デニー・レーガン(ジェームス・デューン) 詐欺師
 Mrs.レーガン(Dorothy Vaughan) デニーの母親
 


■ あらすじ

◆ ジギーは詐欺師の手伝いをした

ジギー・ブレナンは母親のナタリーと暮らしていた。母親もジギーも自堕落な生活。

ある時二人はデニー・レーガンという詐欺師と知り合った。そしてジギーはデニーの手伝いを始めた。

その時の手口は引っ越し荷物を別の場所に運ばせて、その荷物を奪って売りさばくというものである。

◆ マート・ニールソンと知り合った

ジギー、ナタリー、デニーなどがレストランにいるときに、ジギーは電話をかけに行って、マート・ニールソンという水兵と知り合った。

マートを彼らの席に連れて来て、みんなで話した。ジギーはその時にマートの腕時計を盗んだ。

しかしそれを反省して、後ほど腕時計をマートに戻した。

◆ ジギーは出産した。

この事件をきっかけにジギーとマートは付き合い始めて結婚した。

一方、デニーは捕まって刑務所入りとなった。

しかしマートは出征した。ジギーは妊娠していることが判明した。

さらにその後、マートが戦死したとの連絡が入った。

ジギーはナタリーと別居し、その後出産した。女の子でマーサと名付けた。

◆ マーサが危ない目にあった

ジギーはマーサをベビーシッターに預けて、ダンスなどに遊び歩いた。

一方、デニーは出所した。母親の勧めもあってジギーを探した。

ある時ジギーは帰宅した時、アパートの人々が騒いでいた。

ベビーシッターがさぼってマーサから放置していたのだが、その間にマーサはベッドから転落して首が締まる事故が発生していた。

幸いマーサにはケガはなかった。

◆ ジギーは裁判にかけられた

この件でジギーは育児放棄で裁判にかけられた。

近所の人々などが証言台に立った。証人たちは口々にジギーを批判した。その言葉は若干大袈裟であったかもしれないが、概ね事実であった。

ジギーには一年の執行猶予がついたが、マーサは施設に預けられることになった。

◆ 教会に赤ん坊が捨てられていた

ジギーは今までのことを反省した。しかしもう遅かった。

ある時ジギーはカトリック教会に入った。そして赤ん坊がマリア像のそばに置かれているのを発見した。

「育てていけないので、よろしくお願いします」とあった。男の子。

ジギーは赤ん坊を連れて帰って大事に育てた。

◆ マーサも戻って来た

デニーがジギーの居場所を探し当てて訪ねてきた。デニーも過去を反省し善人となっていた。

二人は赤ん坊をデニーと名付けて育てた。

裁判から一年が経過した。ジギー(とデニー)はマーサの親権を回復するために上訴した。

めでたく上訴が認められてマーサは二人の元に戻って来た。

二人はマーサとデニーを大事に育てた。
 


■ 出演作

◆ ジェームズ・デューン
(1943)Government Girl
(1945)A Tree Grows in Brooklyn
(1946)That Brennan Girl
(1948)Texas, Brooklyn & Heaven

モナ・フリーマン
(1949)女相続人/The Heiress
(1952)天使の顔/Angel Face
(1949)テキサス決死隊/Streets of Laredo
(1955)デンヴァーへの道/The Road to Denver
(1952)挑戦者/ボクシング映画/Flesh and Fury
(1949)Dear Wife
(1955)恐怖の影/Shadow Of Fear/Before I Wake
(1957)ドラゴン砦の決戦/Dragoon Wells Massacre
(1946)That Brennan Girl