『听说你喜欢我(聽說你喜歡我)Love Heals』
2023年 2月 中国 全36話
出演
阮流筝→王楚然
宁至谦(寧至謙)→彭冠英
ネタバレ 第1話~第8話。
開幕は、内戦が続くアフリカのどっかの国が舞台になっていて、ふむふむ中国はアフリカに多大な支援をしているし、登場したような現地の病院も実際の物かもしれない、だから、この様な撮影も頻繁にささっと出来るのかもしれないなぁなどと余計な事を考えながら観ていたら、反政府勢力かなんかに阮流筝が拉致され、それをメス一本で助けに行く寧至謙の描写があり、さすがに銃VSメスでは無理があるだろうなんて思っていたら、
「She was my wife」という言葉であっさり解放される笑
※全ての場所がそうとも限らないけど、地域により内戦が続いている所もあり、このような事は頻繁に起こっていると思われる。昔、アフリカに行くと言った私に慌てて生命保険を掛けた父を思い出す。(無事帰ってきました。)
この場面までに、過去と現在が交互に描写され、医学生時代に阮流筝が先輩の寧至謙に夢中になっている様子を見せられる。
ずっと慕っていた先輩を追いかけてアフリカまで来たのかな、なんて思わせといて、その後結婚、そして離婚していた事をこの「She was my wife」という一言で理解させる技、巧みである。
1話以降は大陸へ舞台は戻るが、結婚してから離婚に至るまでの過去と、同じ病院で働く現在の二人の様子が交互に描かれる。
学生時代に結婚を考えていた女に振られ、それを慰めているうちにくっついて結婚した二人だったが、阮流筝の想いの方が当然大きい。いつか愛してくれる時が来るという思いで結婚生活を始める阮流筝だったが、寧至謙に関していえば、友人に「愛情は育んでいくもんだろ(たとえ今は愛していなくても)」と言っていたのもあり、想いはそれなりという印象である。そもそも愛情というものに疎いし、空気読めない無神経さが異常。人に興味がないとも言える。
現在、寧至謙には子供がいることを知り、自分と別れた途端、他の女と子供を作ったのかとモヤモヤする阮流筝だが、視聴者的には寧至謙の実子ではないだろうという想像はつく。妻からの弁当一つでプレッシャーを感じるようなあんな仕事人間が、離婚してすぐに他の女に興味を示すはずがない。
アフリカで殺害された同僚の子かなと何となく思っていたが、脳腫瘍を患い捨てられていた子供を、手術で治し引き取ったという話だった。これは、後に実母が現れてまたひと騒動ある伏線かな、、、
寧至謙は変わった男だな、、、ギャーギャー喚く妻に疲れるというのは分かるが、邪魔をするわけでもなく、自分の事を思って尽くし、忙しくてロクにご飯も食べれないだろうと、弁当を作ってくれる妻に圧力を感じて疲れるという。
おそらく、仕事優先で何もしてやれていない自分に罪悪感があり、それを己自身が勝手に重荷と感じてしまっているのだろう。分からんでもないけど、それに対してあれこれ煩い事を言う訳でもないのに、ほんと難しい男だよ、、、些細な事を面倒くさがりすぎやろ。
かといって、患者に寄り添うような医者でもなくただの手術狂い。要は自分勝手で思いやりがないのだ。真面目さと思いやる気持ちは人として重要な部分だと思うが、、、※元カノに振られた原因もこれを見抜かれていたからである。
こういう役、林更新でも合いそう。
こんな男なので、阮流筝が出て行ってからも、家の事には無頓着で仕事ばかりをしてきたのが、阮流筝をママだといって利かない子供の姿を見てわかる。隠していたつもりの結婚当時の写真を子供に見つかっているという詰めの甘さがあるからだ。
詰めの甘さといえば、そこよりも、過去に妻の弁当を家の前のゴミ箱に捨てていたのを見られたのがガチで詰めが甘い。病院で捨ててこんかい笑
36話も要らないのではと思ってしまうが、きっとこの男が段々と変化していく様が見られるんじゃないかと期待している。
追記ネタバレ 第9話~第10話。
いやぁ、、、過去の描写の度に流筝がかわいそうで仕方ないな。
ここまでで離婚の経緯は分かったわけだが、これからは出て行った後の二人の様子と現在を行ったり来たりするのだろうか。
嫌って別れたわけではないので、未だ昔と同じ気持ちの流筝が、再会後も至謙の思うがままにされているのを見ると更に悶々としてしまい、至謙をぎゃふんと言わせたいところだが、まだその時ではない様子。
彼もまた、何か思うところはあるはずなのに、気持ちを表に出さない、又は出し方を知らないのか、表面からは何を考えているのか分かりづらい。だから、ここまでの印象は全く良くなっていない。
しかし、このドラマの一番楽しみなところは、寧想(子供)が登場するシーン。ママ-ママーと呼ぶ寧想の姿が実に愛らしく、正直、至謙を喜ばせるのは癪だが、寧想にはママーといつまでも呼ばせてあげたいと願う、、、
つづく
追記ネタバレ 第11話~第18話。
週三回くらいの更新だったはずなのに、評判が良かったのか今週は毎日更新になっていた笑
何かと寧想を理由にして流筝を呼び出す至謙は、単に寧想を喜ばせたいだけなのか、それとも自分も流筝と一緒に居たいのか、イマイチ彼の気持ちが分からない。
なにしろ、離婚して出て行かれてからの至謙の心の動きが分からないため、再会して復縁したそうな雰囲気の彼に違和感が否めない。
出て行かれてすごく後悔したとか、失って初めて分かった己の気持ち、とかそういった描写も特にないのに(見逃していなければ)理由を付けては一緒に過ごす至謙の心理が分からないな、、、だって、あなた人にあんまり興味ないじゃないですか笑
しかし、子供と過ごした時間は無駄ではなかったようで、他の人間を愛することを学び、少し変化した至謙の姿は見られる。
結婚当時、学生だった頃の流筝とは違い、医師としてしっかり仕事をやりくりする姿を間近で見ている至謙からすると、前とは違う目線で見ているとは思うが、流筝の方は変わらず愛しているのに、視聴者と同じくこの元夫の気持ちが分からないし、あの頃と同じ様にまた傷付ついてしまうのでは、、、と怖くて自分の気持ちを認められない。
そこに当て馬の薛緯霖、登場。流筝に一目惚れした風の彼は、出会って間もないというのに、両親の知り合いの息子という立場を全力で利用して、流筝の家に入り浸るようになる。
イイ男風なんだけど、なんかゴリ押しすぎてキモいんだよね、、、自分の気持ちを隠さず、正面から押してくる清々しい感じなんだけど、至謙に取られまいと病院にまで乗り込んでくる姿は、ちょっとしつこく押しすぎで全然好感が持てない。
しかし、流筝からするとそんな事はないようで、自分だけが愛している結婚生活を送っていたせいで、このくらい想われるのが心地良いとさえ思っている。
最初は一歩引いてみていた至謙だったが、挑戦的な薛緯霖に煽られ闘争心に火が付いたようで、最新話では「俺たちなんで離婚したんだろうな」とか「復縁」という言葉も出してくる始末。まあ離婚はアンタの態度のせいやが笑
うーん、奪われそうになると欲しくなる程度の気持ちでは、それが自分の物になった時、気持ちは持続するものなんだろうか。
個人的には、いい人風の薛緯霖が豹変しそうな気もするし、早く退場して欲しいと思っているが、流筝の辛かった気持ちを至謙にも理解させる手段としては、必要な存在かもしれない。(結局当て馬なんだけど笑)
その後、仰天の展開に、、、
予想通り、病院に捨てられていた寧想の実母が登場し、子供を返して欲しいと懇願。いやいや、病気の子供を捨てておいて、事情があったにしろ今更そんな事を言われても、こっちは養子にしているわけだし、そんな簡単に手放せるわけないだろう、しかも、寧想も父親を捨てて絶対にそっちには行かないと思うよ?
と、全員が思ったに違いない流れだったのに、寧想の「僕を生んでくれたお母さんと一緒に住みたい」という一言に、おそらく全員が衝撃を受けたのではないか。
え?そうなの!? 生みの親より育ての親ではないの!? 6年育てた男親より、やはりぽっと出の実母の方が勝るの!?
このような経験がないため、その気持ちは分からないが、母親がおらず寂しい思いをしていたのだろうな、、、寧想は本当にいい子なので、幸せになってほしい。
そう言われては手放さないわけにもいかない至謙は、実母にサクッと子供を奪われ憔悴しきった姿はマジかわいそう。
ぎゃふんと言わせたかったけど、これは違うわ、、、
加えて、薛緯霖の誘いを快く受け入れる流筝を目の当たりにしたりと踏んだり蹴ったり。
しかし、割と早く、奪われた子供の事は吹っ切った様子の至謙は、またもや子供を使って流筝を呼び出す方法を思いついたようで、立ち直りはええなと感心している。これがあまり人に興味ない人間の強みか。
つづく
追記ネタバレ 第19話〜第20話。
なんか、、、急に薛緯霖との事で「焼いてるんだよ、わからないのか?」とか言い出して、え、いつの間にそんな気持ちになったんだろうかと困惑してしまった。
その後重ねて、復縁を提案する至謙も実に雑すぎる。いやいや、出て行かれた理由を知ろうともせず、復縁して次も同じ事の繰り返しにならないか、また流筝を悲しませやしないかと心配になる。
20話の最後に、
「六年前把你弄丟了、在沒有你的這六年裡、我的天空沒有了顏色、我的生活只剩下呼吸」
(君を失ってからのこの6年の間、俺の世界は色がなくなり、ただ呼吸するだけの生活だった)
離婚してからの気持ちをおそらく初めて口にした至謙は、やっと自分の心を言語化出来るところに来たばかりで、これが言えただけでも変化しているが、次は流筝のその時の気持ちを考える段階に進むのかどうかである。
※まだ己の主張しかしてないよね?この人。でも、そこはちゃんと解決した事にして話が進むかもしれないな。
因みに、これを映像で観ていた流筝は
この表情である。嬉しそうにしているからそれでいいのかもと思う。
薛緯霖は早々に空気になってしまったな笑
つづく
追記ネタバレ 第21話~第24話。
復縁する事にした二人だったが、「指輪は前のやつでいいよな?」とか、披露宴(再婚だけど一応知り合いにお披露目するらしい)に関しても「俺は何でもいいから好きに決めろよ」とか、極めつけは、あのプロポーズの演出は自分が用意したものではなく、台詞を含め業者に頼んだものだったのを知った流筝は、この人は何も変わっていないと絶望したようである。
人の価値観は簡単には変えられないし、流筝と同じように全てを考えることはきっと至謙には出来ないだろう。自分の中にない価値観を、相手が喜ぶだろうと想像して何かしてやることは出来ても、ふとしたときに素は出てしまうもの。
結婚当時の、彼女を子供扱いし、弱みや悩みを見せられないと思っていた頃と気持ちは違っていても、きっと今でもこの男は何をすべきか何を言うべきか本当に分からないのだと思う笑
だから、喜ぶような事を調べて行動しただけ前とは違っていると思うが、それでまた、プレッシャーを感じたり疲れさせたりする事が流筝にとっては辛いのだろうな。
この二人の医者としての価値観は同じなのでそこは救いだと思うが。
この意見の食い違いを今回は真剣に受け止めた風の至謙は、避けていた父親と初めて両親の離婚の経緯や父親の気持ちを聞いて、己を顧みて思うところがあったようである。
あやふやなふわっとした状態だった至謙と流筝は、遂にお互いの想いを正直に打ち明けるが、出した結果は、「我們結束吧」(俺たち終わりにしよう)
おそらく、これからも仕事に夢中になり、また蔑ろにしていることに気付かず過ごす日が来るだろう、ましてや今度は二人ともそうなる可能性があるし、俺は結婚には向かない、と思ったようである。(今同じ立場になったからこそイケるのでは?)
若いうちは勢いで出来る事も、年を重ねると先の事を考えて躊躇うことが増えるし、これでまた上手くいかなかったら立ち直れないかも、などそれなりに考えた結果だったようである。
別れを選んだ至謙は、1度目より2度目の別れの方が打撃が大きいようだが、彼としては流筝の事を考えてのこの結論だったので、この辺も大分変化した部分ではないか。至謙の性格だと、煩わしい思いから逃げたい気持ちが見えなくもないけど、、、
一方の流筝は、もう一度試してみようという言葉を少し期待はしていたものの、彼の気持ちを尊重して受け入れることにする。
その間、空気になったかに見えた薛緯霖が大活躍。
至謙と流筝をくっつけたい寧想と、その逆の薛緯霖は、憎まれ口を叩きながらも楽しそうに過ごす姿を見て、寧想は大人を喜ばせる事の出来る最高の子供だなとつくづく思う。
「僕はね、パパ(至謙)とママ(流筝)が一緒になると思ってたんだけど、でもそれが人生というものなんだね。」とか大人みたいな事いう笑
気持ちは変わらなくとも、一旦別れてスッキリした様子の流筝は、このままならの彼女の方が立ち直り早そう。
まあ、このままなはずないけど笑
つづく
追記ネタバレ 第25話~第30話。
終わりにしようと自分で言い出したのに、薛緯霖との距離を縮める流筝が気になって仕方がない様子の至謙。
何かといえば邪魔に入り、なりふり構わず好きな子を追いかけ回し、ライバルに喧嘩を売る中二のような振る舞いをする彼を見ていると実に痛々しい。ていうか、中学生でもやんないかも笑
いやきっとこれは仕方がないのだ、、、歳は食っていても、あまり人に興味を持つ事なく生きてきた至謙は、この様に他人(異性)の事を四六時中考える気持ちを味わうのは初めてなのである。いわゆる初恋のような状態で、奪われたくないという気持ちを抑えきれずにいる彼はますます醜態を晒すことになる。
それを冷静な目で眺める流筝と薛緯霖+寧想。
流筝の方は、面白いからこのまま煽ってしまおうという遊び心もあり、まんまとその術中にハマってしまった至謙。
薛緯霖も序盤は攻めていたものの、至謙の必死な攻防を見ながら、おそらく流筝の気持ちが自分へは向かないと思ったのか、「これが成功したらどんなお礼をくれるのかな」と言っていたあたり、いつからかこの遊びに付き合い、流筝の術中に加担する方に切り替えたようだ。※序盤はキモかった薛緯霖も、寧想と遊び始めてからそうでもなくなったし、おそらく彼はあの怖い女医と一緒になるんだと思う。
この間、至謙の義理の母が病に倒れ、彼に手術の依頼をするために再三父親が現れるが、至謙が頑なに断り続けるめっちゃ面倒なターンがあるんだけど、、、
母との復縁を断り、別の女性と一緒になった父親をずっと恨んできた至謙は、「俺にだって感情はあるんだから嫌なもんは嫌なんだ」って、え?アンタ前に流筝に「命に優劣などないだろ、誰であろうと価値は同じだ、俺たちはただそれを救うだけ」とか言ってなかったですか?
いや、幼子の心が傷付いたのは分かるんだけど、死にそうになっている義母を目の前にして断るなんて、前に言ってた事はもういいんですか? 色んな部分で子供じみている至謙、面倒くさい。
流筝の尽力の甲斐あって、結局、手術に挑み成功するが、術後の晴れ晴れしい彼の表情を見ると、己の中のわだかまりを解消する意味で、やはりやって良かったのではないか。
ドラマでは、大体身内で足を引っ張るヤツが必ず出てくるが、今回は流筝の弟が、至謙に手術をさせるという約束で患者から金を受け取り、至謙が賄賂を受け取ったという話に発展し大騒ぎ。
至謙の知らない所で行われていた事だけど、彼はそれを庇い病院を辞めてしまう。流筝の弟の所業で、彼女にも被害が及ぶのを恐れての行動である。
二人とも無職になるわけにはいかないだろ、一緒になるならゴニョゴニョ、、部分の会話を聞いてると、至謙の中では必ず復縁すると決めていた模様。あんな風に振舞ってはいたが、流筝の気持ちは自分から動いていないのを分かってるようだな。そういうところは分かるのか、、、
至謙としては、今、医者への道を歩き始めたばかりの流筝の前途を壊したくないと思い、自分が辞める事にしたようだが、それに愛を感じた流筝は感動した様子。
※このくだりで、「什麼都可以不要」という台詞があるんだけど、「什麼都不要」じゃダメなのかと台湾の友人に聞いたら、それは普通の会話の時で、「可以」が入る事で男女の会話だと察しが付くと言っていた。因みに「君のためなら全てを捧げる」というような意味のようだ。対する主語もなにも入ってないのに「可以」だけでそういう解釈になるとは、言葉って深いな、、、
この後、前回は嫌がっていた医員全員の前で再度プロポーズをする至謙は、陰キャから陽キャへの大転換なのかとちょっと仰天するくらい変化しており、なんというか、よ、良かったね、見た事がないくらい幸せそうで、、、流筝が良い子で本当に良かったと思った次第である。
至謙、死にかけるの巻を含む残り6話。
つづく
追記ネタバレ 第31話~第36話。(最終話)
いやぁたまげたなぁ、、、
この6話の間に、流筝の父親が亡くなり、寧想の脳腫瘍が再発し、再度舞台はアフリカに移り、そこでテロリストリーダーの息子の治療のため今度は至謙が拉致られ、なんで中国の医者がこんなとこまで来て人を助けてるんだと問われ、孟子の「窮則獨善其身 達則兼濟天下」や、スパイダーマンの名言「With great power comes great responsibility.」なんかの言葉を引用しちゃったりして、無事解放されるが、その後、子供たちを守るため己が手榴弾の犠牲になり死にかける。※この時点で35話。
そして最終話、記憶喪失である。
えッ?今なの?今のタイミングで記憶喪失!?
二人の関係が修復不可能というタイミングなら記憶喪失も分かる、それも中盤くらいなら。
でも既に今、お互いの想いを確認し合い復縁するという話になってるのに、最終話で記憶喪失って笑 これは仰天の演出である。
もっと意味分かんないのが、死にかけた至謙が病院から何者かに連れ去られ行方不明になり、流筝は死んでいるのかもと思いながら、アフリカから中国に帰国したりして必死で捜しているのに、誰も行方を知らないし、誰も教えてくれない。
画面では無駄に過去回想が流れ、え、それ今いるの?なんのためにその過去回想を見せられているの?という気持ちになり、訳が分からない笑
結局、流筝はアフリカに戻り、記憶を失くした至謙を見付けたのだが、父親がアフリカまで出向いて事情を知っていたのに、なぜ流筝に知らせないのか。いや、あなた、奥様の病の件で家族のゴタゴタに巻き込んでめっちゃ流筝に面倒かけてたよね?先ず真っ先にやらねばならないのは彼女に至謙の事情を説明することじゃないの?
「昨日中国に帰国したから、その足であなたに説明に行こうと思ってたんじゃないかな」と、現地の西洋人女性が言っていたが、割と時間が経ってるはずなのに、必死こいて捜していた流筝は一体何だったのか、、、
記憶を失くした至謙は、以前の冷たくて笑顔もあまり見せない人柄とは違い、快活でにっこにこになっていたが、この段階ではもう変化いらんよな、、、という気持ちでいっぱい。
「俺、君の秘密知ってるんだ」という言葉の後に、またもや回想を見せられる。きっとこれが終わったあとに、「聽說你喜歡我」って言うんだろうなと誰もが思ったはずだが、本当にこれが最後の台詞だとはな笑
割と幼い頃から至謙に恋をしていた流筝は、最初から最後まで彼に振り回される人生だった。そして、これからまたスタートして四度目の告白になるのだろうな、、、まあ、生きていてくれただけで良いと言ってる流筝が幸せそうなので、これでいいのかなと思う笑