H48意識、地球意識、コンセンサス段階

「みんな」「世間」「常識」などに合わせたい
権威のある人の言うことを鵜呑みにしがちな
地球人類の大多数(70%くらい)が該当する
そういう意識段階ですな。

これが、「B層」と呼ばれるものに近そうだなぁと思いついたのですよ。




B層というのは、20年前くらいに流行った言葉です。

ちょうど私はうつで倒れていた頃で 当時の社会情勢をほとんど覚えていないのですが、
小泉元総理、郵政民営化…の流れで出てきた言葉であるようです。




Wikipediaから引用します。



“B層(ビーそう)とは、郵政民営化の広報企画に際して小泉政権の主な支持基盤として想定された、「具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層」と定義されている。”

“郵政の現状サービスへの満足度が極めて高いため、道路などへの公共事業批判ほどたやすく支持は得られない。郵政民営化への支持を取り付けるために、より深いレベルでの合意形成が不可欠。マスコミ報道に流されやすく主婦と子供を中心とした層、シルバー層などが中心。
「IQ」が比較的低い、構造改革に中立的ないし肯定的。具体的なことは分からないが小泉総理のキャラクター・内閣閣僚を支持する。”



今、総裁選で出てくる小泉進次郎氏のお父さんが総理大臣だったときの話ですな。

印象に残りやすい言葉を発するのがうまくて
「痛みに耐えて、よく頑張った!感動した!」
「自民党をぶっ壊す!」
のような言葉は記憶に残っています。

息子さんの小泉進次郎氏の言葉も、小泉構文と呼ばれて有名ですね。



こんなふうに、「政治的にどんなことをしようとしているかはよく分からないけど、おもしろいことを言っているからなんとなく好印象」と感じてくれそうな人々をB層と呼び、

B層は人数が多いから、この人たちの人気が得られれば政治的に有利だ!
と考えて、そういう人から人気になるような作戦を立てたりもするわけです。


このB層が、コンセンサス段階やH48意識と ぴったり同じとは言わないけど、かなり近い意識の層なのではと思いついたのであります。

コンセンサス段階は70%だからね。たくさん!
この人たちから支持されたら、そりゃとっても有利というわけです。
数では。


肝心の政策について 多くの人がよく分からないままなら、みんながよく分からないうちに 一部の人にだけ都合がいい政策を進めることもできる。というわけか。




今は、インターネットが普及して テレビ離れが進み、かつてB層の人気を得るのが難しかった人々も、B層に声を届けるのが容易になっています。

私みたいな社会科が本当にチンプンカンプンな人にも分かりやすく教えてくれる発信がたくさんです。
「小学生にも分かる◯◯」のようなね!助かる!


B層が コンセンサス段階や H48意識、地球意識と近いとすると、
この人たちはH24意識の人に憧れ、H24のまわりにたくさん集まります。

H12意識は この人たちに対して上手に働きかけることができます。

こんな精神世界・スピリチュアルな言い方ではなくても、こういうしくみをうまく使っているんだろうね。

こういうことをフワリと考えながら、総裁選の動きを見るのもおもしろそうですな。




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