アイズアカデミー活動日記

アイズアカデミー活動日記

山梨甲府・考える力を伸ばす学びの場・アイズアカデミーです。
レゴ®ブロックを使った能力開発、読書作文、国語的算数・速読教室。
ファーストレゴリーグ(FLL)チーム「FIRST FUJISAN」の教室です。
https://aizac.net

「次世代甲府大使」に任命されている

アイズアカデミーのFLLチームFIRST FUJISAN。

 

甲府市長さんが来られて開かれた世界大会の報告会の記事が、

山日新聞に載りました。

 

 

市長さんが教室に来られるって、なんだかすごいことですね。

長年にわたって、子供達の非認知能力の成長を見守ってくださり、

どうもありがとうございます!

 

アイズアカデミー

8月9日(土)

 

いよいよFIRST LEGO Leagueの新シーズンのスタートです。

 

次世代甲府大使 FLLチーム ファーストフジサンの

UNEARTHEDシーズン、キックオフパーティーを開きました!

 

まずは先生からFIRST FUJISANの16年の歴史のお話。

今シーズンはなんと17年目に突入なんですよ!

このチームから大勢の卒業生が世界に羽ばたいています!

 

生徒も家族も自己紹介をした後、

早速ミッションの組み立てに入りました。

 

生徒はもちろん、この日だけは保護者の皆さんも一緒に作ります!

 

教室のあちこちで、作ってます。

 

間違えないように、みんなで楽しく!

 

ジャーン!! ついにUNEARTHEDのフィールドが完成しました!

 

3・2・1 LEGOでシーズンスタートです!

 

 

その後は家族みんなでピザパーティー!

カンパ〜イ!

 

おしゃべりに花を咲かせました。

 

午後からは出来上がったばかりのミッションをいじりながら、

みんなで楽しんでいました!

 

今年はFIRST FUJISAN Future と、

 

FIRST FUJISAN Spirit の2チームが挑戦します!

 

どんなシーズンになるか、今年も楽しみです。

 

応援よろしくお願いします!

 

アイズアカデミー

8月8日(金)

FLL2025-26 UNEARTHED のロボット競技の、

ミッションキットが届きました!

 

ファーストフジサンの生徒達が、みんなで開封式をしました!

 

まずは最上級生達によるテープカット!

 

ドキドキしながらみんなで箱を開けると・・・

 

UNEARTHEDの真新しいフィールドが姿を現しました!

いい匂いがする〜!色がすごいね!SUBMERGEDと雰囲気が全然ちがう〜!

と、大興奮です。

 

この日は夜の活動だったので、

フィールドだけ敷いて、

キットの組み立てはまた明日。

 

ワクワクして、今日は眠れそうにありませんね!

 

アイズアカデミー

8月4日、

甲府市の樋口市長さんがアイズアカデミーに来られて、

次世代甲府大使ファーストフジサンの

SUBMERGEDシーズン活動報告会が開かれました。

 

世界大会のプレゼンテーションを披露したり、

 

ロボット競技も、質問しながら熱心にご覧くださいました。

 

最後に市長さんにトロフィーを持っていただき、記念撮影。

 

生徒達にとって、市長さんに活動を見ていただけるなんて、なかなかない名誉な機会です。

緊張しつつも嬉しく誇らしい機会でした。

 

市長さん、市役所の皆さん、

お忙しい中どうもありがとうございました!

 

アイズアカデミー

FLLフロリダ世界大会が閉幕してまだ数時間。

 

夕ご飯を食べて、仮眠をとった先生の目覚ましは、

深夜こんな時間に鳴りました。

↓↓↓

 

フロリダは日本から見ると、アメリカ合衆国の一番遠い場所にあります。

直行便も飛んでいません。

デイトナビーチのホテルから、アイズアカデミーの教室まで、30時間もかかります。

 

ホテルを出たのは午前2:30のことでした。

 

バスはオーランド空港に向かって高速道路を走ります。

運転手さんもご苦労様です。

 

午前4:00

オーランド空港に到着しました。

ディズニーやユニバーサルもあるリゾートシティですが、

学校も長く休んだので、もう帰らなきゃ。

 

来た道をそのまま逆にたどって飛行機のゲートに向かいます。

 

セキュリティは、午前4:30なのにもう長い行列です。

 

ロボットは機内に持ち込みますが、

やっぱりセキュリティに引っかかって、全部出して検査されました。

また梱包し直しています。

 

ターミナルからゲートまでは、また電車に乗って。

 

5:50搭乗開始。

なんだかバタバタしていて思い出に浸る時間もありませんね。

 

カナダのトロントまでは、エアカナダの子会社、エアカナダルージュの飛行機で3時間ほど。

6:30に出発です!

 

オーランドを飛び立った直後、

水平線の彼方から昇る朝日が見えました。

 

来た時は飛行機が遅延して、午前2時近くの到着だったため、全く景色を見ることはできませんでしたが、

帰りは雲の上に出るまでの間、美しいフロリダの風景が見えました。

この写真は飛び立ってぐるっと旋回した時に見えたオーランド空港(わかるかな?)

 

大会前に訪れた広大なNASAの敷地内も、ワニやカメや野鳥の宝庫でしたが、

フロリダ半島は、人が住んでいない地域には本当に手付かずの自然が残っていることが、空から見ていてよくわかりました。

 

こんなルートで南から北へ一直線。

 

着陸前には、トロント空港が見えたり、

 

トロントダウンタウンのビル群やトロントタワーも見えました。

 

ダウンタウンの向こうは五大湖の一つ、オンタリオ湖です。

エリー湖の上も飛びましたが、まるで海のように広いのです。

アメリカ大陸はスケールが大きい!

 

トロント空港でも、生徒達がちゃんと自分達で乗換便を探して先頭を切って歩いていきますね。

 

日本の空港は、国内線と国際線しかありませんが、

ここには、国内線と国際線と米国線という3つの動線がありました。

 

4時間ほどの乗継時間もあっという間。

エアカナダの羽田行きは満席の大混雑でした。

 

帰りは行きよりも長い13時間半のフライトです。

アラスカの方まで回っていますが、

地球は丸いので、これが一番短距離のルートです。

 

羽田空港に無事到着しました。

デイトナビーチのホテルを出てから、一体どれだけ時間が経ったのか?どれだけ飛行機に乗っていたのか、まったくわからないほど時間が経っています。

生徒達も放心状態。

 

夕方17:30

甲府に帰るバスに乗りました。

 

帰り道、みんな眠っていたから記憶にないだろうけれど、

首都高が大渋滞で、普通なら新宿あたりまで30分ほどなのに、

1時間45分くらいかかっていました。

そのため教室到着も、予定よりずいぶん遅れて夜21:00過ぎになりました。

 

フロリダまで持って行ったたくさんの荷物を教室に入れて、

反省会をして、

FIRST FUJISANの世界大会第2弾、フロリダ遠征が幕を閉じました。

 

 

最後に、ここまでブログを読んでくださった皆さんに、幸せのおすそ分け。

 

フロリダ上空で偶然見つけました。

 

雲海に、自分の乗っている飛行機の影が映り、それを虹彩が取り巻いています。

ブロッケン現象という、とても珍しい、幻想的なシーンです。

 

ほんの20秒ほどのことでした。

 

これを見た人は幸福になると言われていますよ!

皆さんや子供達の未来が幸せなものでありますように。

 

ご協力、応援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

FIRST FUJISANの旅はこれからも続きます!

 

アイズアカデミー

 

6月28日(土)

気がつけば、フロリダ世界大会も最終日。

充実した時間って、どうしてこんなに短く感じるのでしょうか?

 

シャトルバスの運転手さんは毎日この方。

たくさんのチームを運ぶのに、私達のことはよく覚えてくれていて、気を利かせてくれる真面目な運転手さんでした。

7:00、朝日を浴びながらエンブリーリドル航空大学へ向かいます。

 

到着!

 

毎日のルーティーン、学食へ向かいます。

世界大会という夢の世界に来て、そしてそれが終わろうとしています。

一つ一つの経験が生徒達の心に染み込んでいくことでしょう。

普通の学食なのに、もう懐かしさでいっぱいです。

 

8:00

アライアンスの最終調整です。

 

その間も私達のピットにはお客さんがずっと絶えません。

とても素敵なピット、一番印象に残っている、などと、多くの方が声をかけてくれました。

 

8:30

本日の開会式という名のダンスタイムがスタート。

客席から世界の子供達が駆け降りていって、踊り始めます。

うちのチームの子達もどこかにいます!

 

9:00

ロボットアライアンスラウンドの開始です!

FIRST FUJISAN Sharksと、地元フロリダのCyber Warriors。

 

最初はどこかぎこちなかったアライアンスも、時間を追うごとに一体感が出てきました。

すべて生徒達同士で作り上げた一体感です。

 

第一ラウンド

途中で操作する人をスイッチして、2チームが一緒になってる!

 

第2ラウンド

お〜、Warriorsの子が日の丸振ってくれてる!

 

第3ラウンド

みんなで輪になって元気にスタート!

3ラウンドかけて得点を伸ばし、結果は中位でしたが、とても大切な経験になったと思います。

こういう経験が彼らの未来を広げていくのです。

 

あっという間の1時間半でした。

日の丸とフロリダ州旗を並べてみんなで記念撮影。

これまでもファーストフジサンとこうして一緒になったチームが、

その後、結構ワールドフェスティバルに出るようになってるんですよね。

FIRST FUJISANも頑張らなくちゃ!

 

12:00

学食最後の食事。

閉会式前なので、全チームがここで昼食をとったため、大行列になりました。

それも思い出です。

外は灼熱ですが、中はキンキンに冷えていました。

 

13:00 閉会式

96ものチームが入場します!

 

そして、この素晴らしい大会を運営してくださったボランティアの皆さんが、

チームを笑顔とハイファイブで迎えてくれました。

なんて幸せな時間なんだろうと、心がじーんとしました。

 

FIRST FUJISAN Sharksという名前入りの透明な置物をいただきました。

これはいずれ教室のあの棚の中に飾りましょう。

 

生徒達、いい顔していますね!

 

表彰が始まりました。

生徒達には、たとえ自分たちが入賞しなくても、

入賞したチームを思いっきり讃えてあげようね!と話をしていました。

 

その通り、入賞してステージに向かうチームを、

みんなが笑顔でハイファイブしてステージへ送り出してあげていました。

 

そして、今回は、FIRST FUJISANの名前が呼ばれることはありませんでした。

 

返却された審査表を見ると、これだけ高い評価でも入賞しないのか〜と、

ちょっと驚くほどでしたが、

賞としては残らなくても、生徒達の中には、大きなものが残ったと感じます。

本当に頑張りました。

 

「勝つことよりも発見することが大切」

FIRSTの精神をもう一度心に留めて、再出発です。

 

17:00

閉会式後、多くのチームと記念撮影。

 

ギリシャのチーム

先生にとってはつい先月のことなので、とても親近感がありました。

 

クールなドイツと、熱いイタリア!

イタリアはホテルも一緒で、とても良いチームでした。

 

エストニア

いつも髪に綺麗な花飾りが印象的でした。

 

メキシコ

昨年もシドニーで一緒でした。

 

イギリス

この子達が総合優勝です!

 

最後にモロッコ、同じホテルです。

 

みんなありがとう!

 

最後にフロリダの夕日をお届け。

夜8:30頃です。

太陽と雲が印象的なフロリダの空でした。

 

明日は朝2:30にホテルを出発して日本に帰ります!

 

 

アイズアカデミー

6月27日(金)

今日は重要な審査セッションの日です。

 

昨日より遅く、朝7:30にシャトルバスに乗って大学へ向かいます。

ホテルの近く、チェッカーフラッグ通り。

さすがスピードウェイのある街ですね。

 

大学が近づいてきました。

信号がたくさんぶら下がっているのも、日本では見かけない風景です。

 

ピットに到着すると、

まだ空いているうちに

FIRST LEGO LeagueとFlorida Sunshine Invitationalのバナーボードの前で記念撮影しました。

今日はどんな日になるでしょうか?

 

いつものように10分ほど歩いたところにある学食で朝食。

カップラーメンかと思ったら、中身はコーンフレークでした。

こんなのがあるんですね。初めて見たので、驚きました。

 

朝食後はICIセンターの裏の、芝生の木陰でプレゼンの最終練習です。

9:45頃、もうすでに蒸し暑いのですが、

外の広いところなら大きな声で練習できるので、生徒達もスッキリしたことでしょう。

 

10:50、

審査セッションに必要な荷物をみんなで抱えて出発です!

 

審査会場まで徒歩15分くらい。

空を見上げると、たくさんの飛行機雲が一点に向かっていくように見えました。

その先にあるのがどうやら数日前に私達が到着したオーランド空港です。

大会が終わると私達もまたこの飛行機雲を逆に辿って日本に向かうんですね。

ちょっとさみしい気分になりました。

 

さて、審査会場のビルには、同じ時間に審査セッションを迎えるチームが集まってきました。

日本、メキシコ、ドミニカ、米アーカンソーのチームがいます。

お互いにGood Luckと声をかけてそれぞれの審査室に向かいました。

そうやって励まし合うのもFLLの良さです。

 

審査室の前で、笑顔の中にもちょっと緊張した雰囲気です。

さあ、今までやってきたことを出し切りましょう!

 

大学のこのような教室で30分かけて、

プロジェクトのプレゼンテーション、質疑、

ロボットデザインのプレゼン、質疑が続きました。

30分という時間も、あっという間に感じます。

プレゼンテーションは2つとも、これまでの練習の成果が実って、

熱意あるプレゼンになったと思います。

 

審査室から出てきてホッとした表情ですが、

すぐに「もっとこういう風に言えたんじゃないか」などと、振り返っていました。

生徒達に、「『ローマは一日にして成らず』って知ってる?」って聞いたら、きょとんとしていましたが、

いろんな失敗や成功をちゃんと振り返って進んでいけば、今はできないことも、だんだんとできるようになってきます。

 

今回も嬉しい経験、悔しい経験がごちゃ混ぜだと思いますが、それを次への推進力に変えていってほしいと思います。

 

これで今大会の公式競技がすべて終わりました。

 

 

ICIセンターへ戻る道すがら、

白い石がきれいに敷き詰められた花壇を見ると、

あれ?石じゃなくて貝でした。

これもビーチで有名なフロリダだからこそと思います。

 

さて、この後昼食をとり、それから昨日参加できなかったキャンパスツアーへ行きました。

しかしちょっと雲行きがあやしい。。。

 

まずはツアーの始まるウェルカムセンターから、実習室っていうのかな?そういうのがたくさんある建物へ行きました。

この大学の学生が案内してくれます。

 

航空系の大学なので、エンジン、ロケット、風洞実験、超音速試験、などいろんなラボがあります。

みんな興味津々で覗き込んでいます。

そしてスーパーコンピューターも!

 

次の建物に行こうという時、外を見ると土砂降りの雨になっていました。

しばらく建物の中に足止めになった後、この時間のキャンパスツアーは中止ということになってしまいました。

残念!

 

ところがしばらくすると、突然雨が上がりました。

この写真を見ると、右側はまだ土砂降り、左はカラッと晴れているのがわかりますね。

激しい気象変動がこの地域の特徴のようです。

 

 

さて、ICIセンターに戻ると、また新しいイベントがスタートしました。

ロボットのアライアンス競技です。

 

近年の世界大会ではもう定番となりましたが、

2チームがアライアンスを組んで、共同でロボット競技に取り組むのです。

 

アライアンス仲間は、地元フロリダのCyber Warriorsに決まりました。

 

今回のルールは、通常のロボット競技のミッションですが、制限時間は90秒です。

普段は2分30秒なので、90秒では全てをクリアすることはできません。

 

そこで、2チームのロボットを同時に動かして得点を最大化するための、新しい戦略を考える必要があります。

 

ピットエリアでは、その話し合いが始まりました。

貴重な経験にするために、両チームの先生は関与しないことにしました。

純粋に生徒同士の時間です。

言葉が自由に通じないことは大した要素ではありません。

FLLを通して目的と情熱を共有した仲間なので、すごい推進力で物事が決まっていきます。

 

戦略が大体決まると、今度は練習フィールドを予約して、実際の動きを確認します。

すると問題が見つかったり、新しいアイディアが出たりするので、

プログラムやメカニズムを修正する必要も出てきます。

 

何度も練習フィールドを予約し、調整を進めました。

ついに目処が立ったみたいです。

気がつくとあっという間に2時間半も経っていました。

 

明日のアライアンス競技も楽しみですね!

 

 

ピットは17:00にクローズ。

いつものように学食で夕食をとってから、シャトルバスでホテルに帰ります。

 

エンブリーリドル大学は緑が豊かで、

キツツキやリスたちも(時々トカゲも)楽しそうに遊んでいます。

 

こういうのを見ていると、学食までの往復20分も楽しくなります。

 

あぁ、もう明日は大会の最終日なんですよ〜!

完全燃焼したいですね!

 

 

アイズアカデミー

6月26日(木)のFIRST FUJISAN Sharks フロリダ世界大会です。

世界大会のあまりの忙しさ、内容の濃さに、

今日が何月何日何曜日なのか、よくわからなくなってきました。

 

今日は朝6:20にホテルを出発しました。

 

シャトルバスの車窓から、フロリダの印象的な日の出。

 

ピットオープンは6:30。

今日は一番乗りです。

でもすでにボランティアの方々が打ち合わせをしており、

ありがたいなぁと、頭の下がる思いでした。

 

ピットは昨日設営しましたが、

お客さんが休む間もなく来ていたので、写真を撮れずにいました。

誰もいないうちに1枚記念撮影です。

さあ、今日もがんばるぞ〜!

 

午前7:00、ICIセンターから歩いて10分の学食へ行き、

みんなで朝食をいただきます。

 

こんな感じ。

ベーコンのカリカリ加減が半端なく驚きました。

フレンチトーストが美味しかったですよ。

 

さあ、ロボットの調整をしようかなとピットに戻って来ると、

あれまあなんと練習フィールドがもう行列になっていました。

学食で、もたついていたことで、せっかくの早起きが水の泡に。

ロボット競技本番の日ですからね。

生徒達、ちょっと甘く見ていたようです。

 

結局ロボットの確認ができないまま、本日の開会式が始まりました。

 

客席で踊ってます。FLLですからね。

全てに積極参加するのもFIRST FUJISAN流です。

 

開会式の後、練習フィールドを1回だけ確保して調整。

9:10、調整が終わるとすぐに「練習ラウンド」が始まりました。

練習ラウンドでは、入場〜競技〜得点計算〜退場まで、

本番と同じように全てが行われます。

早速イギリスのチームとエールの交換。

気分も盛り上がります。

 

いくつかの取りこぼしがあり、470点でした。

実は練習ラウンドの1位。

ここから3ラウンドかけて、全てのチームが調整を重ねていくことになります。

 

この日はロボット一色なので、練習フィールドの空きを見つけては、とにかく調整に励みます。

 

今回の練習フィールドは、ルーズパーツ(フィールドに固定されていないミッションオブジェクト)は全てチームが持ち込んでくださいということになっています。

ところが持って来るのを忘れてしまったり、無くしてしまったチームもありました。

なぜだかよく相談されるので、私達のものを何度か貸してあげたり、

本番が自分達よりも早いチームに、私達の確保した練習フィールドのスロットを譲ってあげたり、

そういうこともありました。

 

 

さて、ピットの方も相変わらず盛況です。

日本語で名前を書いてあげることが知れ渡ってきて、

お客さんが続々来てくれます。

みんな本当に喜んでくれて、それをきっかけにいろんな会話が生まれます。

 

さて、11:10

本番ラウンド1がスタートです。

最初から円陣を組んで気合を入れます。

 

しかし、440点。

アタッチメント交換時のミス、ロボットの緩みなどの確認ミスが原因でした。

なんとなく競技に臨んでしまうとこういうことも起きます。

 

11:50

ラウンド2

430点に得点を下げてしまいました。

フィールドのオブジェクトの取り付けが間違えていたのが原因だったとのこと。

試合のスタート前にそれに気づけば、審査員に直してもらうことができますが、

ちゃんと確認をしなかったことで、後のミッションも失敗することになりました。

 

結局、ラウンド1、2共に確認ミスや準備不足という人の側の原因だったということになります。

つまり、ロボット自体はちゃんと動くはず。

 

 

15:00 最後の第3ラウンドが始まります。

競技の待機エリアはこの人だかりです。

 

あれ?さっきまでとは随分違う表情ですね。

 

今度はレフェリーも巻き込んで気合を入れています。

がんばれ〜!

2分30秒が終わって、審査員が得点計算。

結果は505点。

満足のいく得点でははありませんでしたが、

何より、限られた時間で調整を進め、

1、2、3ラウンドかけて得点を上げることができたのが一番意義のあることだったと思います。

96チーム中13位。

最高点はバージニアの610点、以下500点以上が13チームというロボット競技となりました。

 

今日は16時頃までに全チームのロボット競技が終了。

夕方行われる「チームソーシャル」に向けて、多くのチームがピットを離れる中、

FIRST FUJISANの生徒達は自然にゴミ拾いを始めています。

楽しんでやっているのがすごいところ。

後片付けをしているボランティアの方々と話し込む場面もありました。

 

17:00

夕食のために学食へ行き、そのついでに明日の審査セッションが行われる建物を確認に行きました。

そして、スチューデントユニオンという建物の前に、

ライト兄弟の飛行機のモニュメントを発見。

記念撮影となりました。

 

 

さて、その後シャトルバスでホテルまで戻り、

ホテル隣のGame Timeで開かれるチームソーシャルに向かいます。

道に迷っているドミニカチームを助け、助けられ、

会場へ向かうと、

 

なんと会場は広大なゲームセンター。

 

いろんな国の子供達が一緒になって遊んでいる不思議な空間。

 

さすがに明日は審査セッションの本番なので、

1時間ほど楽しんでホテルに戻ってきましたが、

どの国の子供達も、緊張の連続の後、ふっと力を抜くことができる時間でした。

 

ホテルへ戻った後も、先生の部屋で審査セッションの準備を頑張っていました。

 

 

明日はその審査セッション本番と、

ロボットアライアンス競技の準備の一日となります。

 

楽しみですね!

 

アイズアカデミー

 

フロリダ世界大会DAY1が始まりました!

 

こちらがメイン会場、エンブリーリドル大学のICIセンターです。

先生はチームより一足先に大学に来て、

10:00にチームチェックインをするところから一日が始まりました。

 

中に入ると、チェックインをするためにコーチがもう行列を作っていました。

今回は世界中から96チームが集まります。

 

しばらく並んで登録を済ませると、

会場内に案内されました。

 

ロボット競技フィールド。結構広いです。

空気がひんやりしています。

 

そして競技フィールドの裏側は、ピットエリアになっていました。

4日間の活動拠点、交流拠点として、

各チームに2.4m x 2.4mのスペースが割り当てられています。

結構広いです。

 

そしてピットエリアとロボット競技フィールドの間に、

練習フィールドが12台用意されていました。

当初は4台のみとアナウンスされていたので、

増やしていただいてありがたかったです。

 

さて、FIRST FUJISANのメンバー達はというと、

10:50頃、同じホテルに泊まっているチーム達と、

ホテルと大学間のシャトルバスに乗り込みました。

 

今回の大会は、主催者の用意したホテルに宿泊するチームは、

大学までのシャトルバスを利用できます。

時間が不定期なのですが、私達のホテルは大学まで3.5km離れているので

このバスはとても助かります。

 

10分ほどで大学に到着。

 

荷物をピットに置いたら、まずは昼ごはんのために、学食へ向かいました。

この大学、とても広いので、

学食はICIセンターから大きな歩道橋を渡り、800mも離れているんです。

気温31度なので、日陰を探しながら歩いて行きました。

 

今日のお昼はこちら。

美味しくてお腹が落ち着きます。

ギリシャ大会に続いて、当たり!って感じ。

海外遠征では食事は大切な要素になってくるので、とても安心しました。

 

昼食後、ICIセンターに戻ると、すぐにピット設営にかかりました。

いつもはフレームやタープテントを持ち込むことが多いですが、

今大会ではフレームがすでに用意されており、

あとは飾り付けをするだけとなっています。

高さ2.4mで手が届かないため、最初は肩車していましたが・・・

あぁ、台を使えばいいんだね。

教室のみなさんに書いていただいた寄せ書きが登場!

飾り付けが進みます。

 

3人がピット設営をしている間、後の2人はロボット練習フィールドを予約して、ロボットの確認を始めました。

日本からは分解して持っていく機材もあり、

また、輸送途中でゆるんだり外れたりしているところもあるので、

一通り動かして確認をしました。

 

ある程度動いていますが、教室とのコンディションの違いからか、

普段あまりない失敗が起きるミッションがありました。

しっかり見極めて調整しましょう。

こちら、練習フィールドの全景。

フィールドが見えないほど、熱気がみなぎっています。

初日からこんなに混雑するのはちょっと珍しい。

どのチームも、本当に真剣に取り組んでいます。

 

さて、ピットがまだ完成しないうちから、

我らがピットには、世界中のFLL仲間が続々とやってきます。

 

FIRST FUJISAN伝統の「あなたの名前を日本語で」がまたまた大好評。

大人も子供も「私の名前を書いて!」と目をキラキラ輝かせて。

すでに大人気ピットナンバーワン。

そこからたくさんの交流が生まれるんです。

 

午後3:00 開会式がスタート!

アメリカ国歌が流れ、チームが紹介されます。

 

そしてそのまま、カルチャーフェスティバルが始まりました。

 

ギリシャのチームは、あのシルタキダンス。

 

テキサスのチームが踊り始めると、

大勢が客席からわーっとステージの方に行って、

一緒にダンスが始まりました。

みんなが傍観者ではなくプレイヤーという感じ。

こういうのがFLLらしいですね。

 

いろんな国のチームがそれぞれの踊り、歌、劇などのパフォーマンス。

とても楽しい時間です。

 

そしてもちろんFIRST FUJISAN Sharksも14番目に登場!

 

短いスピーチの後、運動会の定番、ソーラン節が始まりました!

 

忙しい準備期間でしたが、頑張って練習しましたね。

 

エネルギッシュなパフォーマンスに拍手喝采でした。

終わった後もいろんなチームに「よかったよ!」って声をかけられました。

メキシコのチームからは、

「その半被とチームユニフォーム交換しよう!」なんてことにもなって大人気。

 

その後もカルチャーフェスティバルは続きましたが、

パフォーマンスしたいチームが今回32チームもあり、

後半戦は急遽金曜日の午後に開催されることになりました。

また楽しみが増えます。

 

カルチャーフェスの後はすぐにピットクローズとなり、

夕食も学食で。

結構歩きますが、おかげでなかなかきれいなキャンパスを満喫しています。

 

帰りもホテルまでシャトルバスの予定でしたが、

30分待ってもバスが来ず、仕方なくウーバーで帰ることに。

しかしそんな待ち時間も、ラテン系のチームは歌ったり踊ったり、

イライラも心配もすることなく、楽しい時間を過ごしています。

いい文化だな〜。

 

さあ、明日はロボット競技本番の日です。

ライブ配信はありませんが、本番はこちらの時間で

10:2014:0015:20です。

11:10、11:50、15:00にスケジュールチェンジ。

日本から気を送ってくださいね!

 

アイズアカデミー

ついに、フロリダ世界大会

FLL Florida Sunshine Open Invitational が始まりました!

 

まず今日は、

NASAのケネディー宇宙センターへみんな一緒にバス旅行です!

 

朝7:00の集合時間に間に合うようにウーバーでホテルを出発すると、

今回の会場になるエンブリーリドル航空大学へ約10分で到着!

 

もうチームが集まり始めてますね。

いきなり世界のチームの中に入って、ドキドキです。

大丈夫でしょうか?

 

ところが、気がついたら始まってるじゃないですか。交流が。

いろんな国のチームとおしゃべりしたり、

一緒に写真を撮ったり。

ギリシャのチームとは、FIRST FUJISAN Swimmyが先月ギリシャ大会に行ったばかりですからね、すぐに仲良くなっていました。

いいですね。この積極性。

これがFIRST FUJISANです。

 

さて、7時に大学へ集合してすぐ出発の予定でしたが、

まったくバスが来ない。。。

アメリカあるあるです。

 

結局バスが出発したのは9:10になってしまいました〜。

 

でもそんなこと気にしない。

なんといっても今日の目的地はNASAですから、

ワクワクの方が大きいのです。

 

バスは湿地がいっぱいの平べったいフロリダの道を一路南へ。

 

雲がとても印象的でした。

 

10:20 ケネディー宇宙センターへ到着!

 

いきなり野生のイノシシがお出迎えしてくれました。

宇宙センターは広大な敷地で、自然も豊か。

ワニ、カメ、ヘビ、野鳥がたくさんいるんだそうです。

 

ビジターセンターに入ると、アメリカの宇宙開発の歴史を飾ってきたロケットが立ち並ぶロケットガーデン。

 

次に現代の宇宙船がいっぱいの「GATEWAY」を見学。

「SPACE PORT KSC」の3種類のライドで、みんなで宇宙旅行を体験しました。

 

最新宇宙服のフェイスに映る自分の顔を覗き込むゆういち先生(笑)

 

その次は宇宙センター内のバスツアーに参加。

 

目的地のサターンVセンターまで、なんと12kmも離れています。

とんでもない広さを体感!

 

ここで嬉しい誤算が。

アポロやスペースシャトルでも使われた39番発射台の観測塔で、

バスを降ろしてもらえたのです。

 

 

観測塔の上に登ると、なんとすぐ目の前に、

39A、39Bの発射台見えるではないですか。

(この興奮、宇宙好きにはきっとわかるでしょう)

39AにはスペースXのファルコンロケットが据え付けられていました。

聞くと、なんと明日午前10:16に打ち上げをするのだとか。

あ〜、明日来てみたかったな〜。

眼下には組み立てたロケットを乗せたまま移動するクローラーが通る広い道が見えます。

 

バスはVABというスペースシャトルの組み立てにも使われたビル(高さ160mもある、世界一高い平屋の建造物)の横を通り、アポロサターンVセンターへ。

 

管制室のデモンストレーションを見ると、次の部屋には・・・

本物のサターンVロケット!

かつてのアポロ計画で月に行くために使われた、

高さ(ここでは横になっているので長さ)約111mもある巨大ロケットです。

大迫力ですね。

 

生徒達、本物の月の石を夢中になって見たり、(キラキラ輝く鉱物が含まれていた)

本物の月の石に触ったりしました。

貴重な経験です。

 

またバスに乗ってビジターコンプレックスに帰ってくると、

次はスペースシャトル。

外部燃料タンクと個体ブースター。

とんでもなく大きいです。

 

そして館内にはスペースシャトル・アトランティス。

大気圏突入の過酷さを物語る、生々しい耐熱タイルに息を飲みました。

 

シャトルを見る目も真剣そのもの。好奇心の強さを感じますね。

 

最後はスペースシャトルの発射体験のライドに乗りました。

ネタバレになるので書きませんが、これは良かったですよ。

 

そうこうしているうちに、夕方5時の閉園時間になってしましました。

後ろ髪引かれる思いで宇宙センターを後にしました。

あっという間の一日でした。

 

帰りもいろんな国のチームと一緒にバスに乗り込みます。

日本、ギリシャ、エストニア、イタリア、南アフリカ、イギリス・・・

1時間10分ほどの道中、イタリアチームが陽気に歌っていました。

世界大会に来たなっ!て思える、いい雰囲気です。

 

バスで大学まで帰って、そこからウーバーと考えていましたが、

たまたまバスが私達の泊まっているホテルの前の道を通ったので、

ドライバーさんにあわてて降ろしてもらいました。

助かりました。

 

デイトナビーチは、デイトナスピードウェイという巨大なサーキットでも有名です。

それがホテルの目の前にあります。

 

横断歩道がチェッカーフラッグになっているのがおしゃれです。

 

明日はエンブリーリドル航空大学で

大会が本格的にスタートします。

 

楽しみですね。

 

アイズアカデミー