6月26日(木)のFIRST FUJISAN Sharks フロリダ世界大会です。
世界大会のあまりの忙しさ、内容の濃さに、
今日が何月何日何曜日なのか、よくわからなくなってきました。
今日は朝6:20にホテルを出発しました。
シャトルバスの車窓から、フロリダの印象的な日の出。
ピットオープンは6:30。
今日は一番乗りです。
でもすでにボランティアの方々が打ち合わせをしており、
ありがたいなぁと、頭の下がる思いでした。
ピットは昨日設営しましたが、
お客さんが休む間もなく来ていたので、写真を撮れずにいました。
誰もいないうちに1枚記念撮影です。
さあ、今日もがんばるぞ〜!
午前7:00、ICIセンターから歩いて10分の学食へ行き、
みんなで朝食をいただきます。
こんな感じ。
ベーコンのカリカリ加減が半端なく驚きました。
フレンチトーストが美味しかったですよ。
さあ、ロボットの調整をしようかなとピットに戻って来ると、
あれまあなんと練習フィールドがもう行列になっていました。
学食で、もたついていたことで、せっかくの早起きが水の泡に。
ロボット競技本番の日ですからね。
生徒達、ちょっと甘く見ていたようです。
結局ロボットの確認ができないまま、本日の開会式が始まりました。
客席で踊ってます。FLLですからね。
全てに積極参加するのもFIRST FUJISAN流です。
開会式の後、練習フィールドを1回だけ確保して調整。
9:10、調整が終わるとすぐに「練習ラウンド」が始まりました。
練習ラウンドでは、入場〜競技〜得点計算〜退場まで、
本番と同じように全てが行われます。
早速イギリスのチームとエールの交換。
気分も盛り上がります。
いくつかの取りこぼしがあり、470点でした。
実は練習ラウンドの1位。
ここから3ラウンドかけて、全てのチームが調整を重ねていくことになります。
この日はロボット一色なので、練習フィールドの空きを見つけては、とにかく調整に励みます。
今回の練習フィールドは、ルーズパーツ(フィールドに固定されていないミッションオブジェクト)は全てチームが持ち込んでくださいということになっています。
ところが持って来るのを忘れてしまったり、無くしてしまったチームもありました。
なぜだかよく相談されるので、私達のものを何度か貸してあげたり、
本番が自分達よりも早いチームに、私達の確保した練習フィールドのスロットを譲ってあげたり、
そういうこともありました。
さて、ピットの方も相変わらず盛況です。
日本語で名前を書いてあげることが知れ渡ってきて、
お客さんが続々来てくれます。
みんな本当に喜んでくれて、それをきっかけにいろんな会話が生まれます。
さて、11:10
本番ラウンド1がスタートです。
最初から円陣を組んで気合を入れます。
しかし、440点。
アタッチメント交換時のミス、ロボットの緩みなどの確認ミスが原因でした。
なんとなく競技に臨んでしまうとこういうことも起きます。
11:50
ラウンド2
430点に得点を下げてしまいました。
フィールドのオブジェクトの取り付けが間違えていたのが原因だったとのこと。
試合のスタート前にそれに気づけば、審査員に直してもらうことができますが、
ちゃんと確認をしなかったことで、後のミッションも失敗することになりました。
結局、ラウンド1、2共に確認ミスや準備不足という人の側の原因だったということになります。
つまり、ロボット自体はちゃんと動くはず。
15:00 最後の第3ラウンドが始まります。
競技の待機エリアはこの人だかりです。
あれ?さっきまでとは随分違う表情ですね。
今度はレフェリーも巻き込んで気合を入れています。
がんばれ〜!
2分30秒が終わって、審査員が得点計算。
結果は505点。
満足のいく得点でははありませんでしたが、
何より、限られた時間で調整を進め、
1、2、3ラウンドかけて得点を上げることができたのが一番意義のあることだったと思います。
96チーム中13位。
最高点はバージニアの610点、以下500点以上が13チームというロボット競技となりました。
今日は16時頃までに全チームのロボット競技が終了。
夕方行われる「チームソーシャル」に向けて、多くのチームがピットを離れる中、
FIRST FUJISANの生徒達は自然にゴミ拾いを始めています。
楽しんでやっているのがすごいところ。
後片付けをしているボランティアの方々と話し込む場面もありました。
17:00
夕食のために学食へ行き、そのついでに明日の審査セッションが行われる建物を確認に行きました。
そして、スチューデントユニオンという建物の前に、
ライト兄弟の飛行機のモニュメントを発見。
記念撮影となりました。
さて、その後シャトルバスでホテルまで戻り、
ホテル隣のGame Timeで開かれるチームソーシャルに向かいます。
道に迷っているドミニカチームを助け、助けられ、
会場へ向かうと、
なんと会場は広大なゲームセンター。
いろんな国の子供達が一緒になって遊んでいる不思議な空間。
さすがに明日は審査セッションの本番なので、
1時間ほど楽しんでホテルに戻ってきましたが、
どの国の子供達も、緊張の連続の後、ふっと力を抜くことができる時間でした。
ホテルへ戻った後も、先生の部屋で審査セッションの準備を頑張っていました。
明日はその審査セッション本番と、
ロボットアライアンス競技の準備の一日となります。
楽しみですね!