FLLフロリダ世界大会が閉幕してまだ数時間。
夕ご飯を食べて、仮眠をとった先生の目覚ましは、
深夜こんな時間に鳴りました。
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フロリダは日本から見ると、アメリカ合衆国の一番遠い場所にあります。
直行便も飛んでいません。
デイトナビーチのホテルから、アイズアカデミーの教室まで、30時間もかかります。
ホテルを出たのは午前2:30のことでした。
バスはオーランド空港に向かって高速道路を走ります。
運転手さんもご苦労様です。
午前4:00
オーランド空港に到着しました。
ディズニーやユニバーサルもあるリゾートシティですが、
学校も長く休んだので、もう帰らなきゃ。
来た道をそのまま逆にたどって飛行機のゲートに向かいます。
セキュリティは、午前4:30なのにもう長い行列です。
ロボットは機内に持ち込みますが、
やっぱりセキュリティに引っかかって、全部出して検査されました。
また梱包し直しています。
ターミナルからゲートまでは、また電車に乗って。
5:50搭乗開始。
なんだかバタバタしていて思い出に浸る時間もありませんね。
カナダのトロントまでは、エアカナダの子会社、エアカナダルージュの飛行機で3時間ほど。
6:30に出発です!
オーランドを飛び立った直後、
水平線の彼方から昇る朝日が見えました。
来た時は飛行機が遅延して、午前2時近くの到着だったため、全く景色を見ることはできませんでしたが、
帰りは雲の上に出るまでの間、美しいフロリダの風景が見えました。
この写真は飛び立ってぐるっと旋回した時に見えたオーランド空港(わかるかな?)
大会前に訪れた広大なNASAの敷地内も、ワニやカメや野鳥の宝庫でしたが、
フロリダ半島は、人が住んでいない地域には本当に手付かずの自然が残っていることが、空から見ていてよくわかりました。
こんなルートで南から北へ一直線。
着陸前には、トロント空港が見えたり、
トロントダウンタウンのビル群やトロントタワーも見えました。
ダウンタウンの向こうは五大湖の一つ、オンタリオ湖です。
エリー湖の上も飛びましたが、まるで海のように広いのです。
アメリカ大陸はスケールが大きい!
トロント空港でも、生徒達がちゃんと自分達で乗換便を探して先頭を切って歩いていきますね。
日本の空港は、国内線と国際線しかありませんが、
ここには、国内線と国際線と米国線という3つの動線がありました。
4時間ほどの乗継時間もあっという間。
エアカナダの羽田行きは満席の大混雑でした。
帰りは行きよりも長い13時間半のフライトです。
アラスカの方まで回っていますが、
地球は丸いので、これが一番短距離のルートです。
羽田空港に無事到着しました。
デイトナビーチのホテルを出てから、一体どれだけ時間が経ったのか?どれだけ飛行機に乗っていたのか、まったくわからないほど時間が経っています。
生徒達も放心状態。
夕方17:30
甲府に帰るバスに乗りました。
帰り道、みんな眠っていたから記憶にないだろうけれど、
首都高が大渋滞で、普通なら新宿あたりまで30分ほどなのに、
1時間45分くらいかかっていました。
そのため教室到着も、予定よりずいぶん遅れて夜21:00過ぎになりました。
フロリダまで持って行ったたくさんの荷物を教室に入れて、
反省会をして、
FIRST FUJISANの世界大会第2弾、フロリダ遠征が幕を閉じました。
最後に、ここまでブログを読んでくださった皆さんに、幸せのおすそ分け。
フロリダ上空で偶然見つけました。
雲海に、自分の乗っている飛行機の影が映り、それを虹彩が取り巻いています。
ブロッケン現象という、とても珍しい、幻想的なシーンです。
ほんの20秒ほどのことでした。
これを見た人は幸福になると言われていますよ!
皆さんや子供達の未来が幸せなものでありますように。
ご協力、応援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
FIRST FUJISANの旅はこれからも続きます!