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アイズアカデミー活動日記

山梨甲府・考える力を伸ばす学びの場・アイズアカデミーです。
レゴ®ブロックを使った能力開発、読書作文、国語的算数・速読教室。
ファーストレゴリーグ(FLL)チーム「FIRST FUJISAN」の教室です。
https://aizac.net

フロリダ世界大会DAY1が始まりました!

 

こちらがメイン会場、エンブリーリドル大学のICIセンターです。

先生はチームより一足先に大学に来て、

10:00にチームチェックインをするところから一日が始まりました。

 

中に入ると、チェックインをするためにコーチがもう行列を作っていました。

今回は世界中から96チームが集まります。

 

しばらく並んで登録を済ませると、

会場内に案内されました。

 

ロボット競技フィールド。結構広いです。

空気がひんやりしています。

 

そして競技フィールドの裏側は、ピットエリアになっていました。

4日間の活動拠点、交流拠点として、

各チームに2.4m x 2.4mのスペースが割り当てられています。

結構広いです。

 

そしてピットエリアとロボット競技フィールドの間に、

練習フィールドが12台用意されていました。

当初は4台のみとアナウンスされていたので、

増やしていただいてありがたかったです。

 

さて、FIRST FUJISANのメンバー達はというと、

10:50頃、同じホテルに泊まっているチーム達と、

ホテルと大学間のシャトルバスに乗り込みました。

 

今回の大会は、主催者の用意したホテルに宿泊するチームは、

大学までのシャトルバスを利用できます。

時間が不定期なのですが、私達のホテルは大学まで3.5km離れているので

このバスはとても助かります。

 

10分ほどで大学に到着。

 

荷物をピットに置いたら、まずは昼ごはんのために、学食へ向かいました。

この大学、とても広いので、

学食はICIセンターから大きな歩道橋を渡り、800mも離れているんです。

気温31度なので、日陰を探しながら歩いて行きました。

 

今日のお昼はこちら。

美味しくてお腹が落ち着きます。

ギリシャ大会に続いて、当たり!って感じ。

海外遠征では食事は大切な要素になってくるので、とても安心しました。

 

昼食後、ICIセンターに戻ると、すぐにピット設営にかかりました。

いつもはフレームやタープテントを持ち込むことが多いですが、

今大会ではフレームがすでに用意されており、

あとは飾り付けをするだけとなっています。

高さ2.4mで手が届かないため、最初は肩車していましたが・・・

あぁ、台を使えばいいんだね。

教室のみなさんに書いていただいた寄せ書きが登場!

飾り付けが進みます。

 

3人がピット設営をしている間、後の2人はロボット練習フィールドを予約して、ロボットの確認を始めました。

日本からは分解して持っていく機材もあり、

また、輸送途中でゆるんだり外れたりしているところもあるので、

一通り動かして確認をしました。

 

ある程度動いていますが、教室とのコンディションの違いからか、

普段あまりない失敗が起きるミッションがありました。

しっかり見極めて調整しましょう。

こちら、練習フィールドの全景。

フィールドが見えないほど、熱気がみなぎっています。

初日からこんなに混雑するのはちょっと珍しい。

どのチームも、本当に真剣に取り組んでいます。

 

さて、ピットがまだ完成しないうちから、

我らがピットには、世界中のFLL仲間が続々とやってきます。

 

FIRST FUJISAN伝統の「あなたの名前を日本語で」がまたまた大好評。

大人も子供も「私の名前を書いて!」と目をキラキラ輝かせて。

すでに大人気ピットナンバーワン。

そこからたくさんの交流が生まれるんです。

 

午後3:00 開会式がスタート!

アメリカ国歌が流れ、チームが紹介されます。

 

そしてそのまま、カルチャーフェスティバルが始まりました。

 

ギリシャのチームは、あのシルタキダンス。

 

テキサスのチームが踊り始めると、

大勢が客席からわーっとステージの方に行って、

一緒にダンスが始まりました。

みんなが傍観者ではなくプレイヤーという感じ。

こういうのがFLLらしいですね。

 

いろんな国のチームがそれぞれの踊り、歌、劇などのパフォーマンス。

とても楽しい時間です。

 

そしてもちろんFIRST FUJISAN Sharksも14番目に登場!

 

短いスピーチの後、運動会の定番、ソーラン節が始まりました!

 

忙しい準備期間でしたが、頑張って練習しましたね。

 

エネルギッシュなパフォーマンスに拍手喝采でした。

終わった後もいろんなチームに「よかったよ!」って声をかけられました。

メキシコのチームからは、

「その半被とチームユニフォーム交換しよう!」なんてことにもなって大人気。

 

その後もカルチャーフェスティバルは続きましたが、

パフォーマンスしたいチームが今回32チームもあり、

後半戦は急遽金曜日の午後に開催されることになりました。

また楽しみが増えます。

 

カルチャーフェスの後はすぐにピットクローズとなり、

夕食も学食で。

結構歩きますが、おかげでなかなかきれいなキャンパスを満喫しています。

 

帰りもホテルまでシャトルバスの予定でしたが、

30分待ってもバスが来ず、仕方なくウーバーで帰ることに。

しかしそんな待ち時間も、ラテン系のチームは歌ったり踊ったり、

イライラも心配もすることなく、楽しい時間を過ごしています。

いい文化だな〜。

 

さあ、明日はロボット競技本番の日です。

ライブ配信はありませんが、本番はこちらの時間で

10:2014:0015:20です。

11:10、11:50、15:00にスケジュールチェンジ。

日本から気を送ってくださいね!

 

アイズアカデミー

ついに、フロリダ世界大会

FLL Florida Sunshine Open Invitational が始まりました!

 

まず今日は、

NASAのケネディー宇宙センターへみんな一緒にバス旅行です!

 

朝7:00の集合時間に間に合うようにウーバーでホテルを出発すると、

今回の会場になるエンブリーリドル航空大学へ約10分で到着!

 

もうチームが集まり始めてますね。

いきなり世界のチームの中に入って、ドキドキです。

大丈夫でしょうか?

 

ところが、気がついたら始まってるじゃないですか。交流が。

いろんな国のチームとおしゃべりしたり、

一緒に写真を撮ったり。

ギリシャのチームとは、FIRST FUJISAN Swimmyが先月ギリシャ大会に行ったばかりですからね、すぐに仲良くなっていました。

いいですね。この積極性。

これがFIRST FUJISANです。

 

さて、7時に大学へ集合してすぐ出発の予定でしたが、

まったくバスが来ない。。。

アメリカあるあるです。

 

結局バスが出発したのは9:10になってしまいました〜。

 

でもそんなこと気にしない。

なんといっても今日の目的地はNASAですから、

ワクワクの方が大きいのです。

 

バスは湿地がいっぱいの平べったいフロリダの道を一路南へ。

 

雲がとても印象的でした。

 

10:20 ケネディー宇宙センターへ到着!

 

いきなり野生のイノシシがお出迎えしてくれました。

宇宙センターは広大な敷地で、自然も豊か。

ワニ、カメ、ヘビ、野鳥がたくさんいるんだそうです。

 

ビジターセンターに入ると、アメリカの宇宙開発の歴史を飾ってきたロケットが立ち並ぶロケットガーデン。

 

次に現代の宇宙船がいっぱいの「GATEWAY」を見学。

「SPACE PORT KSC」の3種類のライドで、みんなで宇宙旅行を体験しました。

 

最新宇宙服のフェイスに映る自分の顔を覗き込むゆういち先生(笑)

 

その次は宇宙センター内のバスツアーに参加。

 

目的地のサターンVセンターまで、なんと12kmも離れています。

とんでもない広さを体感!

 

ここで嬉しい誤算が。

アポロやスペースシャトルでも使われた39番発射台の観測塔で、

バスを降ろしてもらえたのです。

 

 

観測塔の上に登ると、なんとすぐ目の前に、

39A、39Bの発射台見えるではないですか。

(この興奮、宇宙好きにはきっとわかるでしょう)

39AにはスペースXのファルコンロケットが据え付けられていました。

聞くと、なんと明日午前10:16に打ち上げをするのだとか。

あ〜、明日来てみたかったな〜。

眼下には組み立てたロケットを乗せたまま移動するクローラーが通る広い道が見えます。

 

バスはVABというスペースシャトルの組み立てにも使われたビル(高さ160mもある、世界一高い平屋の建造物)の横を通り、アポロサターンVセンターへ。

 

管制室のデモンストレーションを見ると、次の部屋には・・・

本物のサターンVロケット!

かつてのアポロ計画で月に行くために使われた、

高さ(ここでは横になっているので長さ)約111mもある巨大ロケットです。

大迫力ですね。

 

生徒達、本物の月の石を夢中になって見たり、(キラキラ輝く鉱物が含まれていた)

本物の月の石に触ったりしました。

貴重な経験です。

 

またバスに乗ってビジターコンプレックスに帰ってくると、

次はスペースシャトル。

外部燃料タンクと個体ブースター。

とんでもなく大きいです。

 

そして館内にはスペースシャトル・アトランティス。

大気圏突入の過酷さを物語る、生々しい耐熱タイルに息を飲みました。

 

シャトルを見る目も真剣そのもの。好奇心の強さを感じますね。

 

最後はスペースシャトルの発射体験のライドに乗りました。

ネタバレになるので書きませんが、これは良かったですよ。

 

そうこうしているうちに、夕方5時の閉園時間になってしましました。

後ろ髪引かれる思いで宇宙センターを後にしました。

あっという間の一日でした。

 

帰りもいろんな国のチームと一緒にバスに乗り込みます。

日本、ギリシャ、エストニア、イタリア、南アフリカ、イギリス・・・

1時間10分ほどの道中、イタリアチームが陽気に歌っていました。

世界大会に来たなっ!て思える、いい雰囲気です。

 

バスで大学まで帰って、そこからウーバーと考えていましたが、

たまたまバスが私達の泊まっているホテルの前の道を通ったので、

ドライバーさんにあわてて降ろしてもらいました。

助かりました。

 

デイトナビーチは、デイトナスピードウェイという巨大なサーキットでも有名です。

それがホテルの目の前にあります。

 

横断歩道がチェッカーフラッグになっているのがおしゃれです。

 

明日はエンブリーリドル航空大学で

大会が本格的にスタートします。

 

楽しみですね。

 

アイズアカデミー

 

 

 

 

フロリダ世界大会遠征2日目を迎えました。

 

到着が午前4時で、眠ったのが午前5時や6時でしたから、

本当はしっかり眠って体を休めたいところですが、

眠ってしまうとアメリカの時差に適応できない。。。

悩ましいところですね。

 

時差調整には、日光を浴ること、体を動かすことが欠かせませんから、

今日はデイトナビーチを散策することにしました。

 

午前11時にホテルロビーに集合。

ビーチまではホテルから8kmもあるので、

3,4人ずつUberで向かいます。

 

広くてまっすぐな道路、街路樹は椰子の木。

日本と全然違う風景に、子供達も大興奮です。

 

「WORLD'S MOST FAMOUS BEACH」のアーチが出迎えてくれました。

気温は31度。それ以上に日差しの強さを感じます。

 

アーチをくぐってしばらく行くと、

見えました!デイトナビーチが!

そして、大西洋が!

コロンブスも航海した海です。

 

地平線の彼方までずっとビーチが続いているって、本当にびっくりしました。

この写真ではその驚きを伝えきれません!

大勢の人々が海水浴を楽しんでいました。

砂にはオレンジ色の何かが混ざっていてとってもきれいです。

そしてすごい遠浅。

家族連れが海のずっと沖の方にいるのに、

波ががひざ下でチャプチャプしているのにも驚きました。

砂が締まっているので、車も通れるようです。

 

とにかくきれいすぎて驚きのビーチです。

 

こんなところを仲間と歩けるなんて、本当に幸せ。

 

空には広告を引いて飛ぶ飛行機が。

肉眼ではもっと大きく、広告の文字もちゃんと見られます。

日本ではなかなかない光景ですね。

 

さてこちらの桟橋、

アメリカにはよくあるんですかね。

いろんな映画で見たことがあります。

150mほど海に突き出しています。

 

先端では釣りをしている人も多く見かけました。

みなさん釣った魚を餌にして、さらに大きな魚を狙っているようでした。

体長50cmくらいのハンマーヘッドシャークを釣った人が、

その場でさばいて、その頭を針につけてまた海に投げ込む。

次は何が釣れるかとドキドキしました。

 

そうそう、このチームはFIRST FUJISAN Sharksですから、

今回はみんなが帽子の上にサメのぬいぐるみを縫い付けて、

羽田空港からずっとかぶっているんですよ。

それを指さしているんだね。この写真は。

 

1時間ほど歩いただけですが、ずいぶん汗をかきました。

暑くて仕方ないので、桟橋の上にあるレストランに避難して、お昼ご飯。

これも映画で見たような、フロリダのビーチの景色の一つです。

 

思いがけずシーフードのランチとなりました。

カニの足のフライが美味しかった〜。

アメリカの世界大会は今回で9回目なんですが、

アメリカでこんなに美味しい食事は初めてかも!

みんな大満足でした。

食事の後もしばらく散策して、その後またUberでホテルまで戻ってきました。

 

そして、やっぱり先生達の部屋でプレゼンの練習。

日本からはるばる運んで来たロボットや試作品が壊れていないかも確認したり、

プレゼンのポスターを部分的に作り直したり、

こちらに来ても準備に余念がありません。

 

体も頭も動かしたので、今日は早めに休みたいと思います。

よく眠れたら、明日からばっちりアメリカ時間で生活できそうです。

 

明日24日(火)は、もうフロリダ世界大会ゼロ日目が始まります。

世界のチームと一緒にバス旅行に出発です!

 

 

アイズアカデミー

 

 

ついに到着した〜!

というのが大袈裟ではない感想です。

 

乗継地トロントの空港では、

和やかに世界大会のお話をしていたFIRST FUJISAN Sharksのメンバー達。

 

しかし、待てども待てども飛行機への搭乗開始がアナウンスされません!

途中でゲートチェンジがあったりして、

どうやら遅延のよう。

 

20:55出発の予定が、なんと23:20出発になってしまいました。

でも、フライトキャンセルにならなかったのでホッとしました。

 

もうちょっと早ければ、良い景色が眺められたかもしれませんが、

アメリカの大平原の上からは、時々街の明かりが見えました。

 

こ〜んな感じで北米大陸を上から下へ。

 

オーランド空港に到着!

日付が変わって午前1:50のことでした。

 

空港ではメインターミナルまで電車に乗って行きます。

なんだかリゾート地って感じ。

ディズニーやユニバーサルなど、テーマパークの街ですからね。

流石に深夜でお客さん他にいません。

 

空港の外に出ると、

アイズアカデミーの看板と、大型バス。

日本と全然違う感じです。アメリカらしい。

 

空港を出たのが午前2:20。

高速道路を走ること100km以上。

 

午前4:00。

ついにデイトナビーチのホテルに到着しました〜!

 

甲府の教室を出発してから、

実に28時間半という、長大な遠征でした!

 

ホテルのロビーで記念撮影。

ぐったりしてるのはゆういち先生だけ?

みんなエネルギーに満ち溢れています。

 

ベッドに入ったのはもう朝5:00でした!

こうして、長い長い遠征1日目が終わりました。

 

アイズアカデミー

 

 

 

ふぅ〜っ!

 

チームFIRST FUJISAN Sharksは、

途中経由地のカナダ・トロントに到着しました。

 

たっぷり12時間半のロングフライト。

機内食は美味しかったですよ!

 

到着したターミナル1は、見渡す限りエアカナダ。

カナダに来たんだな〜と実感しました。

でもカナダに入国はしないの。

 

なんと、トロント空港で、アメリカ合衆国の入国審査が受けられるんですよ。

だから、今日の深夜にオーランドに着いた時には、

国内線と同じように降機できて楽々です。

まあ、行列で1時間以上かかりましたが。。。

 

子供達、何にも言わなくても早速自分たちでゲートを探しています。

 

初めての空港だけど、どんどん歩いていく!

ちょっとは後ろの人も気にしてよ〜、と思うほど力強いチーム力です。

 

さあ、これからオーランド行きの便に乗り込みます。

オーランドまで3時間、

そこから大会が行われるデイトナビーチまで約100km!

 

飛行機が遅れているみたいなので、

ホテル到着は、午前3時すぎになりそうです。

 

次の更新は、こちらの時間で23日の夜になるでしょうか。

 

楽しみにお待ちください。

 

では!

 

アイズアカデミー

 

 

 

2025年6月22日(日)

FIRST FUJISANの世界大会第2弾

FLLフロリダ世界大会出発の日がやってきました!

 

教室のカウトダウン掲示もついに0日です。

 

 

12:30家族みんなに見送られて教室を出発!

今日も暑いですね!今日の最高気温33.3度でした。

 

バスに乗って一路羽田空港へ。

楽しそうに審査セッションの打ち合わせをしていました。

いい感じです!

 

日曜午後の上り線渋滞で多少時間がかかりましたが、

2時間15分ほどで第3ターミナルに到着しました。

 

出国審査を終え、もう自分たちで搭乗ゲートを探していますね。

自分の道を自分で切り拓く。

どんな旅が始まるのでしょうか?

 

なんだかわくわくしてきました!

 

今日は18:10発のエアカナダ便で、

まずはカナダのトロントに向かいます。

 

12時間25分のフライトです。

がんばります!

 

アイズアカデミー

ギリシャの世界大会から帰ってきて、

ちょうど1ヶ月が経ちました。

 

今日はFIRST FUJISAN Swimmyチームの

ギリシャ世界大会での部門優勝の記事が、

山梨日日新聞に掲載されました。

 

 

まだ1ヶ月しか経っていないのに、

遠い昔のことのように感じます。

 

そんなことを言っているうちに、

あと2週間後には、

FIRST FUJISAN Sharksチームが、

フロリダの世界大会に出発するんですよ!

 

アイズアカデミーのワクワクは当分続きますね!

 

 

アイズアカデミー

 

話は前後しますが

副知事表敬訪問の記事が

ギリシャ世界大会に出発した4月29日に

山梨日日新聞で掲載されていました。

 

 

ありがとうございました。

 

アイズアカデミー

5月6日

世界大会が終わり、ギリシャを離れる日が来ました。

 

首都アテネは英語でAtehns(アセンズ)と言いますが、

世界大会遠征を経験して、アテネよりもアセンズの方がしっくりくるようになりました。

 

ちなみにギリシャ語ではΑθήνα(アティーナ)、古代ギリシャ語ではAθῆναι(アテーナイ)だそうで、

「アテネ」っていうのは日本特有の言い方だったのですね。

 

さて、午前10:00にホテルを出発。

スタッフがフレンドリーで、朝食もおいしく、いいホテルでしたよ。

 

ミニバスにトランクいっぱい積んで。

積みきれない分はもう一台来たバンに積んで。

 

日本でいうマイクロバスなんですが、メルセデスベンツでびっくりしました。

 

空港でも子供達がカウンターやゲートを探して、主体的に動いているのがいいですね。

 

この日のフライトはカタール航空。

出発が1時間遅れたので、ドーハでの乗換が間に合うのか、ドキドキしながら出発。

 

アセンズからエーゲ海、地中海、シナイ半島、アラビア半島の砂漠の上を飛んで、ペルシャ湾のドーハまで、4時間半のフライトです。

 

延々とつづく砂漠に見惚れてしまいました。

 

さて、ドーハ空港。

アラビア文字、まったく読めません。。。

 

ドーハ空港はターミナル1つの空港ですが、とにかく広いので、ゲート探しも大変。

 

ターミナルの中を走る電車にも乗って、

 

ギリギリ乗換に間に合いました。

 

その後、成田まで、偏西風に乗って行きより2時間も短い10時間のフライト。

 

成田空港へ到着!

 

そのままバスに乗って甲府へ戻ってきました。

 

そしていつもの教室へ。

そこは出発した日のままで何も変わっていませんでしたが、

子供達の内面には、大きな変化への芽吹きが始まっていることでしょう。

彼らのこれからが楽しみです。

 

最後にリーダーから感謝の言葉があり、

ギリシャ世界大会への遠征が幕を閉じました。

みなさん、応援ありがとうございました。

 

 

と、ホッとしたところでカレンダーを見てみたら、

ん? まだ毎週日曜日に「FLL活動」って書いてあるじゃないですかぁ。

 

遠征が終わったというのに、どういうこと?

 

そうです、FIRST FUJISANには、もう一つの世界大会があるんです!

 

6月24日から6月28日までの5日間。(遠征はその前後で結構長くなりそう!)

フロリダ州デイトナビーチのエンブリーリドル航空大学を会場に行われる、

FLL Florida Sunshine Invitational 2025に、

今度はFIRST FUJISAN Sharksが出場します!

 

まだまだ続きます!

応援してくださいね!

 

アイズアカデミー

5月5日(月)

日本はこどもの日でしたね。

 

ギリシャの世界大会 FLL Open International Championship Greece 2025 が終わりました。

あっという間の3日間でしたが、

生徒たちにとっては、人生が大きく動き出した3日間だったのかもしれません。

うまくいったことも、やり切れなかった悔しいことも、すべてが大切な学びです。

 

さて、今日は生徒達が朝早くから外に出ていったと思ったら、

大会が終わって静かになったピットで、ゴミ拾いをしていました。

さすが上級生はいろんなものが見えています。

「ゴミ拾いもやってみると楽しいよ!」と、後輩達を誘っていました。

大変なことも楽しみに変えられる・・・

これもFIRST FUJISANの活動を通して体得したことなんでしょう。

 

午前9時。

全ての荷物をまとめて、思い出がいっぱいつまった会場を後にします。

 

そして今日は、他のチームと一緒にバスに乗って、遠足に出発です!

同じバスに、日本、ノルウェイ、ベトナム、メキシコのチームが乗り込みました。

 

ペロポネソス半島は、アテネの方よりも山に緑が多いんです。

ほとんどが松。畑では柑橘類が多く栽培されているそう。

しかし、ところどころで山火事の跡が見られました。

気候変動で高温小雨傾向が強まり、頻繁に山火事が起きるそうです。

地球環境を守ることは、待ったなしの状態なんだと気付かされました。

 

40分ほどバスに乗って着いたのは、エピダウロスの円形劇場。

みんなでガイドさんの話を聞きながら見学しました。

「私はギリシャ語の他は英仏独伊の言葉しか話せなくて、日本語で解説できないから、英語でゆっくり話すね!」と、サラッと言われました。確かにお話がゆっくりで、わかりやすくて助かりました。

 

この劇場、2400年前のもので、5000人を収容できるんだそうです。

今でも夏には音楽祭で使われているほど保存状態がよく、

一番上にいても、すり鉢状のステージの小さな声が聞こえるほど音響効果が高いんです。

 

ガイドさんが真ん中で手を叩いた時などは、

一瞬の静寂の中に音が響き渡り、古代ギリシャにタイムスリップしたような感覚に襲われました。

 

博物館もあって、発掘された石像や建築物の一部がたくさん並んでいました。

余談ですが、その中にレゴも発見!

そういえばこれ、パルテノン神殿にもあったぞ!

どんな意味があるんでしょうか?

 

 

次は1時間ほどの乗車で、ギリシャ文明以前の文明の地ミケーネへ。

世界史で勉強はしましたが、

ヨーロッパにこんな巨石文明があったとは驚きました。

 

三角形のライオンが彫られた巨石の門をくぐると・・・

そこにあるのは王の墓のようです。

お墓は9ヶ所と言っていたかな?

こちらなどは、巨大な円墳。

中に入ると、巨大な石で作られたドームになっています。

 

お墓よりもさらに上にある王宮まで登ると、この眺めです。

ここにアクロポリスを構えた理由がわかるようです。

 

発掘された土器などは、確かに世界史の資料集で見たことはありましたが、

惚れ惚れするほど美しいのです。

もしこういう本物に魅了されていたら、もっと世界史の勉強は楽しいものになっていたなと思います。

しかし、日差しが強かったなぁ。紫外線が刺さるようでした。

 

そのあとは港町ナフプリオへ。

旧市街や城塞、海の景色など、見どころの多い街のようです。

本当は3時間くらい予定されていたようですが、

私達のバス、時間切れ〜っていう感じで、ご飯も食べられない程のあっという間の滞在でした。

 

バスの集合時間に間に合うように来るのは、いつもノルウェーと日本のチーム。

でもベトナムとメキシコのチームが・・・

バスの出発があちこちで遅れて、時間がなくなってしまったのです。

 

こういうお国柄、文化の違いも、体験してみなくちゃわかりませんね。

ある意味きっちりしすぎの日本より、良いことなのかもしれないなと思います。

 

バスはそのままアテネに戻ってきました。

途中、道沿いにオレンジの直売所がいくつもあったり、

岩を6km以上開削して作った、コリントス運河(コリントス峡谷)を渡ったり、

2時間があっという間の帰り道でした。

 

でも、ここからまだ大変なことが続きます。

バスを下ろされたのが、スタンリーホテルというところ。

どのバスも、ここか空港が最終到着地で、私達のホテルまで行ってくれるわけではないのです。

 

大きな荷物をたくさん持って大通りを渡り(日本と違って車優先なのでほんと大変です)、

地下鉄駅の入り口で階段しかなく途方に暮れていると、地元のおじさんがエレベーターを教えてくれて、なんとか改札にたどり着けて、

15人分の切符を買っていると、ホームレスと思しき方がずっと横に立って、お釣りが出るたびに話しかけられてなかなか買えず、

まあそれでも地下鉄5駅、その後10分の徒歩大移動で、20:15頃、無事にホテルに到着できました。

 

でも、本物の歴史を肌で感じた、楽しい楽しい一日でした。

次のシーズンのテーマは考古学。

生徒達、何かヒントをつかんだでしょうか。

 

明日は、アテネ→ドーハ→そして日本へ向かう飛行機に乗ります!

おそらく次のブログ更新は日本到着後、5/7になりそうです。

あ〜、疲れ具合によっては5/8かな?

 

引き続きお楽しみに!

 

アイズアカデミー