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アイズアカデミー活動日記

山梨甲府・考える力を伸ばす学びの場・アイズアカデミーです。
レゴ®ブロックを使った能力開発、読書作文、国語的算数・速読教室。
ファーストレゴリーグ(FLL)チーム「FIRST FUJISAN」の教室です。
https://aizac.net

今日はロボットや審査セッションの本番の日です。

 

朝7時、昨日は強風のため建てられなかったピットのセットアップが始まりました。

たまたま宿泊部屋の目の前なので、荷物運びも苦になりません。

 

今回のピットエリアは、50チームが泊まっている宿泊棟に囲まれた広場です。

広場をぐるっと囲んでピットが並びました。

日中は気温も上がり紫外線も刺さってくる感じですが、

空気がカラッとしているので日陰に入るととても気持ちがいいです。

朝晩は上着が必要な冷え込みです。

 

FIRST FUJISANのピットが無事立ち上がりました。

 

今日は本番がいっぱいなので、どのチームもピットを回る時間は限られますが、

それでもFIRST FUJISANのピットはいつものように賑やかです。

 

先生はその間、コーチミーティングへ。

円形シアターで最終の質疑応答が続きます。

みなさん真剣ですが、時折笑いがでるような、和やかな雰囲気でした。

主催者やボランティアの皆さんには本当に感謝です。

 

10時からはロボットの練習ラウンド。

練習なので公式記録にはなりませんが、本番同様3,2,1,LEGO〜で競技をします。

 

そして11時から本番ラウンド1が始まりました。

なんとなく成功したり、なんとなく失敗したりで、

380点に終わりました。

 

すぐに予約してあった練習フィールドに向かい、調整を始めます。

練習フィールドも、屋根付きですが屋外です。

昔カリフォルニア州サンディエゴの世界大会に行ったことがありましたが、

雨の降らない地域だからこその設定です。

特に不都合があるわけでもなく、とても開放的で気分がいいですね。

 

ただ今回は、練習フィールドの予約は各チーム3回までという限定です。

調整できる時間が限られるため、どのチームも最高点が伸びませんが、

そのような状況でも得点を上げていけるチームこそが、本当に力のあるチームなんでしょう。

 

12時には本番ラウンド2が始まりましたが、290点。

普段の練習ではなかなか出ない低い得点でしたが、

明日の第3ラウンドまでに、冷静に調整をしてくれたらいいなと思います。

 

午後1時から食堂で昼食。

そしてピットでの交流をしながら、

今度は午後4時から始まる審査セッションの準備です。

部屋でプレゼンテーションの練習や、活動の振り返りをしています。

 

そして審査セッション本番。

審査室4は、こんな感じですよ。

緊張して待っているところです。

 

しかし、部屋に入ると審査員の皆さんが、

生徒達の緊張をほぐすように明るく声掛けしてくださり、

とてもフレンドリーな雰囲気の中で、

プロジェクトとロボットデザインの2種類のプレゼンテーションと、

たくさんの質疑応答ができました。

 

部屋から出てきた時にはこの表情。

無事に終えられてほっとしました。

 

これで今日の本番は終了。

あとは明日のロボット最終ラウンドと、アライアンスカップを残すのみです。

 

夕方、アライアンス仲間に決まったスイスのチームと、戦略の打合せ。

相手のピットに行って、お互いの強みや弱みを元に話し合って、

なんとかアライアンスの共同戦略を立てました。

明日の最終ラウンドが終わった後で、

実際に2チームのロボットを動かしながら調整することになりました。

 

さて、実は今日、昼間に特別な体験が用意されていました。

President Meeting。

生徒達が米国FIRSTのCEO クリス・ムーア氏、ギリシャFIRSTのCEOコスタス氏に会って、

直接お話を聞いたり質問したりできる貴重な機会です。

一緒に肩組んで、写真を撮らせてもらったりしました。

こういう経験も、生徒達を勇気づけてくれますね。

とても嬉しかったです。

 

ピットでは時々音楽がかかって、自然発生的にダンスが始まったり、

 

チーム同士で記念撮影をしたり、

とっても良い空気が流れていました。

 

夜は9時からフレンドシップナイト。

予め各チームが送っておいた、

国を代表する音楽やダンスが次々と流れます。

そして最後はやっぱりダンスタイム。

 

緊張したり、緩めたり、FLLの世界大会はとても忙しい日々ですが、

たくさんのいい経験ができます。

 

明日は最終日。

日本から気を送ってくださいね!

 

アイズアカデミー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月2日の夜9時から、

ギリシャ大会の開会式が開かれました。

 

今回のピットエリアはなんと屋外の広場!

雨の少ないギリシャならではですね。開放感があります。

 

開会式はこのピットエリアの広場から、少し離れた体育館までのパレードで始まりました。

 

20:20頃から、ピットエリアに全チームが集まり始めます。

早速いろんな国のチームと交流が始まりました。

今回最終日のアライアンスパートナーとなる、スイスチームにも会ってご挨拶。

 

さあ、パレードの出発です。

日の丸を掲げて歩くのは誇らしいですね。

いろんな国の旗がはためいていました。

 

体育館の中は、音楽がガンガンかかって、この盛り上がりです。

さすが世界の代表ですね。

 

MCもノリノリで、開会式がスタート。

 

ギリシャFIRSTのプレジデント、コスタス氏の挨拶。

実はギリシャの世界大会は、2021年に計画されていました。

しかしコロナで中止に。それでもオンラインに切り替えて大規模な世界大会を開催しました。

そして今日ついにリアルなギリシャ大会を実現できたという喜びに満ちていました。

FIRST FUJISANはこの時のFLL Virtual Open Greeceに参加し、部門優勝しています。

ですから、私たちにとっても大変感慨深いリアル開催なのです。

 

さらに今日のサプライズゲストは、

FLLを主催する米国の非営利団体「FIRST」のCEO、クリスムーア氏!

 

「生徒達は何ヶ月もかけてロボットを作ったのではなく、

イノベーター、そして世界市民としてのアイデンティティを作り上げたのです!」

という熱い言葉に感動を覚えました。

FLLはまさにMore than Robotの経験なのです。

 

この後、世界中のチームから寄せられたビデオが上映され、

最後はやっぱりパーティータイム!

FIRST FUJISANの生徒達、最初はちょっと戸惑っていましたが、

すぐに輪の中に入っていき、踊りまくっていました。

 

その間先生は、

前回はオンラインでお会いしていたコスタス氏と再会を喜び、

(ちゃんと覚えてくれていましたよ!)

FIRSTのクリス・ムーアCEOにもお礼を伝えることができました。

FIRSTのCEO(当時はドン・ボッシ氏)に直接お会いしたのは2018年のデトロイト以来でしたが、

FLL、FIRST FUJISANの活動を通して、

これまで多くの生徒達が、人生を動かすような経験をさせていただいています。

指導者として、それに対してお礼が言えたことは、とても嬉しかったですね。

 

部屋に帰ってきたのは23:30頃でした。

 

明日はロボット競技や審査セッションの重要な一日です。

生徒達、その後も深夜まで明日の準備に励んでいました。

 

切り替えてがんばりましょう。

 

アイズアカデミー

 

 

 

 

日本の皆さん

こんにちは!

 

いよいよギリシャの世界大会

FLL Open International Championship Greece 2025開幕の日を迎えました。

 

今日は新しくなったユニフォームを着て、10:50にホテルを出発。

たくさんの荷物を持って、徒歩10分くらいのシングルフィックス駅まで歩きます。

 

同じバスには、FIRST FUJISANの他、

チリ、メキシコ、香港、ニュージーランドのチームが一緒に乗り込みました。

ほんと、賑やかな車内です。

 

ずっとエーゲ海を見ながら、

バスは高速道路、途中からは山道を進みました。

 

1時間ほどと聞いていましたが、約2時間かかって、

今回の会場であるペロポネソス半島の方にある、

The Ranchに到着しました。

 

無事チームレジストレーションを終え、お部屋に向かいます。

ザ★合宿所という感じ!

 

そしてすぐにランチへ。

 

そして、もうみんなで遊んでます!

 

今日は夕方5時からピットを立てて、本格的な交流が始まります。

7時から夕食。

そして9時から11時まで、開会式!

 

というわけで、今日のブログの更新はここまでにしましょう。

深夜になっちゃいますからね。

開会式の様子はまた改めて。

 

 

アイズアカデミー

 

5月1日

昨日アテネに到着したFIRST FUJISAN Swimmyの生徒達。

 

今日は朝から先生の部屋に集まって、午前中は大会に備えたミーティングとなりました。

まだまだ掘り下げられていなかった内容がいくつか見つかり、

自分達の今シーズンの活動を振り返りました。

 

それが終わって12:00すぎ、

今日は二人1組で街探検へ出発です1

街探検はFIRST FUJISAN世界大会恒例の行事で、

子供達が自分で行き先を決め、地図を見ながら(スマホの道案内は使わず)

自分達で判断して動きます。

 

親も同行しますが、決して案内はせず後ろからついていくだけで、

子供が道を間違えたら一緒に間違えてあげてくださいというのがルールです。

しかもここは外国。

自分の足で歩けたという経験は、

子供達の心に一生残るはずです。

続々と出発していきますね。

どんな経験をして、どんないい顔して帰ってくるのか楽しみです。

 

先生はまだ、ギリシャの大会組織からの連絡が続々あり、

ギリシャに着いてもいろんな対応に追われていますが、

生徒達が出発した後、しばらくして街探検に出発しました。

地下鉄の駅に着くと、自分達で切符を購入する生徒達を発見!

これだけでも大変なことなんですよ。頑張ってね!

 

さて、今日はメーデー+公務員のストライキということで、

市内の遺跡や博物館、公共交通までお休みになってしまいました。

それでも見どころの多い街です。

 

先生達は

アクロポリ駅からプラカ地区へ行き、街歩きを堪能しました。

観光客も、地元の人も、カフェで賑やかにおしゃべりしています。

こういう文化はいいですね。

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アテネの旧市街は、顔を上げるとどこかにアクロポリスが見えるという街です。

山梨県民が富士山を見れば自分の位置がわかるのと同じで、

地図がなくても街歩きがしやすいと思いました。

 

そして、本当に無造作に古代遺跡が点在しています。

先生は行き先をまったく決めていなかったのですが、

アクロポリスさえ見えれば自分がどこにいるのかわかり、

歩いているだけで次から次へと遺跡が見つかるので(今日は柵の外からですが)、

ローマ時代のアゴラ、古代の図書館、ゼウス神殿、ギリシャ正教会など、

短時間でしたが、結局たくさんのものを見ることができました。

 

最後はシンタグマ広場の上の無名戦士の墓の衛兵交代式まで見ることができました。

帰ろうとしたら、昼は動いていた地下鉄がストで止まっていて、

ホテルまでの道のりを歩いて帰ってくることになりました。

 

夜は地元の人が集う食堂を予約して、みんなでギリシャ料理をいただきました。

チームのためにスペシャルなコースを用意してもらったんです。

ギリシャ料理は日本人の口に合いますね!

 

明日はいよいよ世界大会が始まります!

 

アイズアカデミー

無事に着いたかな〜?って、

心配いただいていましたか?

 

FIRST FUJISAN Swimmyの生徒達、

4月30日の昼12時すぎ、ついにアテネに到着しました。

 

こんなコースを通るんですね。

成田からドーハまで12時間、乗り換えに3時間、

そしてドーハからアテネまで4時間もかかりました。

 

でも、みんな元気です!

バスに乗ってアテネ市内に向かいます。

ちょっと見えにくいですけど、

高速道路の看板は、ギリシャ語と英語が使われています。

ギリシャ語はアルファベットが違うので、

読むのはかなり大変。

でも解読するのがなんだか楽しくなってきます。

 

バスのガイドさん曰く、今日は特別にひどい渋滞だったとのことですが、

ギリシャの方は全体的に運動神経がいいのか、

運転がものすごいんですよ。

これでよく事故が起きないなと感心します。

車の間をすり抜けていくバイクも日本よりはるかに多いです。

街歩きをする時には気をつけなくてはなりませんね。

 

渋滞のため、1時間以上かけてアテネ市内へ入り、

14:30頃、レストランでちょっと遅めの昼食。

ギリシャ伝統料理の「ムサカ」をいただきました。

 

思いのほか、大きくて分厚い、日本とは違う味付けの料理に、

完食する子、ちょっと手をつけて食べられなかった子、様々でしたが、

現地のものを食べてみるって、これも大切な経験です。

 

ゆういち先生は完食。ボリューム満点だったので、夕食は軽くしようと思います。

ごちそうさまでした。

 

そして今日のクライマックスは・・・

そうです、アクロポリスに建つパルテノン神殿!

 

アテネに来たら絶対に行かなきゃ!という場所ですよね。

 

丘の上まで歩いていくと、前の門に到着。

これだけでも圧倒されますね。

観光客もいっぱい!

 

そしてさらに上ると、

ついにパルテノン神殿が!

 

古代ギリシャ時代、ここに祀られていたのは知恵と戦略の女神アテナです。

(知恵と戦略・・・ファーストフジサンにはピッタリ!)

 

ここは4年に1回のお祭りの日以外は、神官しかいない静寂の神殿だったと聞きました。

 

今日は私達を含め観光客が大勢いましたが、

強い風の中、往時の静寂を思い浮かべ、本物の歴史遺産に没入しました。

 

そういえば、ガイドさんから「アイズアカデミーはなんでアカデミーなの?」と質問されました。

 

それは、古代ギリシャの哲学者プラトンのアカデメイアと同じで、

「教えるのではなく、対話を通して、みんなで考え試行錯誤していく場だからアカデミーなんですよ」とお伝えしました。

 

すると、「そういう体験を幼児期から続けて、それが当たり前になっているから、ファーストフジサンの成果が出続けているんですね」とガイドさん。

鋭いご指摘です。その通りだと思います。

 

 

素敵な時間を過ごしながら、

夕方19:00頃にホテルへ到着。

甲府を出てから実に33時間が経っていました。

 

さて、明日は世界大会恒例の街探検に出ようと思います。

 

今日はひとまずここまで。

おやすみなさい。

 

アイズアカデミー

2025年4月29日

FIRST FUJISAN世界大会遠征第一弾

Swimmyチームの遠征が始まりました。

 

午後3:30アイズアカデミーの教室から、家族に見守られて出発!

 

しかし、いきなりゴールデンウィークの洗礼。ずっと渋滞です。

 

成田空港に着いたのは19:30。

生徒達、バスの中でもずっと活動の振り返りをしていました。

 

さあ、早くチェックインして軽く夕食でも、と思っていましたが、

カウンターは大行列です。

これもゴールデンウィークならでは。

1時間半くらいかかってようやく全員がチェックインしました。

 

その後、大慌てで保安検査と出国審査。飛行機に乗り込みます。

 

すぐに大東京の夜景。

 

そしてこれは、甲府盆地ですよ!北側から見た図です。

甲府駅周辺は一際明るく、甲府バイパスや平和通りも見て取れます。

釜無川(真っ黒)や中部横断道も見えますね。

 

このようなルートを通って、現地時間朝3:43。

12時間弱のフライトののち、カタールのドーハ空港に到着しました。

眠らない空港ですね。

 

早速生徒達が先頭に立って、乗り換えゲートを探していますよ!

 

とっても素敵なターミナル。

 

次はこの飛行機で、アテネに出発です。

 

 

アイズアカデミー

 

 

 

ファーストフジサンスイミーの生徒6人が

ギリシャのFLL世界大会へ出発します!

成田から深夜便です。

 

毎日ブログ書きますよ!

 

応援よろしくお願いします!

4月20日(日)

 

FLL世界大会に出場するアイズアカデミーの生徒チーム、

FIRST FUJISAN Swimmyと

FIRST FUJISAN Sharks の壮行会が、

山梨県庁で開かれました!

 

会場いっぱい、大勢の親子連れが集まってくださいました。

 

そして、永井参議院議員、臼井県議会副議長、望月県議会議も応援に駆けつけてくださり、

熱のこもった激励の言葉やお褒めの言葉をいただきました!

 

ロボット競技は子供も大人も食い入るように見ています。

成功するごとに歓声が上がり、

子供たち、ロボットのキビキビした動きに圧倒された感じです。

選手が見えないくらいの人だかりですね!

 

ロボットだけではなく、プレゼンテーションも披露。

こんなに大人数のお客さんの前で、

1年間頑張って研究開発してきた成果をプレゼンできるなんて、

最高に幸せです。

大会でも審査員の前で、元気にプレゼンしましょう!

 

最後は皆さんに書いていただいた日の丸の寄せ書きが、

両チームに贈呈されました。

 

チームSwimmyの6人は

もう来週、世界大会が開かれるギリシャへ。

 

チームSharksの5人は

6月に、もう一つの世界大会が行われるフロリダへ。

 

地元の子供たちが日本代表として世界と競い、交流するなんて、

ドキドキしますね!

 

遠征の様子はブログで毎日発信する予定です。

皆さんもどうぞ世界大会に一緒に行った気分で楽しんでいただけたらと思います!

 

アイズアカデミー