『聞く』は、子育て以外にも効果があるの?

そんな疑問をお持ちの方に朗報です。


介護にも効きますよ!!


歌うように、愛する喜びを伝えよう♪

こんにちは。
姿勢ライフコーチ 井手愛美です。



物心ついたときには、すでに背中が丸まっていた祖母。

コロナ禍前は、年に2~3回会うくらいでした。




Instagramでも投稿しましたが、ブログでもシェアするので、よかったら



去年の最初の緊急事態宣言。

母は介護職
私は講師業

高齢の祖母を思って会うのを控えていた期間で、
できなくなってしまったことが目に見えて増えていた。


おしゃれが好きで
温泉が好きで

買い物が好きで
お出かけが好きで
どこでも歩いていく祖母だった。


「今日は足が痛い」

「情けない体だ」

「もう何もしたくない」

祖母は会うなり、挨拶のように言うようになった。


母は落ち込んで、私はとにかく『聞く』をした。

そして、仕事の後に祖母の家に可能な限り通うことを決めた。

片付け、掃除、買い物の手伝い

祖母の話を『聞く』ために。


「そっか」

「そう思うんだね」

「そういう日もあるよね」

否定はしない。
励まさない。

ただ、祖母の言葉を受け止める。


そのうち祖母は決まってこう言う。

「でも、動かないと本当に歩けなくなっちゃうよね」

「あと5年は長生きして、市長さんに表彰してもらわなきゃ!」

いいね、それがいい。
そうしよう!

その気持ちが大事だよ。


祖母のできないことが増えたのではない。

私が大人になり、祖母のためにできることが増えたのだ。

祖母が目標にしている100歳まであと5年もある。

5年もそばで『聞く』ができる。

 


コミュニケーション全般に効果があることは、私自身も学んだり実践していく中で体感しています。

自分との関係、母との関係、そして今は、祖母の介護で。


もちろん、自宅での介護は綺麗事ではありませんし、身内だとつい感情的になってしまうこともあります。

介護職の母は、いわばプロ。


それでも祖母からしたら母は娘ですので、お互いにいろんな思いが交差してすんなりいかないこともあるのです。


一方、孫の私はといえば

母の長くオチのない話は聞けなくても、祖母のエンドレスな昔話は淡々と聞けることがわかりました。

祖母も、母が言うと抵抗することも、孫の私が提案すれば渋々でもさせてくれたりするのです。

ちょっと遠慮があるのだろうと思いますが、『聞く』がじわじわ効いているのかもしれません。




今が精一杯の祖母にとっては
長生きしてね。は過度な期待になるのです。

こんな95歳いないねー!
(いるかもしれないが、大げさに言う)

褒めるとテンションが上がって、嬉しそう。
(祖母のカラー予想は赤と黄色で、私と似ているところあり)


共働きの両親に代わり、保育園の送り迎えなどもしてくれ初孫の私を可愛がってくれた祖母。

大人になった私ができることで、孫のパワー全開で恩返ししていきます。


写真は、出張中に立ち寄った京都で導かれてお詣りした神社。

「お土産いらない!何も欲しくない!」
って言われてたけど(笑)

こちらのお守りをあげようと思います。



どんな一日も、毎日がスペシャル♡


最後まで読んでくださりありがとうございます!