初めましての相手に、ぐいぐいこられるってどんな感じですか?
仲良くなるまでの「距離感」はそれぞれですよね。
今回は、病児の訪問保育をしていたときの体験から、初対面のお子さんとのコミュニケーションについてです。
保育園でも一時預かりとか、ベビーシッターとか、いろんな「初めまして」の場面があると思います。
仲良くなるまでの「距離感」はそれぞれですが、子どもにとってその一日をどれだけ安心して過ごせるかはとても重要☝️
そのことを保育士として特に意識できたのは、病児の訪問保育を始めたときでした。
病児保育の経験はありましたが、毎回が初めましてのお子さんというのは未経験。
どうやって距離を詰めればいいのか?
最初はとても構えていた気がします。
とにかく『聞く』ことを意識して、安心安全の空間をつくり、病状を正確に観察・把握しながら保育をすること。
私自身が安心してそこにいることが、子どもの安心感につながることを病児保育を通して改めて感じたのでした。
病児の訪問保育の参考記事
↓
病児保育てあっても、そうでなくても
初めましての子どもと仲よくなるには、まずは相手のペースを大事にしながら「観察すること」です。
もちろん、月齢やその子の個性によって適切な対応は必要ですが、スタンスは変わりません。
▪️子どもの言葉を同じトーンでおうむ返しする
▪️むやみやたらに話しかけない、質問しない
▪️おもちゃで遊ぼうとしつこく誘わない
存在アピールは不要。
つまり、、距離を詰めようとしなくていい。
そこにいるだけでいいのです。
仲良くしようとすればするほど、そのアピールに警戒心を抱く子どもは少なくありません。
観察しながら子どもからのアクションを待ち、気持ちを受け止めて、信頼関係を築くために「聞く」ことが先決ですね。
人見知りの子どもへの対応記事
絵や歌、工作など、保育者の好きなことや得意なことで心を掴む方法もありますが、同時に安心感が伝わる聞くコミュニケーションをするのもオススメです✨
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