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値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

美容室さんの『ストロークカット』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

美容室さんが、『ストロークカット』をおすすめしている店頭看板です。

 

『ストロークカット』は、プロの間では当たり前でも、お客さんはまだまだ知らない人が多いと思います。

 

なので、「どんな人に向いているのか?」や「どんな効果があるのか?」などを、少し付け加えてみたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>髪質や骨格に合わせてカットします。

>ストロークカット

>¥三二四〇

 

 

 

→まずは、「どんな人に向いているのか?」から書き始めます。

 

→例えば、『硬い髪質やクセ毛に悩んでいるあなたに』

 

→そして、『いつも扱いにくい髪をどうにかしたいと思っていませんか?』

 

→このような現状の気持ちに寄り添ってあげるといいでしょう。

 

→この後で、『ストロークカット』につなげるのです。

 

→どんなやり方で、どんな効果があるのかを簡単に伝えて行きます。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(美容室のストロークカット)

硬い髪質やクセ毛に悩んでいるあな
たに
いつも扱いにくい髪をどうにかした
いと思っていませんか?

実は、「ストロークカット」という
技術で、そんな悩みを解決できるん
です。ストロークカットとは、髪の
長さを変えずに、髪の量だけを調整
するカット方法。

これにより髪のボリュームが自然に
抑えられ動きや流れが生まれます。
硬い髪やクセ毛も、扱いやすくなり
スタイリングがしやするなるんです
よ。また持ちが良く、忙しい朝のス
タイリングがサッと決まります。

髪の質感で悩んでいたら、ぜひご相
談くださいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→技術の内容だけでなく、どんな人に向いているのか、どんな効果があるのかなどを伝えることが今回のポイントです。

 

→ここをハッキリ伝えると、「これ、いいかも」感じてもらいやすくなります。

 

→なぜなら、「今までの悩みことが、解決しそう」と思えるからです。

 

→ここが大切で、このように思ってもらったお客さんに、技術の内容を伝えると興味を持ってもらえます。

 

→ちょっとしたことですが、反応が違って来ることでしょう。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

売上げを上げる成功のカギは、理想のお客さんを理解し、そのお客さんに合わせたサービスを提供することです。

 

では、あなたのお店にピッタリの理想のお客さんとは、どんな人でしょうか?

 

 

◆理想のお客さんを見極める

 

まずは、お客さんを次の2つのタイプに分けてみましょう。

 

(A)結果志向タイプ:ただ問題を解決したいと考えているお客さん

 

(B)習慣重視タイプ:継続的な改善や習慣を大切にしているお客さん

 

 

例えば、美容室を例に取ると、(A)タイプは、単に髪を切りたいと考えるお客さんです。

 

(B)タイプは、美しい髪を維持したいと考えるお客さんになります。

 

 

 

では、(A)タイプと(B)タイプのお客さんの違いは、何でしょうか?

 

(A)タイプのお客さんは、単価が低く、来店回数も少ない傾向があります。

 

一方、(B)タイプのお客さんは、継続的な関心を持ち、トリートメントやヘッドスパなどの追加サービスを利用することが多いお客さんです。

 

これにより、(B)タイプのお客さんは、高い客単価と多い来店回数をもたらすことでしょう。

 

このような違いから、(B)タイプのお客さんを理想のお客さんにしたいですね。

 

 

 

では、どうすれば(B)タイプのお客さんを増やすことができるでしょうか?

 

重要なのは、お客さんにあなたのお店が提供できる価値をハッキリと伝えることです。

 

多くのお客さんは、お店が提供するサービスの全体像を把握していません。

 

 

例えば、美容室であれば、ただ髪を切るだけではなく、髪の健康を保つためのアドバイスや商品提供を明示する必要があります。

 

これにより、(A)タイプのお客さんもより深い価値を見出し、(B)タイプに変わる可能性があるでしょう。

 

 

 

 

◆お客さんへのアプローチ方法

 

お店の価値を伝える際には、実際の事例を使うと効果的です。

 

例えば、特定のサービスを受けたお客さんの満足度の高い変化を、ビフォーアフターの写真や詳細な体験談を通じて事例を示します。

 

そのことで、他の客さんに、「私にも、いいかも」と感じてもらえるようにすれば、同じようなニーズを持つ人が集まり出すのです。

 

 

 

◆理想のお客さんを定義する

 

あなたの理想のお客さんは、誰でしょうか?

 

例えば、若いファッションに敏感な女性、忙しいビジネスウーマンなど

 

お客さんがどんな目的であなたのお店を訪れるのかをハッキリさせ、それに合わせたサービスを展開することが大切なのです。

 

 

そうすることで、より多くのリピーターを獲得して、売上げの向上が見込めるようになります。

 

そのために、お客さんのニーズに耳を傾け、その期待を超える価値を提供することが、小さなお店の成功へのカギとなるでしょう。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

クリーニング店さんの『コート』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

クリーニング店さんが、『コート』などのアウターのクリーニングをおすすめしている店頭看板です。

 

冬のアウターは一度着ると、そのシーズンが終わるまでなかなかお手入れしません。

 

しかし、それだと不都合が起こることを伝えています。

 

この辺りを、ちょっとだけ付け加えてみたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>最近コートにハリやツヤがなくなった

>と感じることはありませんか?

>外からの汚れにさらされているコートは

>感覚的に「汚れてない」と思っても

>目には見えないだけで確実に汚れています!

>1~2月は冬のシーズンの中間点です。

>汚れ過ぎて落ちなくなったり、繊維を

>弱めて着れなくなったり、周りの人からだらしなく

>見られたりする前に、シーズン途中で最低1回は

>クリーニングして、汚れを落としておきましょう!

 

 

 

→まずは問い掛けから始めます。

 

→例えば、『コートなどのアウターをシーズン終わりまで着続けていませんか?』

 

→次に、『実は、アウターは排気ガスやホコリで見た目以上に汚れが溜まっているんです』

 

→その結果、こんなことで損してしまいます。

 

→このような流れを作って、クリーニングにつなげましょう。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(クリーニング店のコート)

コートなどのアウターをシーズン終
わりまで着続けていませんか?

実は、アウターは排気ガスやホコリ
で見た目以上に汚れが溜まっている
んです。

それが原因で、コートのハリやコシ
が失われ、だらしない印象を与えて
損をしてしまいます。

そうなる前に、シーズン途中のクリ
ーニングで汚れをしっかり落とし、
ハリやコシを戻し、新品同様の見栄
えにしておきましょう。

お気に入りのコートほど、ぜひクリ
ーニングを!お急ぎの場合は、即日
仕上げもやっていますよ!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→コートに目を向けるのでなく、お客さんの印象に目を向けることが今回のポイントです。

 

→そうすると、見栄えが気になるお客さんを刺激できます。

 

→そのために、「そのまま着続けていると、どんな損があるのか?」をハッキリさせるのです。

 

→その上で、取るべき手段を伝えます。

 

→それと、お気に入りのコートほど、すぐにいつも着たいので、「即日仕上げサービス」は必須です。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

小さなお店にとって毎日の営業活動は、お店の死活問題に関わる重要な活動と言っても過言ではないでしょう。

 

特に接客は、お客さんと直接かかわるチャンスであり、その質が直接的にお店の実績に影響します。

 

そこで今回は、そんな営業プロセスにおける接客の重要なポイントと、効果的な方法についてのお話です。

 

 

営業プロセスには、大きく分けて以下の5つに分けられます。

 

(1)「アプローチ」:お客さんをお店に呼び込むプロセス

 

(2)「ヒアリング」:お客さんのニーズや問題点を把握するプロセス

 

(3)「プレゼンテーション」:お店の商品やサービスを紹介するプロセス

 

(4)「クロージング」:お客さんに決断を促し成約に導くプロセス

 

(5)「アフターフォロー」:顧客満足度の向上と再来店の促進プロセス

 

 

 

この中で接客における重要なステップは、「ヒアリング」と「アフターフォロー」です。

 

まず、「ヒアリング」は、お客さんが何を求め、どのような問題を抱えているのかを詳しく理解できます。

 

ここがハッキリすると、次の「プレゼンテーション」や「クローイング」が格段にスムーズに行くでしょう。

 

 

では、効果的な「ヒアリング」とは、どのようなものでしょうか?

 

多くのお店では、お客さんの顕在的なニーズを聞くことに重点が置かれます。

 

しかし、お客さん自身が自分のニーズをハッキリと理解していることは少ないのです。

 

そのためここでは、質問を通じてお客さんが気付いていない潜在的なニーズや問題点を掘り下げることが重要になります。

 

 

 

例えば、「どのような用途で使われますか?」、「今使っている商品に、何か不満はありませんか?」、「こんな機能があればいいなと、思うことはありますか?」などと言った質問をするのです。

 

このような深いヒアリングを行うことで、お客さんにとって最適な商品やサービスの組み合わせを提案しやすくなります。

 

 

また、「ヒアリング」は単に商品の販売だけでなく、お客さんとの関係性にも効果的です。

 

お客さんの話をじっくり聞き、共感を示すことで信頼関係が築かれ、長期的な関係へとつながります。

 

 

 

 

一方、「クロージング」後の「アフターフォロー」も接客の重要なステップです。

 

お客さんが購入後に忘れがちな商品の特徴や使い方をフォローすることで、顧客満足度の向上と再来店の促進を促すことができます。

 

例えば、購入後に簡単なメールやハガキを送り、商品の具体的な活用方法を提案するなど、継続的なコミュニケーションを心掛けましょう。

 

 

 

接客において、しばしば見落とされがちな「ヒアリング」と「アフターフォロー」。

 

これらを重視することで、お客さんとの深い関係を築きながら、売上げ向上につなげることが可能です。

 

お店の運営に何か問題を感じた時は、まずこれらの接客プロセスから見直してみてくださいね。

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

コンビニ店さんの『イートインコーナー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

コンビニ店さんが、『イートインコーナー』を始めたことをお知らせする店頭看板です。

 

できれば利用シーンなどを伝えてみたいと思います。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>イートインコーナーができました。

>店長のつぶやき

>「ゆっくりして下さい」

 

 

→まずは、「どんな利用シーンがあるのか?」を伝えます。

 

→例えば、『時間がない昼時や小腹がすいた夕方、簡単に食事を済ませたいと思ったことありませんか?』

 

→そして、『そんな時は・・・』とイートインコーナーにつなげます。

 

→飲食できるだけでなく、他の利用できることを付け加えるといいでしょう。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(コンビニ店のイートインコーナー)

時間がない昼時や小腹がすいた夕方
簡単に食事をすませたいと思ったこ
とはありませんか?

そんな時は、コンビニに新設された
イートインコーナーが便利です。

イートインコーナーには、充電スポ
ットも完備していますので、食事を
しながら、次の仕事に必要なバッテ
リーを満たすこともできますよ。

またメールチェックや簡単な作業も
OKです。

「飲食などを早く済ませたな~」と
思ったら、ぜひご利用くださいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→『イートインコーナーができました』だけでなく、「どんな利用ができるのか?」、そのシーンを伝えることが今回のポイントです。

 

→利用シーンがイメージできると、リアル感が出て来るため、使ってみたくなります。

 

→このように意識づけをすることが大切です。

 

→そうすると、そのようなシーンになった時、行動してもらえるでしょう。

 

→言葉よりイメージの方が記憶に残りやすいので、反応が良くなりますよ。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

「お店のお客さんを選んでみよう」と考えたことはありますか?

 

このような質問をすると、大抵の場合、「ありません」と答えられます。

 

これは、「お客さんを選ぶほどの余裕がないから」との理由が多いです。

 

その上であえて言うとしたら、「選ぶほどの余裕がないからこそ、ぜひ選んで欲しい」と思います。

 

なぜなら、お店の売上げを向上させるためには、ただ良い商品を持っているだけでは不十分だからです。

 

重要なのは、「どんなお客さんに、その商品を売るのか?」をハッキリさせることになります。

 

 

 

そのためには、まずはじめに自分の商品が解決する問題に焦点を当てましょう。

 

今のお客さんは、一人ひとり悩みが異なります。

 

なので、あなたの商品が、「どんなお客さんのどんな問題を解決するのか?」を明確にすることが大切になるです。

 

これができれば、商品はより魅力的なものとなり、目当てのお客さんの心をつかむことができるでしょう。

 

 

 

今までは、「沢山のお客さんに売れればいい」という考え方が主流でした。

 

しかし、これからは違います。

 

なぜなら、お客さんそれぞれのライフスタイルや価値観が多様化しており、一つの商品が全てのお客さんに合うとは限らないからです。

 

その結果、全ての人に合わせようとすると、誰にも満足してもらえない状況に陥る恐れが出て来ます。

 

 

 

特に、小さなお店は、大手企業のように価格競争で勝負することが難しいです。

 

そこで必要になるのが、「自分のお店にピッタリのお客さんを見つけ出すこと」になります。

 

そのお客さんに合った商品やサービスを提供することで、そのお客さんの期待を超えることができるのです。

 

 

 

この実現のためには、今までの「集客中心の考え方」から脱却し、これからは「販売中心の考え方」にシフトする必要があります。

 

つまり、「どんなお客さんに、何を売りたいのか?」をハッキリさせて、それに基づいてそのお客さんに合った商品やサービスを組み合わせるプロセスが大切になるのです。

 

その上で、選んだお客さんとの関係性を深めることで、より良い結果が長く続くことになるでしょう。

 

 

 

また、お客さんを選ぶことは、時には他のお客さんをあえて無視する勇気も必要です。

 

しかし、これにより、あなたのお店は特定のお客さんにとって、なくてはならない存在になる可能性があります。

 

結果として、たとえお客さんの数が減ったとしても、より高い利益を実現できるのです。

 

 

 

もしもまだあなたのお店が、「どんなお客さんに、何を売るのか?」を明確にしていないのなら、一度方針を見直してみて下さい。

 

自分のお店に合ったお客さんの層を見つけることで、きっとビジネス展開が大きく変わるはずです。

 

お客さんを選ぶということは、自分のお店の未来を選ぶことにもつながります。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

カフェバー店さんの『アペロ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

カフェバーさんが、『アペロ』をおすすめしている店頭看板です。

 

『アペロ』とは、軽におつまみを食べながら気軽にお酒を飲むフランスの習慣です。

 

→この辺りを少し付け加えてみたいと思います。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>昼飲み ¥500~

>・ビール

>・ワイン

>・ハイボール

>all¥500

>アペロしませんか?

>店内喫煙OK!

>お気軽にどうぞ!

 

 

 

→まずは、問い掛けから始めます。

 

→例えば、『お昼のカフェでアペロを楽しんでみませんか?』

 

→この後、アペロの説明をします。

 

→このような聞いたことがない言葉は、必ず説明が必要です。

 

→そうしないと、お客さんは分からないものに対して避けてしまいます。

 

→説明してから、その良さを伝えるのです。

 

→最後は、必ず行動の促しを行います。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(カフェバー店のアペロ)

お昼のカフェでアペロを楽しんでみ
ませんか?

アペロとは、軽くおつまみを食べな
がら気軽にお酒を飲むフランスの習
慣です。

忙しい日常からちょっと離れて、お
しゃべりをしながら、リラックスし
た時間が過ごせます。

ビール、ワイン、ハイボールなどの
飲み物が1杯500円

最近は、外出が難しい夜よりも、昼
飲みが人気になっています。

ぜひお友達と一緒に足を運んでみて
くださいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→聞いたことがない言葉で、それに代わる言葉が無い場合は、しっかりと説明することが今回のポイントです。

 

→その言葉の内容が分かると、『そういう内容なのか』と、何となく理解してもらえます。

 

→最初は、何となくでもいいので、必ず説明しましょう。

 

→ハッキリと理解してもらうには、やっぱり実際に体験してもらわないと分からないからです。

 

→しかし、何となくでも、『どんな雰囲気なのか』、体験してみたいお客さんは現れます。

 

→ここを省くと全く反応してもらえないと理解してくださいね。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

ビジネスにおいて、「お客さん中心のアプローチ」はとても重要です。

 

そのために商品を売るのですが、その際のアプローチには大きく分けて次の2つのタイプがあります。

 

 

(A)1つは、商品の特徴やメリットを強調するアプローチ

 

(B)もう1つは、お客さんの不安や不満を解消するアプローチ

 

このうち、特に効果的なのが、後者の(B)のお客さん中心のアプローチです。

 

 

(B)のお客さん中心のアプローチでは、まず、「お客さんがどのような問題を抱えているのか?」を理解することから始まります。

 

そして、その原因を解決する対策を提案することが重要です。

 

 

例えば、

 

・「最近、どのようなことが気になりますか?」

 

・「困ったなと思うことは、ありますか?」

 

・「それはどのようなシーンで起こりやすいですか?」

 

・「なるほど」

 

・「では、どのようになればいいなと思いますか?」

 

 

などの質問を通じて、お客さんのニーズを深く掘り下げて行きます。

 

 

その流れをまとめると、

 

 

(1)具体的なアプローチ方法

 

・問題を理解する

 

お客さんが直面している問題に共感を持って理解します。

 

そのためには、しっかりとしたコミュニケーションが必要です。

 

お客さんの話に耳を傾け、質問を通じてさらに深く理解を深めていくことが大切になります。

 

 

 

・解決策を提示する

 

問題を理解したら、それに対する解決策を提示します。

 

この際、商品の特徴を羅列するのでなく、どのようにその商品がお客さんの問題を解決するのかを具体的に説明することが重要です。

 

 

 

・不安や疑問を取り除く

 

購入に際しての不安や疑問点をクリアします。

 

価格、使用方法、アフターケアなど、お客さんが気になる点に対して、丁寧に答えることで信頼関係を築きましょう。

 

 

 

・フォローアップを行う

 

購入後のフォローアップも重要です。

 

商品の使用感や改善点についてフィードバックをもらい、今後のサービス向上に役立てましょう。

 

 

 

(2)アプローチの注意点

 

・個々のお客さんに合わせた対応を

 

お客さん一人ひとりのニーズは異なります。

 

個々のお客さんに合わせた対応を心掛け、パーソナライズされた体験を提供しましょう。

 

 

 

・長期的な関係構築を目指す

 

単に商品を売るだけでなく、長期的な関係を構築することを目指しましょう。

 

繰り返し来店してもらえるような関係性を築くことが、安定したビジネスの基盤となります。

 

 

 

(3)まとめ

 

「商品を売る」ことに焦点を当てるのではなく、「お客さんの問題を解決する」ことに焦点を当てることで、より効果的なビジネス展開が可能です。

 

お客さん一人ひとりのニーズに寄り添い、それぞれに合った解決策を提供することで、お客さんの満足度を高め、結果的には売上げ向上につながります。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

税理士事務所さんの『無料相談』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

税理士事務所さんが、『無料相談』をおすすめしている店頭看板です。

 

相談内容の項目を複数挙げています。

 

できれば、もう少し詳しく伝えたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>30分相談無料

>・土地を売った税金を安くしたい

>・孫がよろこぶ生前贈与

>・田舎の山 など

 

 

 

→まずは、「誰におすすめしているのか?」をハッキリさせます。

 

→例えば、『相続税や贈与税等の税負担が気になるあなたに』

 

→そして、現状の問題で共感します。

 

→例えば、『税金の計算は複雑過ぎて、なかなか分かりづらくありませんか?』

 

→この後、無料相談につなげます。

 

→最後は、行動の促しも忘れずに!

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(税理士事務所の無料相談)

相続税や贈与税等の税負担が気にな
るあなたに

税金の計算は複雑過ぎて、なかなか
分かりづらくありませんか?

そんな時は、税理士の無料相談がお
すすめですよ!

あなたやあなたの家族のために最適
な税金のアドバイスをいたします。

30分無料で完全1組なので、話を
聞かれる心配もありません。

あなたの状況を詳細に分析し、税金
の負担を合法的に、最小限に抑える
ことを考えます。

税金で困ったら、ぜひご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→相談内容の項目ではなく、相談シーンの内容を具体的に伝えることが今回のポイントです。

 

→そうすると、相談シーンがイメージしやすくなります。

 

→イメージできると行動しやすくなるのです。

 

→それとお金のことなので、「他の人に聞かれたくない」という不安も払拭してあげましょう。

 

→ちょっとしたことですが、これで反応率が変わりますよ!

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

売上げアップのコツは、いろいろありますが、その中で特に大切なのが、「クロージングするには、まずはヒアリングから」というものがあります。

 

セールスにおける「クロージング」、つまり契約を成立させることは、非常に重要なポイントでしょう。

 

なぜなら、いくら素晴らしい商品を扱っていても、最後に効果的なクロージングができていないと、その商品の良さをお客さんに体験してもらることができないからです。

 

 

その効果的なクロージングのためには、「適切なヒアリング」をする必要があります。

 

「適切なヒアリング」とは、お客さんが現在直面している問題やニーズを深く理解することから始めるといいでしょう。

 

ここができるとお客さんの状況に共感できるので、本当の必要としているものを把握することができるため、あなたの提案に耳を傾けてもらえるのです。

 

 

 

では、具体的にどのようにヒアリングすればいいのでしょうか?

 

 

 

まずは、お客さんの現在の状況について質問します。

 

例えば、

 

・「どのようなことでお困りですか?」

 

・「どのようなことを求めていますか?」

 

と言った、オープンな質問から始めることがポイントになります。

 

ここで大切なことは、ただ聞くだけでなく、お客さんの現状を理解しようとする姿勢を見せることです。

 

 

 

次に、お客さんの話に「共感の気持ち」を示しましょう。

 

共感は、お客さんとの信頼関係を築く上では不可欠です。

 

お客さんが抱える問題や願望を理解した上で、それに対してどのようにあなたの商品が役に立つのかを示します。

 

そうすると、お客さんは自然とあなたの提案に興味を持つことになるでしょう。

 

 

但し、ヒアリングには時間と労力が必要です。

 

しかし、この時間と労力は決して無駄にはなりません。

 

なぜなら、最初に適切なヒアリングを行えば、最後のクロージングが驚くほどスムースに進むようになるからです。

 

それにお客さん自身が必要性に気付いくれるので、すんなり購入に至ります。

 

 

 

現代では、SNSの発達によりお客さんは情報をより広く、より深く収集していることが多いです。

 

また、友人や知人との情報交換を通じて、より熟慮された決断をする傾向が強まっています。

 

このような時代背景を理解し、お客さん一人ひとりに寄り添い、向き合うことが、長期的な信頼関係へとつながることになるでしょう。

 

その結果、お客さんはあなたの商品を喜んで選び、リピートしてもらいやすくなるのです。

 

 

 

「クロージングするには、まずヒアリングから」

 

このことを意識して、日々の接客を行ってください。

 

 

きっと良い結果が訪れるはずですよ。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則