売上げを上げたいなら、理想のお客さんを見極めよう! | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

売上げを上げる成功のカギは、理想のお客さんを理解し、そのお客さんに合わせたサービスを提供することです。

 

では、あなたのお店にピッタリの理想のお客さんとは、どんな人でしょうか?

 

 

◆理想のお客さんを見極める

 

まずは、お客さんを次の2つのタイプに分けてみましょう。

 

(A)結果志向タイプ:ただ問題を解決したいと考えているお客さん

 

(B)習慣重視タイプ:継続的な改善や習慣を大切にしているお客さん

 

 

例えば、美容室を例に取ると、(A)タイプは、単に髪を切りたいと考えるお客さんです。

 

(B)タイプは、美しい髪を維持したいと考えるお客さんになります。

 

 

 

では、(A)タイプと(B)タイプのお客さんの違いは、何でしょうか?

 

(A)タイプのお客さんは、単価が低く、来店回数も少ない傾向があります。

 

一方、(B)タイプのお客さんは、継続的な関心を持ち、トリートメントやヘッドスパなどの追加サービスを利用することが多いお客さんです。

 

これにより、(B)タイプのお客さんは、高い客単価と多い来店回数をもたらすことでしょう。

 

このような違いから、(B)タイプのお客さんを理想のお客さんにしたいですね。

 

 

 

では、どうすれば(B)タイプのお客さんを増やすことができるでしょうか?

 

重要なのは、お客さんにあなたのお店が提供できる価値をハッキリと伝えることです。

 

多くのお客さんは、お店が提供するサービスの全体像を把握していません。

 

 

例えば、美容室であれば、ただ髪を切るだけではなく、髪の健康を保つためのアドバイスや商品提供を明示する必要があります。

 

これにより、(A)タイプのお客さんもより深い価値を見出し、(B)タイプに変わる可能性があるでしょう。

 

 

 

 

◆お客さんへのアプローチ方法

 

お店の価値を伝える際には、実際の事例を使うと効果的です。

 

例えば、特定のサービスを受けたお客さんの満足度の高い変化を、ビフォーアフターの写真や詳細な体験談を通じて事例を示します。

 

そのことで、他の客さんに、「私にも、いいかも」と感じてもらえるようにすれば、同じようなニーズを持つ人が集まり出すのです。

 

 

 

◆理想のお客さんを定義する

 

あなたの理想のお客さんは、誰でしょうか?

 

例えば、若いファッションに敏感な女性、忙しいビジネスウーマンなど

 

お客さんがどんな目的であなたのお店を訪れるのかをハッキリさせ、それに合わせたサービスを展開することが大切なのです。

 

 

そうすることで、より多くのリピーターを獲得して、売上げの向上が見込めるようになります。

 

そのために、お客さんのニーズに耳を傾け、その期待を超える価値を提供することが、小さなお店の成功へのカギとなるでしょう。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則