店頭看板の事例(コンビニ店のイートインコーナー) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

コンビニ店さんの『イートインコーナー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

コンビニ店さんが、『イートインコーナー』を始めたことをお知らせする店頭看板です。

 

できれば利用シーンなどを伝えてみたいと思います。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>イートインコーナーができました。

>店長のつぶやき

>「ゆっくりして下さい」

 

 

→まずは、「どんな利用シーンがあるのか?」を伝えます。

 

→例えば、『時間がない昼時や小腹がすいた夕方、簡単に食事を済ませたいと思ったことありませんか?』

 

→そして、『そんな時は・・・』とイートインコーナーにつなげます。

 

→飲食できるだけでなく、他の利用できることを付け加えるといいでしょう。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(コンビニ店のイートインコーナー)

時間がない昼時や小腹がすいた夕方
簡単に食事をすませたいと思ったこ
とはありませんか?

そんな時は、コンビニに新設された
イートインコーナーが便利です。

イートインコーナーには、充電スポ
ットも完備していますので、食事を
しながら、次の仕事に必要なバッテ
リーを満たすこともできますよ。

またメールチェックや簡単な作業も
OKです。

「飲食などを早く済ませたな~」と
思ったら、ぜひご利用くださいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→『イートインコーナーができました』だけでなく、「どんな利用ができるのか?」、そのシーンを伝えることが今回のポイントです。

 

→利用シーンがイメージできると、リアル感が出て来るため、使ってみたくなります。

 

→このように意識づけをすることが大切です。

 

→そうすると、そのようなシーンになった時、行動してもらえるでしょう。

 

→言葉よりイメージの方が記憶に残りやすいので、反応が良くなりますよ。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則