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値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

ゴルフ練習場さんの『室内レッスン』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

ゴルフ練習場さんが、『体験レッスン』をおすすめしている店頭看板です。

 

『室内レッスン』と『コースレッスン』の2つをおすすめしています。

 

どちらにも良いことろがありますので、伝え方が違うのです。

 

なので、どちらか1つに絞って伝える方がいいと思います。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>体験レッスン受付中

>・室内レッスン 1時間 ¥3300

>・コースレッスン 約2時間 ¥4400~

>詳細はフロントまで

 

 

 

→今回は、『室内レッスン』に絞って伝えます。

 

→そして、まず、おすすめしたいお客さんをハッキリさせるといいですね。

 

→例えば、『もっとゴルフが上手くなりたいあなたに』

 

→この後、このお客さんが知りたいことを投げ掛けます。

 

→例えば、『ゴルフ上達のカギは、何だと思いますか?』

 

→その答えを、『それは、ズバリ・・・』

 

→その上で、『室内レッスン』につなげて行きます。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(ゴルフ練習場の室内レッスン)

ゴルフがもっと上手くなりたいあな
たに

上達のカギは、何だと思いますか?
それは、ズバリ『正確なスイングフ
ォーム』です。

そのためには、自分のスイング作り
に集中できる、『室内レッスン』が
おすすめ!

気温や天候に左右されず、ビデオや
弾道測定などの機材が充実している
ため、頭の中のスイングと実際のス
イングを確認しながらスイング作り
ができます。
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しっかりとした基礎を身に付けよう
と思ったら、こちらまでご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→複数のメニューお知らせすることよりも、1つのメニューを絞ることが今回のポイントです。

 

→1つに絞ると、おすすめしたいお客さんがハッキリします。

 

→そうすると、そのお客さんが困っていることを解決しやすくなるのです。

 

→そして、そのためのメニューとして紹介できるので、反応が良くなります。

 

→もう1つの『コースメニュー』にも良さがあるため、そのメニューをおすすめしたいお客さんに、メッセージを送ればいいのです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

売上げなどの結果を目標にしても、なかなか達成できないことが多いでしょう。

 

これは、結果だけを目標にするからです。

 

では、結果以外に何を目標にすればいいのでしょうか?

 

それは、ズバリ、行動です。

 

 

例えば、売上げの目標を立てたとします。

 

これは、コントロールできない目標ですが、『数字のゴール』として決めておくと、達成できたかできなかったかの基準になるため、とても重要です。

 

 

 

では、売上げは、どうしてコントロールできないのでしょうか?

 

 

 

それは、『お客さんの動き』や『競合他社の動き』、『世の中の動き』などが複雑に絡んで、なかなかこちらが思うようには行かないからです。

 

しかし、そんな中でもコントロールできるものがあります。

 

 

それが、『スタッフさんの行動』です。

 

 

例えば、先程の売上げの目標を、次の式を使って分解します。

 

◆売上げ=顧客数×来店回数×客単価

 

そうすると、次の3つの目標ができます。

 

(1)『顧客数の目標』

 

(2)『来店回数の目標』

 

(3)『客単価の目標』

 

 

これらの目標を、『数字のゴール』にします。

 

しかし、この目標では、まだコントロールできません。

 

 

なので、これを行動レベルに落とします。

 

例えば、

 

(1)は、『お客さんに、目立たせること』

 

(2)は、『お客さんに、また来てもらうこと』

 

(3)は、『お客さんに、声掛けすること』

 

 

このように意味付けをして、分かりやすい言葉にすると、行動しやすくなるのです。

 

 

そうしたら、『具体的にどんな行動をすればいいのか?』を考えます。

 

 

例えば、(1)の『目立たせる』には、

 

・『お店の前を通るお客さんに、季節に合わせた店頭看板やのぼりを見てもらう』

 

・『お店のガラス面を毎日拭いて、いつも清潔にしている姿を見てもらう』

 

・『お店の周りに、ポスティングをして、お店の存在を知ってもらう』など

 

 

(2)の『また来てもらう』には、

 

・『お客さんと楽しく雑談して、仲良くなり、来やすい雰囲気を作る』

 

・『できることを確実に行い、満足してもらえる品質を届ける』

 

・『感謝のためのお礼状などで、ありがとうの気持ちを伝える』など

 

 

(3)の『声掛けする』には、

 

・『お客さんと顔なじみになり、話せる雰囲気を作る』

 

・『お客さんが困っていることに、気配りする』

 

・『お客さんが、今気になっていることを、親身に考える』など

 

 

 

このようにすると、『行動レベル』まで落とすことができるでしょう。

 

さらに、『誰でもできるレベル』まで落とし込むと、それが、行動の目標になるのです。

 

 

ここまですると、後は、『やるか、やならいか?』になるので、コントロールしやすくなります。

 

 

 

もしも、いま、結果が達成できない状況であったとしたら、行動レベルまで落とし込んでみて下さい。

 

きっと、良い方向に向かいますよ!

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

ストレッチ専門店さんの『花粉症対策』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

ストレッチ専門店さんが、『花粉症対策』をおすすめしている店頭看板です。

 

イラストで面白くお知らせしていますね。

 

『答えはスタッフまで!』とせずに、できれば看板でお伝えしたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>花粉症とストレッチは

>関係する? 関係しない?

>答えはスタッフまで!

>『店名』

 

 

→『花粉症とストレッチは関係する?関係しない?』という投げ掛けもいいですが、もう少し突っ込みたいですね。

 

→例えば、『ストレッチは花粉症に効くの?』

 

→この後、その答えを伝えます。

 

→例えば、『〇〇の症状がヒドイ時は効果が期待できます』

 

→そして、その説明をするといいでしょう。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(ストレッチ専門店の花粉症対策)

ストレッチは花粉症に効くの?

花粉症の中で、鼻水や鼻づまりなど
の鼻の症状がヒドイ時は効果が期待
できます。

これは、首の周りに鼻水などを出す
神経が通っているため、首や肩回り
の筋肉をほぐして血流を促すと、症
状が緩和されやすくなるからです。

スギやヒノキの花粉は、2月頃から
飛散し始め、5月頃ピークを迎えま
す。もう少しの辛抱とガマンせず、
ストレッチで花粉症に負けない身体
を作ってみませんか?

ご相談は、こちらから!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→何となくボヤッと投げ掛けるのでなく、『お客さんが聞きたいこと』を投げ掛けることが今回のポイントです。

 

→そうすると、『答え』は、看板の中で書くことになります。

 

→その方が、必要性がハッキリして行動しやすいのです。

 

→ここが分かると、今まで『花粉症』でガマンしていたお客さんが、お店にやって来やすくなります。

 

→そこまでが店頭看板の役割です。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

『同じ行動を繰り返しながら、違う結果を望むことを、狂気』と言うそうです。

 

確かに、今と違う結果を求めているのに、今までと同じ行動を繰り返していてはいけませんね。

 

しかし、どうして同じ行動を繰り返してしまうのでしょうか?

 

 

例えば、次のような人がいたとしたら、どちらが同じ行動をしているでしょうか?

 

◆(1)『結果を出すことは簡単だと、信じている人』

 

◆(2)『結果を出すことは大変だと、あきらめている人』

 

 

どうでしょうか?

 

 

おそらく、(2)の人が、同じ行動を繰り返しているのではないでしょうか?

 

この人は、『どうせ自分には、求める結果は出せない』と思い込んでいるはずです。

 

だから、今までと同じ行動をするしかありません。

 

それでも、『せめて、求める結果が欲しい』と願うことで、自分自身を慰めているのです。

 

 

 

一方、(1)の人は、『どうして結果を出すことは簡単だ』と、信じられるのでしょうか?

 

(1)の人に、すごいスキルや沢山のお金、豊富な人脈があるのなら、簡単かもしれません。

 

しかし、そのような人も中にはいるでしょうが、そんなスキルやお金、人脈を持たない人も多いです。

 

 

では、そんな自分を、どうして信じられるのでしょうか?

 

それは、スキルやお金、人脈がなくても、動ける時間と身体があるからです。

 

これさえあれば、どんなことが起こっても、それを受け入れる気持ちさえあれば、何とかなると思っています。

 

だから、今はできなくても、繰り返していれば、結果を出すことができると信じられるのです。

 

 

これは、求める結果が出るまで、『あきらめない』ことを意味します。

 

 

そうなると、求める結果は目標となり、『いつまでに、どれくらい、やらなければいけないのか』というゴールがハッキリするのです。

 

この時のゴールは、目標というより『自分自身との約束』になります。

 

そうなると、『結果を出すか、出さないか』よりも、『自分自身を信じるか、信じないか』がポイントになるのです。

 

 

 

これが、『自分一人で、できる人』は、何も問題はありません。

 

しかし、これが、『自分一人では、できない人』は、どうすればいいのでしょうか?

 

 

答えは、意外と簡単で、それができる相談相手を持つか、同じようなチャレンジをしている仲間を探せばいいのです。

 

そうすると、自分と同じ経験をしている相談相手やチャレンジ仲間がいる環境があれば、『信じること』は、そう難しいことではありません。

 

なぜなら、すでにそのような結果を目の前で出しているからです。

 

 

その人達は、一度も失敗をせずに、とんとん拍子で上手く行くとは限りません。

 

しかし、それでも結果を出しているのは事実です。

 

 

 

まずは、自分自身を信じてみて下さい。

 

もしも、信じることができなければ、相談相手や仲間を探してみて下さい。

 

 

きっと、よい方向に導いてくれるはずですよ!

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

アロマ専門店さんの『ゼラニウム精油』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

アロマ専門店さんが、『ゼラニウム精油』をおすすめしている店頭看板です。

 

キレイなイラストが、とても目立っています。

 

『商品名』からお知らせしていますが、この流れを『こんなお客さんに』からスタートさせたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>ゼラニウム精油

>今だけ、精油1本につきナチュラル

>ルームソルトをプレゼント

>5ml ¥2970(税込)

>さわやかなグリーンフローラル調の香りの精油

>心身共にリラックスしたい時

>ストレスを感じた時

>アロマバスやスキンケアにぴったり!

>プレゼントにもオススメです

 

 

 

→まず、『こんなあなたに』と、おすすめしたいお客さんをハッキリさせます。

 

→例えば、『気持ちがイライラしたり、不安やストレスを感じたりすることが多いあなたに』

 

→この後、『そんな時は、アロマの香りでリラックスさせませんか?』と、問い掛けましょう。

 

→こうすることで、お客さんと商品がつながりやすくなります。

 

→しかし、商品から先にお知らせすると、お客さんとのつながりが弱いので、読んでもらいにくくなるのです。

 

→おすすめの商品名を伝えた後で、最後に行動の促しをします。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(アロマ専門店のゼラニウム精油)

気持ちがイライラしたり、不安やス
トレスを感じたりすることが多いあ
なたに

そんな時は、アロマの香りでリラッ
クスさせませんか?

不安やストレス、イライラなどの心
の不調を感じたら、バスタブにたっ
ぷりのお湯を張り、アロマオイルを
2~3適混ぜると、優しい香りが広
がり気持ちがとても和らいで行きま
すよ!

おすすめのアロマオイルは、
◆ゼラニウム精油 5ml
¥2970(税込)
さわやかなバラの香りに似た特徴!

他にも色々な香りをご用意していま
す。店内でお好みをお探し下さい。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→『商品名』よりも、『おすすめのお客さん』から伝えることが今回のポイントです。

 

→今回のような香りの好みがある商品は、まずアロマオイルの効果から伝えると、必要性が理解できます。

 

→その上で、お好みの香りを選んでもらうのです。

 

→香りは違っても、効果は変わらずに提供できます。

 

→ちょっとした伝える順番の違いですが、結果は大きく違うはずです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

『何かを知って、分かったつもり』になっても、『実際は、何も分かっていない』ことが多くあります。

 

なぜなら、すぐに行動できないからです。

 

 

本当に分かったのなら、すぐに行動できます。

 

行動できない原因は、『今までの解釈を、なかなか捨てられない』ことがほとんどです。

 

 

例えば、『今、売上げが伸び悩んでいた』とします。

 

これは、『客数の減少』が、大きく影響していたとしましょう。

 

そんな時は、『売上げよりも利益を重視した取り組みが有効である』と知ったとしても、なかなか行動できません。

 

 

なぜなら、『今まで、売上げ重視の取り組み』をやり続けて来たからです。

 

特に、売上げ重視のやり方で、成功している人ほど、『今までの解釈』を捨てられません。

 

 

だから、どうしても『売ろう、売ろう』とします。

 

そのやり方のほとんどは、『安売り』です。

 

しかし、今は、『安売りで、売ろう、売ろう』としても、安売りした損失を、売れた数量の利益でカバーしきれません。

 

 

つまり、安売りすればするほど、損してしまうのです。

 

これを、『分かったつもり』と言います。

 

 

 

本当に、『利益重視の取り組み』をするのなら、『売ろう、売ろうとするのを、一旦止めること』です。

 

もっと言えば、『積極的に売らなくてもいい』と思うことが大切になります。

 

 

しかし、このように言うと、『そんなことをしたら、大変なことになる』と感じてしまうでしょう。

 

 

この背景には、『売らないと、商品やサービスが売れない』と勘違いしているからです。

 

では、本当に、『売らないと、商品やサービスは売れない』のでしょうか?

 

 

これは、実際に試してみれば、『何もしなくても売れる』ことは、すぐに分かります。

 

 

ただ、『数多く売れるのか?』というと、そんなに甘くはありません。

 

しかし、ここで分かることがあります。

 

それは、『何もしなくても買ってくれるお客さん』の存在です。

 

 

このお客さんは、『商品やサービスで得られる成果に、納得している』から買ってもらえます。

 

では、このお客さんが、納得している成果は何でしょうか?

 

『この納得している成果』を、分かりやすく伝えることができれば、そのような成果を手に入れたい別のお客さんに、買ってもらえるのです。

 

 

これは、『売ろう、売ろう』としたからではなく、『何もしなくても買ってくれるお客さんが、納得している成果』を伝えたから売れたことになります。

 

そのためには、『売らないと決める』ことが大切なのです。

 

 

『売ろう、売ろう』としている人が、『売らないと決める』ことは、頭の中がぐちゃぐちゃになるようなカオス状態になります。

 

しかし、このカオス状態を通過しないと、『今までの解釈』を捨てることができないのです。

 

ところが、思い切って捨てることができるようになると、『新しい解釈』ができるようになるので、今まで伸び悩んでいた売上げに、回復のきざしが見えますよ!

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

蕎麦専門店さんの『ニシン蕎麦』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

蕎麦専門店さんが、『ニシン蕎麦』をおすすめしている店頭看板です。

 

『自家製のニシン』を使ったお蕎麦になっています。

 

できれば、お客さんの素朴な疑問に応えながら、『ニシン蕎麦の魅力』を伝えたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>数量限定

>自家製

>春告魚蕎麦

>ニシン

>1380

>お酒の当てもどうぞ。

 

 

 

→まずは、お客さんの素朴な疑問からスタートします。

 

→例えば、『なぜお蕎麦とニシンを組み合わせたのでしょうか?』

 

→この後、『それは・・・』とその理由を伝えます。

 

→そして、『どのように自家製で作るのか?』や『ニシンの食べ方』も伝えるといいでしょう。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(蕎麦専門店のニシン蕎麦)

なぜお蕎麦とニシンを組み合わせた
のでしょうか?

ニシンには良質なタンパク質やビタ
ミン・ミネラルが豊富で、健康食材
のお蕎麦と合わせると栄養バランス
の良い食事ができるからです。

当店のニシンは自家製で、ニシンを
1週間ほど干したのち、1カ月ほど
熟成させて、甘辛く炊き上げていま
すので、淡白なお蕎麦にピッタリの
味わいになっています。

ニシンの身をほぐして、旨味を出汁
に溶け込ませると、コクの深い味わ
いの変化も楽しみの1つです。
◆ニシン蕎麦 1杯¥1380

数量限定ですので、お早めに!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→商品名と価格だけでなく、お客さんに『商品の魅力』を伝えることが今回のポイントです。

 

→お客さんに、『食べてみたいな~』と感じてもらうことが目的になります。

 

→そのためには、『お店が知っていることで、お客さんが知らないこと』を伝えてあげるといいですね。

 

→『なぜ、お蕎麦とニシンを組み合わせたのか?』

 

→『どのように自家製で作るのか?』

 

→『ニシンの食べ方は、どうするといいのか?』など

 

→ちょっと書いてあるだけで、興味を持ってもらえるお客さんが出て来るのです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

今はほとんどのスタッフさんが、スマホを持つ時代です。

 

そのため、極端な話、スマホがなければ仕事にならないと言っても過言ではないでしょう。

 

そんな便利なスマホは、便利なだけに、ついつい見てしまいます。

 

『仕事に必要だから・・・』と見るのは、問題ないのですが、ちょっと空き時間ができた時に、暇つぶしのために見てしまうことも多いです。

 

時間にして、5分~10分くらいかもしれません。

 

それを1日に、6回見ていれば、1日で30分~60分になります。

 

 

このような仕事以外の時間の使い方をしているスタッフさんが、意外と多いです。

 

しかも、無意識なので、とても厄介な時間の使い方になります。

 

さらに悪いことに、『たった5分~10分、スマホを見て何が悪いの?』、『それくらいいいでしょ!』と思う人もいるのです。

 

 

しかし、『1日で、30分~60分』は、『1カ月で、12時間半~25時間』になるのです。

 

『この時間を、どうとらえるのか?』で、行動は変わります。

 

 

『これくらいの時間的余裕がないと、息が詰まってしまう』と考えると、現状の行動は変わらないでしょう。

 

しかし、『1日、60分あれば、新しい取り組みができる』と考えると、行動が変わるのです。

 

 

もしも、その時間で、『結果につながるアイデア』を考えたり、『結果につながる行動』を実際にやってみたりすれば、成長につながって行きます。

 

 

しかし、実際にやってみたとしても、必ず良い結果につながるとは限りません。

 

なぜなら、『結果』は、そもそも自分がコントロールできない要素が多く含まれているからです。

 

だから、思った通りに行かないことがほとんどだと思います。

 

それでも、『自分の行動』は、自分がコントロールできるのです。

 

コントロールできると言っても、『やるか、やらないか』もコントロールできるので、やらなければ、結果につがなりません。

 

 

しかし、折角生み出した時間なのですから、その時間でやる価値は十分あるはずです。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

このようなことをやらずに、新しいことに対して、『時間がないから、できない』と言い訳する人がいます。

 

これは、正確には、『やりたくないから、できない』のです。

 

 

『1日で30分~60分』くらいの時間は、その気になれば、何とか生み出すことができます。

 

 

 

もしも、今、売上げが伸び悩んでいるとしたら、『このままでは、マズイ』と思うこともあるでしょう。

 

しかし、『時間がないから、何もできない』と何もしないのではなく、まず、『時間を生み出すこと』を意識する必要があります。

 

 

最初は、『1日で10分』でもいいのです。

 

 

『1日で10分』でも、結果につながる行動を長く続けて行くことに、意味があります。

 

 

どうか、1日の時間の使い方を疎かにしないで下さい。

 

それがスタッフさんの人数分になると、とても大きな時間となり、とても大きなコストになるのです。

 

 

一人ひとりの1日の時間の使い方を一度チェックしてみて下さいね。

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

薬局店さんの『花粉対策』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

薬局店さんが、『花粉対策』をおすすめしている店頭看板です。

 

花粉症で、この時季困っている方が多くいます。

 

そんな方に、『処方薬で少しでもラクになってもらいたい』という思いを届けたいですね。

 

そのためには、ちょっと寄り添う気持ちが必要だと思います。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>鼻水、つまり、かゆみ

>花粉

>・つまりがひどく、ねむれない

>・症状がある時だけ、薬をのみたい

>・かゆみがひどい

>¥1485(税込)

>(自己調節できます)

 

 

→まずは、お客さんに寄り添う投げ掛けからスタートします。

 

→例えば、『スギ花粉やヒノキ花粉が舞う時季は、鼻水、鼻づまり、目のかすみで困っていませんか?』

 

→この後、さらに共感しながら、対処策へとつなげます。

 

→それと、『個々に適したお薬を処方できること』も伝えたいですね。

 

→最後は、行動の促しも忘れずに!

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(薬局店の花粉対策)

スギ花粉やヒノキ花粉が舞う時季は
鼻水、鼻づまり、目のかゆみで困っ
ていませんか?

花粉症は、一度起きてしまうと2~
3カ月は続くのでとても厄介です。

そんな時は、治療薬で早めに対処し
て、うっとおしい季節を乗り切って
しまいましょう。

当薬局では、症状や体質などを見な
がら、個々に適したお薬を処方でき
ます。症状がひどい時だけ飲んでも
OKです。

ガマンせず、辛くなる前に、ぜひご
相談下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→商品を伝えるだけでなく、お客さんに寄り添うことが今回のポイントです。

 

→寄り添うことで、共感してもらうことができるので、相談してもらいやすくなります。

 

→それと、『個々に適したお薬を処方すること』は、これから益々大切になって来るはずです。

 

→この辺りを店頭看板で伝えることが大切だと思います。

 

→ちょっとしたことですが、とても効果的ですよ!

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

お客さんから、『これを、して下さい』と言われると、『はい、分かりました』と答えるスタッフさんが多くいます。

 

この対応は、間違いではありません。

 

しかし、本当にこれで済ませていいのでしょうか?

 

 

例えば、美容室のお客さんが、お店に来られて、いきなり次のように言われたらどうしますか?

 

◆『ショートにして下さい』

 

 

これに対して、『はい、分かりました』と答えるでしょうか?

 

その後、実際に『ショート』にするでしょうか?

 

 

恐らくしないはずです。

 

 

少なくても、次のように尋ねると思います。

 

◆『どうされたのですか?』

 

◆『何か、気になることでもあったのですか?』

 

 

など、お客さんの意図や事情を聞くはずです。

 

 

 

この答えが、

 

◆(A)『髪にクセがあって、思うようなスタイリングできないから』

 

◆(B)『髪のダメージがひどくて、朝の忙しい時間に手間取るから』

 

あるいは、

 

◆(C)『精神的なストレスを感じたので、気分転換したいから』など

 

 

この時のポイントは、それに対してプロとして、『何を、なぜ提案するのか?』です。

 

 

 

例えば、(A)や(B)の意図や事情の場合だと、スタイリングしやすくて、素早くまとめられるやり方が、『ショート以外』にも提案できると思います。

 

 

 

このプロの提案を知った上で、再度お客さんが、『ショートにするのか、しないのか?』を選んでもらっても、遅くはないのです。

 

もしも、こちらの提案を納得することができれば、『ショート以外のやり方』が行えます。

 

これは、プロのあなたによって、お客さんの解釈が変わったことを意味するのです。

 

 

施術してもらった後、実際に体験をしてもらって、上手く行けば喜ばれます。

 

そして、『あなたの言う通りにしてよかった』と、感じられるのです。

 

 

そうなると、お客さんは、プロとしてのあなたの存在を認めてくれるでしょう。

 

 

もしも、提案したことで問題を解決できなかったとしたら、次回の来店時に、『どんなことが、気になるのか?』を再度お聞きすればいいのです。

 

 

 

 

ただ、(C)のような『精神的なストレス』を感じている場合は、『気分転換できるショートで、おしゃれなスタイルを提案』してあげましょう。

 

この場合も、ただ単に髪の毛を短く切るだけではいけません。

 

 

『気持ち良く、気分転換できるという意図』を、叶えてあげるのです。

 

 

 

 

このようにお客さんが、『これを、して下さい』と言われた時は、『はい、分かりました』と答えるのではなく、『どうされたのですか?』や『何か、気になることでもあったのですか?』と意図や事情を聞くことが大切になります。

 

 

とは言っても、お客さんとの距離感が遠いと、『別に・・・』と意図や事情は答えてくれません。

 

しかし、お客さんとの関係性を築いていると、『実は・・・』と答えてくれると思います。

 

 

なので、常日頃からの関係性の築き方も、とても大事と言えるのです。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則