こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
今はほとんどのスタッフさんが、スマホを持つ時代です。
そのため、極端な話、スマホがなければ仕事にならないと言っても過言ではないでしょう。
そんな便利なスマホは、便利なだけに、ついつい見てしまいます。
『仕事に必要だから・・・』と見るのは、問題ないのですが、ちょっと空き時間ができた時に、暇つぶしのために見てしまうことも多いです。
時間にして、5分~10分くらいかもしれません。
それを1日に、6回見ていれば、1日で30分~60分になります。
このような仕事以外の時間の使い方をしているスタッフさんが、意外と多いです。
しかも、無意識なので、とても厄介な時間の使い方になります。
さらに悪いことに、『たった5分~10分、スマホを見て何が悪いの?』、『それくらいいいでしょ!』と思う人もいるのです。
しかし、『1日で、30分~60分』は、『1カ月で、12時間半~25時間』になるのです。
『この時間を、どうとらえるのか?』で、行動は変わります。
『これくらいの時間的余裕がないと、息が詰まってしまう』と考えると、現状の行動は変わらないでしょう。
しかし、『1日、60分あれば、新しい取り組みができる』と考えると、行動が変わるのです。
もしも、その時間で、『結果につながるアイデア』を考えたり、『結果につながる行動』を実際にやってみたりすれば、成長につながって行きます。
しかし、実際にやってみたとしても、必ず良い結果につながるとは限りません。
なぜなら、『結果』は、そもそも自分がコントロールできない要素が多く含まれているからです。
だから、思った通りに行かないことがほとんどだと思います。
それでも、『自分の行動』は、自分がコントロールできるのです。
コントロールできると言っても、『やるか、やらないか』もコントロールできるので、やらなければ、結果につがなりません。
しかし、折角生み出した時間なのですから、その時間でやる価値は十分あるはずです。
どうでしょうか?
このようなことをやらずに、新しいことに対して、『時間がないから、できない』と言い訳する人がいます。
これは、正確には、『やりたくないから、できない』のです。
『1日で30分~60分』くらいの時間は、その気になれば、何とか生み出すことができます。
もしも、今、売上げが伸び悩んでいるとしたら、『このままでは、マズイ』と思うこともあるでしょう。
しかし、『時間がないから、何もできない』と何もしないのではなく、まず、『時間を生み出すこと』を意識する必要があります。
最初は、『1日で10分』でもいいのです。
『1日で10分』でも、結果につながる行動を長く続けて行くことに、意味があります。
どうか、1日の時間の使い方を疎かにしないで下さい。
それがスタッフさんの人数分になると、とても大きな時間となり、とても大きなコストになるのです。
一人ひとりの1日の時間の使い方を一度チェックしてみて下さいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
伊丹芳則