店頭看板の事例(薬局店の花粉対策) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

薬局店さんの『花粉対策』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

薬局店さんが、『花粉対策』をおすすめしている店頭看板です。

 

花粉症で、この時季困っている方が多くいます。

 

そんな方に、『処方薬で少しでもラクになってもらいたい』という思いを届けたいですね。

 

そのためには、ちょっと寄り添う気持ちが必要だと思います。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>鼻水、つまり、かゆみ

>花粉

>・つまりがひどく、ねむれない

>・症状がある時だけ、薬をのみたい

>・かゆみがひどい

>¥1485(税込)

>(自己調節できます)

 

 

→まずは、お客さんに寄り添う投げ掛けからスタートします。

 

→例えば、『スギ花粉やヒノキ花粉が舞う時季は、鼻水、鼻づまり、目のかすみで困っていませんか?』

 

→この後、さらに共感しながら、対処策へとつなげます。

 

→それと、『個々に適したお薬を処方できること』も伝えたいですね。

 

→最後は、行動の促しも忘れずに!

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(薬局店の花粉対策)

スギ花粉やヒノキ花粉が舞う時季は
鼻水、鼻づまり、目のかゆみで困っ
ていませんか?

花粉症は、一度起きてしまうと2~
3カ月は続くのでとても厄介です。

そんな時は、治療薬で早めに対処し
て、うっとおしい季節を乗り切って
しまいましょう。

当薬局では、症状や体質などを見な
がら、個々に適したお薬を処方でき
ます。症状がひどい時だけ飲んでも
OKです。

ガマンせず、辛くなる前に、ぜひご
相談下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→商品を伝えるだけでなく、お客さんに寄り添うことが今回のポイントです。

 

→寄り添うことで、共感してもらうことができるので、相談してもらいやすくなります。

 

→それと、『個々に適したお薬を処方すること』は、これから益々大切になって来るはずです。

 

→この辺りを店頭看板で伝えることが大切だと思います。

 

→ちょっとしたことですが、とても効果的ですよ!

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則