こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
アロマ専門店さんの『ゼラニウム精油』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
アロマ専門店さんが、『ゼラニウム精油』をおすすめしている店頭看板です。
キレイなイラストが、とても目立っています。
『商品名』からお知らせしていますが、この流れを『こんなお客さんに』からスタートさせたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>ゼラニウム精油
>今だけ、精油1本につきナチュラル
>ルームソルトをプレゼント
>5ml ¥2970(税込)
>さわやかなグリーンフローラル調の香りの精油
>心身共にリラックスしたい時
>ストレスを感じた時
>アロマバスやスキンケアにぴったり!
>プレゼントにもオススメです
→まず、『こんなあなたに』と、おすすめしたいお客さんをハッキリさせます。
→例えば、『気持ちがイライラしたり、不安やストレスを感じたりすることが多いあなたに』
→この後、『そんな時は、アロマの香りでリラックスさせませんか?』と、問い掛けましょう。
→こうすることで、お客さんと商品がつながりやすくなります。
→しかし、商品から先にお知らせすると、お客さんとのつながりが弱いので、読んでもらいにくくなるのです。
→おすすめの商品名を伝えた後で、最後に行動の促しをします。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(アロマ専門店のゼラニウム精油)
トレスを感じたりすることが多いあ
なたに
そんな時は、アロマの香りでリラッ
クスさせませんか?
不安やストレス、イライラなどの心
の不調を感じたら、バスタブにたっ
ぷりのお湯を張り、アロマオイルを
2~3適混ぜると、優しい香りが広
がり気持ちがとても和らいで行きま
すよ!
おすすめのアロマオイルは、
◆ゼラニウム精油 5ml
¥2970(税込)
さわやかなバラの香りに似た特徴!
他にも色々な香りをご用意していま
す。店内でお好みをお探し下さい。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『商品名』よりも、『おすすめのお客さん』から伝えることが今回のポイントです。
→今回のような香りの好みがある商品は、まずアロマオイルの効果から伝えると、必要性が理解できます。
→その上で、お好みの香りを選んでもらうのです。
→香りは違っても、効果は変わらずに提供できます。
→ちょっとした伝える順番の違いですが、結果は大きく違うはずです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則