店頭看板の事例(ストレッチ専門店の花粉対策) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

ストレッチ専門店さんの『花粉症対策』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

ストレッチ専門店さんが、『花粉症対策』をおすすめしている店頭看板です。

 

イラストで面白くお知らせしていますね。

 

『答えはスタッフまで!』とせずに、できれば看板でお伝えしたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>花粉症とストレッチは

>関係する? 関係しない?

>答えはスタッフまで!

>『店名』

 

 

→『花粉症とストレッチは関係する?関係しない?』という投げ掛けもいいですが、もう少し突っ込みたいですね。

 

→例えば、『ストレッチは花粉症に効くの?』

 

→この後、その答えを伝えます。

 

→例えば、『〇〇の症状がヒドイ時は効果が期待できます』

 

→そして、その説明をするといいでしょう。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(ストレッチ専門店の花粉症対策)

ストレッチは花粉症に効くの?

花粉症の中で、鼻水や鼻づまりなど
の鼻の症状がヒドイ時は効果が期待
できます。

これは、首の周りに鼻水などを出す
神経が通っているため、首や肩回り
の筋肉をほぐして血流を促すと、症
状が緩和されやすくなるからです。

スギやヒノキの花粉は、2月頃から
飛散し始め、5月頃ピークを迎えま
す。もう少しの辛抱とガマンせず、
ストレッチで花粉症に負けない身体
を作ってみませんか?

ご相談は、こちらから!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→何となくボヤッと投げ掛けるのでなく、『お客さんが聞きたいこと』を投げ掛けることが今回のポイントです。

 

→そうすると、『答え』は、看板の中で書くことになります。

 

→その方が、必要性がハッキリして行動しやすいのです。

 

→ここが分かると、今まで『花粉症』でガマンしていたお客さんが、お店にやって来やすくなります。

 

→そこまでが店頭看板の役割です。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則