値上げができる店頭看板の考え方・作り方 -17ページ目

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

整体院さんの『電位治療器』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

整体院さんが、『電位治療器』をおすすめしている店頭看板です。

 

『電位治療器』とは、微弱な電気信号を体内に流し、細胞を活性化させることで、自然治癒力を高めて身体のバランスを整えるためのものになります。

 

この辺りを付け加えてみたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>頭痛、肩こり等の

>体調不良でお困りの方

>約100年の歴史の

>電位治療器をお試し下さい!

>体験は無料!

>お気軽にお入り下さい。

>現在160名以上の方が

>ご利用されてます

 

 

 

→まず最初に、お伝えする相手をもう少しハッキリさせます。

 

→例えば、『頭痛や肩こり、全身の疲れ、不眠などでお悩みの50代以上のあなたに』

 

→このようすると、お伝えする相手にメッセージが届けやすくなります。

 

→この後に、『これらは、ストレスや運動不足、加齢などが原因で生じます』

 

→その上で、『電位治療器』につなげて行くのです。

 

→最後は、行動の促しも忘れずに!

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(整体院の電位治療)

頭痛や肩こり、全身の疲れ、不眠な
どでお悩みの50代以上のあなたに

これらは、ストレスや運動不足、加
齢などが原因で生じます。

そんなあなたにおすすめなのが、電
位治療器です。この治療器は、微弱
な電気信号を体内に流し、細胞を活
性化させることで、自然治癒力を高
めて身体のバランスを整える効果が
あります。

痛みを感じることなく使用すること
ができ、副作用もありません。

身体の不調が続いたら、ぜひお試し
くださいね。
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【今回のポイント】

 

→漠然と投げ掛けるよりも、ハッキリと絞ってお伝えすることが今回のポイントです。

 

→こうするだけで、お客さんが自分の事と感じやすくなります。

 

→ここがとても重要で、自分の事と感じてもらわなければ、まず読まないのです。

 

→そうすると、どんなに良い商品であったとしても、お役に立つことができません。

 

→一度お試しくださいね。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

それは、「リアリティ」と「ユーティリティ」と「コミットメント」です。

 

これらを使えば、相手を自分の思い通りに動かすことができます。

 

但し、この手口は悪用しないように気をつけましょう。

 

 

まず、「リアリティ」とは、相手に現実味を感じさせることです。

 

相手に自分の話がリアルであることを理解してもらいます。

 

この時、共感を得ることが大切です。

 

 

 

次に、「ユーティリティ」とは、相手にこちらが役に立つ存在であることをアピールします。

 

相手が役に立っていると感じたら、相手はこちらを信じやすくなるのです。

 

 

 

最後に、「コミットメント」とは、相手に積極的に関わらせることを意味します。

 

つまり、即座に行動を促すことが大切です。

 

相手に考える暇を与えず、すぐに決断させ、積極的な行動を起こさせます。

 

 

 

 

これらの3つの要素を上手く使うと、相手を騙すことができるのです。

 

しかし、相手を騙すためにこの3つの要素を使うのでなく、相手に信用してもらうために使うことも出来ます。

 

 

それには注意が必要です。

 

 

それは、相手を騙すことと、相手に信用してもらうことは、表面的には似ているように見えますが、実際には大きな違いがあります。

 

 

まず、相手を騙すやり方は、相手を騙して、自分の思うように行動させるための手法です。

 

しかし、騙せるのは一時的なもので、相手が騙されたと知った時、怒りや不信感を持たれてしまいます。

 

そのため、信頼関係を大きく壊すことになり、もう二度と騙すことができません。

 

 

 

一方、相手に信用してもらうやり方は、相手に自分を信じてもらい、共感を得て、相手が期待する結果のための行動を促すための手法です。

 

そのため、相手との信頼関係により、長期的な関係を築くことができます。

 

また、相手の役に立つことを提供することで、相手に感謝の気持ちを持たれるのです。

 

 

 

以上のように、相手を騙すやり方と相手に信じてもらうやり方には、大きな違いがあります。

 

相手を騙すやり方で、こちらが期待する行動を促すために、一時的に騙すことができるかもしれませんが、その代償は大きく、信頼関係を大きく崩してしまうのです。

 

それに対して、相手に信用してもらうやり方は、相手との信頼関係を築き、長期的な関係を築くことができます。

 

そうすると、現実味のある悩みをお客さんに思い出してもらって、その解決に役立つ良い商品を紹介し、なかなか決断できない時は、お客さんが決断しやすい一言でそっと背中を押してあげることができるのです。

 

 

3つの要素は同じでも、やり方によって、結果は大きく変わって来ます。

 

上手く使って、お客さんにもっと喜んでもらえるようにして下さいね。

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

生花店さんの『お花のギフト』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

生花店さんが、『お花のギフト』をおすすめしている店頭看板です。

 

イラストと文章で上手く投げ掛けています。

 

できれば、もう少しお客さんに寄り添ってみたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>お祝いや気持ちを伝えたい時に

>素敵なお花を贈りませんか?

 

 

 

→お客さんに寄り添うとは、次のような感じです。

 

→例えば、『お花を贈りたいけど、お花選びで迷ってしまうことはありませんか?』

 

→こんな感じで、実際にお客さんの立場になって、その時の気持ちを察して言葉にしてあげます。

 

→そして、『そんな時は贈る相手や贈るシーンに合わせてお花を選ぶといいですよ!』

 

→この後、『例えば・・・』

 

→その上で、お客さんに相談してもらうようにしましょう。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(生花店のお花のギフト)

お花を贈りたいけど、お花選びで迷
ってしまうことはありませんか?

そんな時は贈る相手や贈るシーンに
合わせてお花を選ぶといいですよ!
例えば、
◆お誕生日には、その人が好きな色
や種類のお花を
◆結婚式には、結婚式の雰囲気に合
ったお花を
◆それ以外は、季節に合った旬のお
花を選ぶこともできます。

お花はあなたの心からの気持ちを届
ける素敵なプレゼントツールです。

相手に喜んでもらえるように、事前
に調べたり、プロに相談したりする
とすんなり決まりますよ!
迷ったらお気軽にご相談を!
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【今回のポイント】

 

→お店が言いたいことをお知らせするのでなく、お客さんに寄り添ってお伝えすることが今回のポイントです。

 

→お客さんに寄り添うと、相手の立場になれるので、届きやすいメッセージが作れます。

 

→そうすると、『あの人に、お花を贈ろうかな?』となりやすいのです。

 

→もちろん、すんなりと行かないかもしれません。

 

→しかし、そのように思うタイミングは、結構多いです。

 

→そんな時に、この看板を思い出してくれると、行動してもらえますよ。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

ズバリ、『文字の電卓』です。

 

これは、現時点での私の勝手な解釈になります。

 

しかし、このように解釈すると、何となくイメージが湧くのです。

 

 

例えば、『数字の電卓』で、『2×3』と打ち込むと、『6』と答えが出ます。

 

 

極端な話、この原理と同じようなものと思うのです。

 

 

ただ取り扱うものが、『数字』や『記号』と、解釈が入りにくく、ブレにくいものなので、理解しやすいと感じます。

 

しかし、それが、『文字』となると、そこには解釈が入るので、急に複雑に感じるのです。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

先程の『数字の電卓』で、『文字の電卓』の説明をすると、次のようになります。

 

例えば、『2×3=6』で比較すると、

 

 

 

◆『2』は、『入力文』

 

◆『×』は、『命令文』

 

◆『3』は、『制約条件文』

 

◆『=』は、『実行』

 

◆『6』は、『出力文』

 

 

 

こんな感じなのですが、ピンとこないかもしれませんね。

 

その原因は、『数字』や『記号』に解釈は入りにくいですが、『文字』には解釈が入りやすいからです。

 

 

 

それでも、この『文字の電卓』の式を簡単に言うと、『入力文と命令文と制約条件文で、出力文が出る』となります。

 

 

このように言っても、ちょっと分かりにくいですね。

 

そこで、言葉の意味を少し説明します。

 

 

 

◆『入力文』とは、元となる文章やデータのことです。

 

例えば、文字や音声、映像なども入ります。

 

ちなみに、ChatGPTー3.5では、文字だけです。

 

 

 

◆『命令文』とは、質問や要約、コード化など、ChatGPTに命令する文章になります。

 

例えば、『〇〇について教えて』、『〇〇について書き出して』などと質問したり、『以下を要約して』と命令するのです。

 

 

 

◆『制約条件文』とは、立場や前提、表現に条件を付けて制約します。

 

例えば、『あなたは、〇〇です』とChatGPTの立場を示したり、『〇〇文字以内で』と前提をつけたり、『シンプルに箇条書きで』と表現を制約したりするのです。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

何となく、分かってもらえたでしょうか?

 

 

 

ここが理解してもらえたとして、次に進みますね。

 

今度は、実際に求める『出力文』を出すための手順のポイントです。

 

例えば、

 

(1)『入力データから出力データを作る』

 

(2)『立場をハッキリさせる』

 

(3)『前提と表現を具体的に書く』

 

(4)『絞り込んだ命令をする』

 

(5)『出力データを再度命令する』

 

 

 

(5)は、チャットなので、出て来たものに対して、再度命令しながら対話する感じです。

 

例えば、『もっといい方法はある?』、『〇〇の部分を、もっと詳しく教えて』、『もっと短くして』など

 

 

 

今は、使いこなせないかもしれません。

 

しかし、『数字の電卓』のように、そのうち誰もが、『文字の電卓』として使いこなしている世界が、もうすぐそこまで来ているような気がします。

 

 

そのために、実際に試してみても損はないはずです。

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

クリーニング店さんの『衣替え前のおすすめセット』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

クリーニング店さんが、『衣替え前のおすすめセット』をおすすめしている店頭看板です。

 

『これから長い間着る機会がない衣類は、衣替えの前にしっかりとクリーニングしましょう』

 

というメッセージにつながります。

 

この辺りを付け加えたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>おすすめセット

>冬物の仕舞い洗いにぜひ!

>アクアプラス+しまえるカバー

>プレミアムアクア

>SET価格330円

 

 

 

→まずは、『なぜ衣替え前にクリーニングが必要なのか?』からのスタートです。

 

→その答えを書きます。

 

→例えば、『それは衣類を長期収納することで、着用中についた汗や皮脂汚れが黄バミなどの原因になるからです』

 

→この後、その説明をするといいでしょう。

→その上で、『衣替え前のおすすめセット』につなげます。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(クリーニング店の衣替え前のおすすめセット)

なぜ衣替え前にクリーニングが必要
なのでしょうか?

それは衣類を長期収納することで、
着用中についた汗や皮脂汚れが黄バ
ミなどの原因になるからです。汗を
かきやすく、肌に触れる部分、例え
ば、エリ、ワキ、ソデは、特に注意
が必要になります。

シーズン中の着用している間は、汚
れが残っていることに気付きにくい
です。しかし、時間が経つとその部
分が黄バミます。衣替え前にクリー
ニングすることでより良い状態を保
ち、来シーズンも気持ち良く迎える
ことができるのです。

今なら、アクアプラス(水洗い)と
しまえる(防虫防カビ)カバー付き
がセットで、1点330円
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【今回のポイント】

 

→商品メニューをお知らせするだけでなく、『なぜ、それをしなければいけないのか?』を伝えることが今回のポイントです。

 

→これを伝えることで、クリーニングする必要性が出て来ます。

 

→つまり、クリーニングしないと、デメリットがあることに気付いてもらうのです。

 

→今回のデメリットは、『黄バミと虫食いやカビ』になります。

 

→今は、『着れなくなれば、また新しいものを買えばいい』と思っている人も多いです。

 

→それでも、『また来年も着たいと思う衣類』は必ずあります。

 

→その衣類は、必ず衣替え前にクリーニングしてもらえるようにしていですね。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

最近では、多くのお店が口コミ集客を積極的に取り入れています。

 

例えば、美容室の場合

 

専用サイトに口コミを投稿してもらうと、次回来店時に割引くなどの特典がもらえます。

 

この特典は価格を安くするものですが、どちらか言うと、お客さんへの感謝の意味合いが強いほど上手く行くでしょう。

 

 

その他、口コミにはいくつかの効果が・・・。

 

 

口コミによってお店の魅力が伝えられ、新しいお客さんの来店へのハードルが下がります。

 

なぜなら、口コミ欄の5点満点での評価やコメントが記載され、それを見るだけで、お店の雰囲気やサービスの内容が分かるからです。

 

 

また、お客さん自身が感じたことを言葉にすることで、記憶が残りやすくなり、自分が書いたコメントを読み返すことで、その時の感覚を取り戻し、次回来店につながる効果もあります。

 

 

さらに、口コミには、スタッフさんの励みになる効果もあるのです。

 

例えば、お客さんの嬉しいコメントは、スタッフさんが、『この仕事をやっていて良かった』と思います。

 

一方、お客さんの厳しいコメントは、スタッフさんが気付かなかった問題点を見つけるきっかけにもなるのです。

 

 

 

但し、口コミの注意点は、口コミの内容が曖昧だった場合、その効果は薄くなるでしょう。

 

例えば、

 

◆『お店の雰囲気が良かった』

 

◆『スタッフさんが話しやすかった』

 

などのコメントだけでは、お店の魅力が伝わりません。

 

 

例えば、次のような具体的なエピソードや体験が欲しいのです。

 

<ここから>

 

『〇〇な悩みがあったので、〇〇が決め手のこのお店を選びました』

 

『期待以上の〇〇な結果にビックリ!』

 

『一番印象に残ったのは、〇〇のところです』

 

『嬉しかったので、次回予約して帰りました』

 

<ここまで>

 

 

 

こんな感じのコメントなら、お店の良さがよく伝わります。

 

しかし、このようなコメントはなかなか書いてもらえません。

 

 

そんな時は、ちょっと工夫をします。

 

それは、お店の中にさりげなく、『〇〇専用サイトの口コミ情報』というタイトルのキレイな冊子を作って、目の付くところに置いておくのです。

 

そして、お客さんに口コミを読んでもらえる機会を多く作ります。

 

 

そうすると、先程のような流れのコメントを書いてくれるお客さんが増えて行くことでしょう。

 

お客さんは、口コミのコメントをどのように書けばいいのか分かりません。

 

しかし、事前に、『〇〇専用サイトの口コミ情報』を読んでおくと、『なるほど、このように書けばいいのか』となるからです。

 

 

 

口コミは、単なる広告と違い、お客さん自身の体験したリアルな情報の集まりになります。

 

そのため、信頼性が高く、とても効果的なツールと言えるのです。

 

 

もしも、まだ口コミ集客を積極的に活用していないとしたら、今すぐやり始めて下さい。

 

必ず効果が出て来ますよ!

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

衣料品店さんの『足袋ソックス』に関する気になる店内POPの事例を紹介します。

 

【現状の店内POPの書き方】

 

 

【コメント】

 

衣料品店さんが、『足袋ソックス』をおすすめしている店内POPです。

 

商品の近くにあるPOPですので、商品の特徴を中心に書かれています。

 

これを店頭看板なら、『どのように伝えるのか?』を、考えてみたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状POPの文章】

 

>足袋ソックス

>普通の靴下と違い、つま先が足袋のように2つに

>分かれている「足袋ソックス」うさぎの耳のように

>かわいらしいフォルムでいろいろな柄、模様があり

>大人気の商品です。

 

 

 

→POPの時は商品からスタートしますが、店頭看板の時はお客さんから始まります。

 

→例えば、『靴を履いて歩くと、すぐに足が疲れるあなたに』

 

→そして、その原因を伝えます。

 

→例えば、『もしかしたら、歩き方に問題があるかもしれませんね』

 

→この後、その説明をして、商品につなげるのです。

 

→最後は、行動の促しも忘れずに!

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(衣料品店の足袋ソックス)

靴を履いて歩くと、すぐに足が疲れ
るあなたに

もしかしたら、歩き方に問題がある
かもしれませんね。

靴を履く時は、無意識に足先をそら
して靴が脱げないように歩きます。
そうすると、浮指やベタ足になって
足が疲れやすくなるのです。

そんな時『足袋ソックス』がおすす
め!
これを履くと、つま先が2つに分か
れているため、親指から小指までし
っかりと意識でき、足の指を使った
正しい歩き方ができます。

足が疲れるな~と思ったら、ぜひお
試しください。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→POPなら商品中心でもいいですが、店頭看板にはお客さん中心で伝えることが今回のポイントです。

 

→どんなお客さんにおすすめなのか?

 

→どんな効果があるのか?

 

→などのメッセージを伝えることができるのです。

 

→そうすると、商品を買う必要性が出て来ます。

 

→その上で、『かわいいフォルムでいろいろな柄、模様があり、大人気の商品です』というPOPがあると、手に取りやすくなるのです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

人が仕事をする理由は色々ありますが、一般的にはお金を稼ぐことが挙げられます。

 

しかし、その背後にある目的やゴールが仕事の意識やモチベーションに大きな影響していることでしょう。

 

 

仕事をする際に、『自分はどうのような生活がしたいのか?』、『そのためにどの程度のお金が必要なのか?』という目的やゴールがあるはずです。

 

本来は、その目的を達成するために、仕事をしています。

 

例えば、『家族旅行や住宅購入のために、お金を貯める』、『自分自身の将来のために、お金を積み立てる』など、将来のゴールがハッキリしている場合

 

このような人は、モチベーションが高く、苦労してもゴールを達成するために行動することができます。

 

 

 

一方、仕事をする理由が、『単に日々の生活をするため』などの目的やゴールが曖昧な場合

 

具体的な行動へのモチベーションは、そんなに高くありません。

 

それは、『ただ、今月を生き抜くためのお金が得ること』が目的だからです。

 

また、『自分自身の将来がどうなるのか?』などを考えることもないので、働くこと自体にストレスを感じてしまいます。

 

なぜなら、目的やゴールがない場合は、『現状にギャップや危機感がないため、痛みが少ない』ので、『やりたくないことをやらされている』と感じてしまうからです。

 

 

 

しかし、中には、『お金を稼ぐだけではなく、仕事を通じて貢献したい』という目的を持つ人もいます。

 

この人は、仕事をする上での意識やモチベーションはとても大きくなるでしょう。

 

 

 

このようなことから、『なぜ働くのか?』の問い掛けへの1つの答えは、次のようになります。

 

 

生きるための手段のお金を得るためですが、その先にある目的やゴールを達成するためです。

 

その目的やゴールは、自分のため、家族のため、中間のため、社会のため、であることが大切になります。

 

そうすると、仕事に対する意識やモチベーションが高まり、ストレスや辛さに負けずに取り組むことができるのです。

 

そして、その目的やゴールが達成することで、自分自身の成長ややりがいを感じやすくなります。

 

 

 

つまり、自分自身や周りの人たちのために、大きな目的やゴールを持って取り組むことが働くと言うことなのです。

 

その達成時の満足感に、働く意味や価値を見出すことができるでしょう。

 

 

 

 

あなたは、なぜ働くのでしょうか?

 

 

 

ただ単に生活するために働くのでしょうか?

 

 

 

それとも、自分自身のため、家族のため、仲間のため、社会のために目的やゴールを持って働くのでしょうか?

 

 

 

どちらも働くことに変わりはありません。

 

しかし、働くことの意味や価値は、全く違って来ることでしょう。

 

一度、立ち止まってハッキリさせても遅くはないはずですよ。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

イタリア料理店さんの『渡りガニスパゲッティ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

イタリア料理店さんが、『渡りガニスパゲッティ』をおすすめしている店頭看板です。

 

新しいメニューを進化させ続けている感じがします。

 

できれば、それをお客さんに伝わりやすいようにしたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>本当に美味しいパスタ

>食べたことありますか?

>創業24年1988

>人気No.1

>「アスタキサンチン」

>エイジングケア

>老化防止

>24年進化つづける

>美肌成分とカニ身がたっぷり入った

>渡りガニスパゲッティ

 

 

 

→まずは、お客さんの気持ちを察してあげます。

 

→例えば、『普通のスパゲッティに飽きていませんか?』

 

→さらに、『多くの人が同じような味のパスタを繰り返し食べています』

 

→このように投げ掛けると、『そうそう、そうなのよ!』と思い当たるお客さんがいるのです。

 

→そんなお客さんに対して、『普段と違った食事の楽しみ方』を提案しましょう。

 

→その1つが『美肌成分』や『エイジングケア』などが期待できるスパゲッティです。

 

→このように伝えると折角食べるのだから、そのようなことが期待できて美味しいものなら、ぜひ食べたいと思います。

 

→その上で、最後に行動を促しましょう。

 

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(イタリア料理店の渡りガニスパゲッティ)

普通のスパゲッティに飽きていませ
んか?

多くの人が同じような味のパスタを
繰り返し食べています。

当店の「渡りガニスパゲッティ」は
美肌成分がたっぷり入った新鮮な渡
りガニと自家製パスタが絶妙な味わ
いを生み出すでしょう。

渡りガニに含まれる「アスタキサン
チン」の赤い色素には、抗酸化作用
によりエイジングケアも期待!

そのため、普段とは違った食事の楽
しみ方ができることになります。

ぜひ、本当に美味しいパスタを楽し
んで下さいね。まずはこちらから!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→お客さんに伝わりやすくするためには、お客さんの気持ちを察してあげることです。

 

→そうすると、お客さんに共感できるので、距離感が近くなって興味を持ってもらいやすくなります。

 

→このステップを踏んでから、商品の提案をすると、お客さんには身近なものとなりやすいのです。

 

→しかし、いきなり商品目線からスタートすると、受け入れてもらいにくくなります。

 

→ちょっとしたことですが、反応が大きく変わるでしょう。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

集客のための販促物を作るには、お客さんからしっかり聞き取ることがベースになります。

 

販促物がすんなり作れるお店は、お客さんからの話をよく聞き取っているので、情報量が多いです。

 

逆に、なかなか作れないお店は、お客さんからの話をほとんど聞き取っていません。

 

そのため、情報量が少なく、何から手をつけていいのか分からないことが多いです。

 

 

 

また販促物を作る際は、次の3つのステップを踏むと作りやすくなります。

 

 

◆(A)『インプット情報』

 

◆(B)『ブラックボックス』

 

◆(C)『アウトプット情報』

 

 

 

冒頭のお客さんから話を聞くのは、(A)の『インプット情報』の部分になります。

 

すぐに販促物が作れるお店は、この『インプット情報』の量が圧倒的に多いのが特徴です。

 

つまり、お客さんからの『インプット情報』は、販促物を作る上でのキモと言えるでしょう。

 

 

 

ここで言う、(B)の『ブラックボックス』とは、伝え方の流れです。

 

 

一例をあげると、

 

◆(1)『こんな悩みがあるあなたに』

 

◆(2)『こんな問題はありませんか?』

 

◆(3)『実は、これが原因です』

 

◆(4)『これを解消すると、こんな結果になります』

 

◆(5)『そのための商品が、これです』

 

◆(6)『まずは、こちらから』

 

こんな感じの流れです。

 

 

 

 

この流れを覚えておくと、(A)の『インプット情報』を、(B)の『ブラックボックス』に入れるだけで、(C)の『アウトプット情報』が出て来ます。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

(A)の『インプット情報』がしっかりできていれば、伝え方の流れの(1)~(4)までは、すぐに埋まります。

 

なぜなら、お客さんの話を聞いて、それを共有し一緒に解決して行くので、良い結果につながるまでの流れが分かるからです。

 

 

後は、この流れに合わせた、(5)の商品サービスと(6)の行動の促しを加えれば、お客さんに伝わりやすい販促物が作れてしまいます。

 

 

 

しかし、『インプット情報』が足りないと、(1)~(4)までの流れがつくれないのです。

 

そうすると、(5)の商品サービスからしか販促物が作れません。

 

 

『商品名』と『価格と割引き』が中心になっている販促物には、このような背景があるのです。

 

 

インプットする情報を箇条書きでまとめると、次のようになります。

 

◆『現状の悩み』

 

◆『一番の問題』

 

◆『決め手となる原因』

 

◆『求める結果』

 

 

 

これらを意識して、お客さんとお話しながらしっかり聞き取り、つなげることで、お客さんが求める商品サービスが提供できるので、『アウトプット情報』が作れるようになるのです。

 

 

 

しかし、多くのお店は、『アウトプット情報』ばかりに意識が集中し、『インプット情報』を疎かにしてしまいます。

 

そうではなく、日頃からしっかりと聞き取ることが、効果的な販促物を作ることにつながることを忘れてはいけないのです。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則