そろばんは、日本の伝統文化であり、伝統教育であり、素晴らしいものです。
私は残念ながら そろばんができないので、
できる人を尊敬しています。
しかし、せっかくそろばんを習っているのに、
高学年や中学生になったら、算数・数学の間違いが多くなった、
苦手になった、ということはありませんか
そろばんを習っている子の一般的な特徴として、
暗算に頼るということがあります。
低学年の間は良いのですが、学年が上がって
計算問題が難しくなると、どうしても暗算より筆算に軍配が上がります。
小数、分数、四則混合計算になると、そろばんを習っている子の優位性はありません。
それでも暗算で解こうとすると、どうしても間違いが多くなってしまいます。
私の塾では、中学年~高学年になると、そろばんを習っている子にも、
きちんとした式や筆算を書くよう指導しています。
暗算は、そろばん教室でしてもらって、塾では暗算を使いません。
式は考え方ですから、きちんとした式が書けなければ、
難しい問題は解けないのです。
暗算で解ける問題は、どうしても簡単な問題になってしまいます。
高学年になると、思考を伴う立式ができること、
そしてミスをしない正確な計算力が大切であるということに、
気付かなくてはなりません。
(でも、教えてあげないと、自分ではなかなか気付きません。)
そうやって、解き方の方向転換ができた子は、数学にも順応していくことができます。
しかし、いつまでも自分のやり方を変えられない子は、
数学で苦労することになります。
そろばんを習っていて計算が得意でも、
きちんと式や計算をていねいに書きましょうね。
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(‐^▽^‐)よろしくお願いします。
ありがとうございました。