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まだまだ暑い今日この頃ですが、いよいよ模擬試験、過去問シーズンが始まりました。
これらは本番感が強く、いつにも増して取り組む姿勢と言うものが強く問われます。
どうしても苦しい状況というものが多くなりますからね。
そこで、今回は伸びる子に共通していることについて書こうと思います。

模擬試験、過去問をいざやってみたら思ったようなスコアが取れない、それどころか、かなり厳しいスコアになってしまった。
よくありますよね。
特に過去問では日常茶飯事です。
なかなかに心を揺さぶる状況と思います。

その厳しい結果を受けての行動に伸びるための大きな鍵があります。

伸びる子は、その厳しい現実をそのまま受け入れます。
望むようなスコアが取れなかったのは、自分の実力が足りなかったからで、弱いから負ける。
弱い自分をそのまま認め、受け入れるんですね。
そこには謙虚さ、素直さがあると言えます。
目を背けたくなるような現実がそこにあっても、それを認め、受け入れているからこそ、しっかりと前を向いて然るべき次の行動が出来る。
受け入れてから、うまくいかなかった原因等を考え、それを改善していくんですね。

伸びない子は逆パターンが多い。
そこにある厳しい現実がおかしいと考え、何かと、それに対する理由付けをしようとします。
〇〇算出なかったらもっと取れたのに、たまたま計算ミスしただけで本当は出来たのに、いつもは塾で自分は◯番だから本当は大丈夫、みたいな感じのが典型的。
要するに、現実を受け入れるのが嫌で、何か理由を持ってきて、目を背けているんですね。
その状態だと、同じような勉強をしてもなかなか身に付いていきません。
身につく=ダメだった自分を認める、だからでしょうか、どうしても覚えようという気持ちが弱くなるんですよね。
逃げる自分を正当化することばかりにエネルギーを使ってしまう。
それでは勝てるはずもない。
伸びる子の謙虚に対して、あまりにも傲慢であると言えます。

大きな違いがあるのは分かりました。
ならば良い方向性にする手段はどうか。

気持ちの問題なのもあり、魔法のように効果抜群なのは難しいのですが、中学受験の指導現場にいると気になっている事はあります。
模擬試験、過去問の結果に対しての周囲の反応の仕方に影響されている部分が大きいのではないか、ということです。
結果に対してやたらにキツく責めたり、上記の伸びない子みたいな反応を周囲がしていると、本人がそれに影響されてマイナス方向になりがちなのではないかと感じます。
ちなみにですが、生徒が模擬試験や過去問をやった際、結果から分かることを伝えるのに僕は遠慮もオブラートに包むも何もしないのでかなりキツいことも平気で言いますが、解けなかったこと自体を責めることは無いです。
必要な行動をしないとか、集中を欠くとかはキツく注意しますけどね💦
模擬試験なんかは特に、受けた直後でも本人にはお疲れ様と言う位で、あとは出来るだけ迅速に見直し、復習、反省点の洗い出しをするだけです。
徹底してやるので、生徒本人は勝手に責められているような気分になっているかもしれませんが、まぁそこはしかたない(笑)
いろいろな考え方があると思いますが、解けないことを責め立てることをしていると、萎縮して、常に逃げる理由を考えるようになる感じがしちゃうんですよね🙄
それが嫌で。
常に相手の顔色を伺う的なの、僕大嫌いですし😏

ちょっとまとまりないかもしれませんが、以上です。
参考にしてくださいね。
それではまたー。