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昨日の記事



を書いている際に学校側の話として気になるものがありました。

「最近は進学実績が落ちていた。東大の理系などもう無理ではないかと思うこともある。県のトップ校として全力で頑張ってはいるのだが。」

んー、これ、いろいろと重たいですねー🙄


先に突っ込んでおくと、データを見てもかなり長い間東大の合格者数は似たような感じで、文系理系もバラバラなので、受かっていたのはその生徒の頑張りだったとしか見えませんね💦

だから理系などもう無理、は的外れと思います。

ただ、昔から地方の進学校ってそんなもんですよ😏

自分の時も学校側からの東大対策的に役立ちそうなことなんてほぼ無しでしたから(笑)

学校で東大模試受けられたくらいかな。

都会の子には有り得ないですが、薄暗い進路指導室だったかでたった3人で2日間、合計520分のやたらに中身が重たい試験を受けるのはなかなかシュールな光景ですw


さて話を戻します。


進学実績の落ち込み、東大の理系の合格が苦しい、これらは何が原因で起こっているのか。

それはやはり都市部の中高一貫校が実績を伸ばしているからです。

上記の学校側の話、その後に、やはりどうしても中高一貫校に負けてしまう旨もありました。


地方のトップ校はどのような子が入学してるかと言えば、想像がつくと思いますが、その地域それぞれでは神童みたいに良く出来た感じの子たちを多く含みます。

首都圏の中学受験で言えば、最難関レベルみたいな感じですね。

数の違いこそあると思いますが、もともとの能力的なものは、おそらくは首都圏の中学受験とさほど変わりはないでしょう。

地頭と書いた方が通りがいいですかね。

率直に書きますが、地頭の良い子たちが、首都圏の中学受験をした子たちに負けてしまっている、ということです🙄

中学受験と中高での早い進度に基づいた指導により、地頭の良い子たちを圧倒している。

現状、トレーニングが才能をはるかに凌駕している、と言えます。


東大の理系の合格が苦しいというのはそのことを裏付けています。

あくまでも、受験レベルにおいてですが、授業や課題など、学校側でコントロール可能な部分により、生徒の学力アップを目指す際、それが有効に働きやすいのは、圧倒的に理系科目です。

鍛えて伸ばしやすい、と書いた方が分かりやすいですかね😏

中高一貫校の進学実績を見れば、上位校は軒並み理系の進学に強い数字が並んでいるので一目瞭然ですね‼️


僕は中学受験の指導時にそこまで地頭を重要視しないのですが、その根底にあるのは上記にあるように、トレーニングが才能を凌駕するのを目の当たりにしているからでもあります。

中学受験の勉強はとても大変で、くじけそうになることもあるかもしれませんが、もしかしたらやらなかった自分よりもとんでもなく強くなる、そんなことをしているのかもしれませんよ‼️


以上です。

参考にしてくださいね。

それではまたー。