病気・手術とドクター選びの重要性
読む専門になって、ブログを書くのは何年ぶりのことでしょうか。一型糖尿病にもすっかり慣れて、インスリンも日常生活の一部となり娘も北米で学位を取得し、現地で専門職として働くようになってしばらく 取り立てて書くこともない毎日を過ごしていましたがこの半年は、原因不明の不調に悩まされ、精神的にも参っていました。名医と言われる専門医・指導医 何人にも診ていただきましたが原因は分からず、この症状を抱えたままずっと生きていくのか?と考えると絶望しかありませんでした。しかし神様はおられるのですね。SNSで繋がった方から、ある病院の先生のお名前を教えていただき藁にもすがる思いで予約し、ようやく1月に診ていただけました。何人もの名医と言われる専門医・指導医からこの画像から、そんな症状が出るのは考えにくい、分かりません。手術適応ではないですね、などと言われ続けてきたのですが初診で、「〇〇症候群かもしれない」と仰っていただけたのです。この症候群は、ドクター間でもあまり知られていないようです。まだ可能性の段階ではありましたが、私の心に光が射し込みました。ようやくこの辛さを分かってくれるドクターに出会えたかもしれない!ちなみに この症候群、主治医によれば、「多彩な症状で、結構患者さんはいると思うけれど知らない医者も多い」 とのこと。だから、それまで何人もの専門医や指導医に診ていただいても分からなかったのかと納得。実際、専門は違いますが、同じく外科系で公立医科大の教授までした知人のドクターに報告したところ初めて聞いた、勉強になったと言っていました。初診以降、迅速に検査を進めていただきました。ご経験豊富な先生で、病気の可能性に言及してはくださいましたが非常に慎重でもいらっしゃり、一つひとつ検査を進めていく過程でも一つ目の検査で、「あ~やはり出ましたね、でもまだ確信はできません。一か八かで手術はできませんから、もう少し検査を進めましょう」最後の検査で、「あ~見えましたね(画像)、これは確実ですね。手術できますが、今の症状が100%消えることはないと思います。70%と思ってください。どうしますか?」 という具合で、良いことばかり仰らず、本当に信頼できる先生なのです。でも、私の答えはもちろん「お願いします!」即答でした。70%の改善でも嬉しいし病院ジプシーだった私を救ってくれた先生に執刀していただきたい!この先生を逃したら、一生後悔すると思いました。そして、2月に手術。内視鏡下ではできないとのことで、顕微鏡下で切開したのですが手術翌日には、創部のドレーンも尿管カテーテルも抜け、リハ開始。抗生剤も手術翌朝までの点滴のみ!(薬嫌いな私には有り難い)痛み止めは予定通り術後3日まで服薬しましたがその間も 服薬しなくなった後も、創部の痛みゼロ!その他、術後起こりうる不快な症状を事前に聞いておりましたが一切なく、翌朝から元気いっぱい。全て 先生の素晴らしい手術の賜物です。症状については、退院までは時折感じることもありましたが今は少しずつ薄れていっているように感じます。何より手術していただいて、悪化の心配がなくなっただけでも精神的に落ち着けています。半年間、常に不快で不安でしたから、この安心感は貴重です。先生には感謝しかありません。ここまでで感じることは、どんな病気も病院名に惑わされることなく、どの先生に診ていただくか?経験豊富な良いドクターに出会うことが大切だということです。地元の国立大学付属病院にも勿論お世話になりましたが大学病院という性質上、どうしても若いドクターが多くて一生懸命こちらの話を聞いてくださり、良い先生ばかりなのですが経験値という点では、どうなのかな?という印象もありました。どんなドクターも、そのように勉強して経験を積まれるわけですが素晴らしい設備の整った大病院でも、ここでは埒が明かないと判断したら、病院の大小に拘らず、「ドクター」を探すことが重要と実感しました。(娘もその面では苦労しています。若いあなたに何が分かる?という年上患者さんがいっぱい。先輩からは、若い内はそこが大変だよ、と慰められているようですが私は、その患者さんたちの気持ちがよく分かります。)もし病気や不快な症状でお困りの方がいらっしゃれば是非「ドクター」を探し続けてみてください。どんな先生に診ていただけるか? これにつきます。求めよ、さらば与えられん を実感しました。最後に改めて、執刀医・看護師の皆さん・リハの先生・その他スタッフさんに心より感謝です。非常に快適な入院生活でした。 ありがとうございました。