就職を間近に控え

長い里帰りを終え、帰っていった娘。

 

毎回、時差ボケがひどく

帰って一週間は、予定を入れないようですが

 

今回は就職前に

必ず済ませなくてはいけない用事を抱えて

帰っていったのです。

 

【警察へ出頭し

聞き取り調査を受ける】

 

里帰り中に知人が逮捕され、

共通の友人複数が、彼に対する

restraining order(接近禁止命令)を請求。

 

彼らが、現地を離れていた娘の名前も

警察に伝えてくれて

接近禁止命令取得請求リストに

加えられていました。

 

ただし、現地に戻り次第

警察に出頭し、娘自ら

接近禁止命令取得請求をするようにと

警察から連絡があったのです。

 

こんな事態になり、娘を帰すのも

すごく心配でしたが、

就職もあるし、帰るしかない…

 

逮捕されたお友達は拘留中なので

今は安心ですが、外に出てきた時が心配です…

 

時差ボケ~なんて言っていられず

接近禁止命令リストに娘を加えてくれた

お友達と一緒に警察出頭。

 

お友達の聞き取り調査は終わっていて

今回は娘一人聞き取り調査。

 

そんな経験のない私は

どんなんやった??と興味津々。

 

窓のない部屋で警察3人から

一時間ほどの聞き取りだったそうです。

 

逮捕された知人の複数の容疑に

関係しそうなことを一つひとつ聞かれ

 

知人と娘のメールをすべて提出したそうです。

 

メールダウンロードの前に、

他のメールは見ない・ダウンロードしないと

警察がサインした後

 

娘がメールアカウントとパスワードを提出

 

警察のダウンロード完了後

娘がパスワードを変更するという手順。

 

メールはAIで解析するそうです。

 

聞き取り調査の最後に お決まりの

何か質問はありますか?という確認があり

 

 

娘:彼は今、どこにいるんですか?

 

警察:地元警察から、こちらに既に移送されている

 

娘:元気にはしているのですか?

(逮捕された知人は持病あり)

 

警察:精神的にあまり良い状態ではないが、大丈夫だろう。

心配ですか?

 

娘:そうですね。複雑な気持ちです。

 

警察:そうでしょうね。わかります。

 

というようなやり取りで

聞き取り調査が終了したようです。

 

娘の複雑な気持ち、私も理解できます。

 

つかず離れずではあったけれど

10年近い付き合いがあり、

非常に優秀な人だと、私も名前と話を

聞いたことがあるほどで

 

娘も共通の友人も皆、彼の容疑を聞いて

良くない噂もあったけれど

まさか それほどとは…とショックを

隠しきれない様子でした。

 

娘もですが、医療従事者は

無犯罪証明の提出が求められます。

 

彼も医療従事者だったので

今回のことで既に資格はく奪。

 

娘の心配、複雑な気持ちは

 

自分には親切で

助けてもらうこともあった。

 

これまでが輝かしい人生だっただけに

今後どうやって生きていくんだろう?

 

自暴自棄にならず、更生して

彼の能力が生かせる良い道が

見つかればいいと願っているそうです。

 

ちなみに、警察の説明では

restraining order(接近禁止命令)は

起訴されなければ、3か月毎に

更新しなくてはいけないが

 

今回は起訴されるのは確実で

接近禁止命令請求更新の必要もなく

今後も彼の動きは連絡が来るそうです。

(執行猶予がついたとか、出所したとか)

 

滅多なことはないと思いますが

娘には用心するよう口酸っぱく言っています。

 

私は日本から、娘の身の安全と

彼の厚生を祈るばかりです。