こんにちは。


 龍神様について理解を深めてもらいたいので、今回は「龍神様って何?」という疑問への説明をさせて頂きます。


 内容については地域や説明する人などにより多少の差がありますので、あくまでも私の見解となることをご理解願います。


 また、あまり詳細や歴史を遡ってしまうと、長くて飽きる文章になってしまうため、簡単にさせて頂きます。


既に龍神様を理解している方には退屈な内容かもしれませんので、ご存知ない方のみ読んで頂けたら幸いです。みんなで龍神様を知り、もっと龍神様を好きになって、もっと仲良くなりましょう!


1、龍神様はたくさんいる。


 龍神様は人間よりずっとたくさんいます。


2、龍神様は人間が大好き。


 なので龍神様を知り、心を開けば、きっといつか仲良くなれます。


3、龍神様には「虹、金、銀、赤、白、青、黒」がいます。


 金龍(きんりゅう)、白龍(はくりゅう)などと呼びます。

 色により性質が異なります。


4、龍神様は人間についてくれます。


 龍神様に認められ、性質が似ていると、守護霊のようにいつも近くにいてくださり、物事をフォローしてくれる存在になります。ただし、あくまでも「フォロー」ですので、自分が何もしなくても勝手に願いを叶えてくれるというわけではありません。人として正しく生き、大きな使命を果たすために努力することが、わかりやすく力を借りられる(認めてもらえる)道のようです。また、一人の人間に複数の龍神様がつくこともしばしばあります。10柱(龍神様の単位)以上ついている方もいます。


5、龍神様は楽しいことが好き。


 「無垢で無邪気な子供」+「大いなる叡知と力を持つ存在」が龍神様です。なかなかトリッキーな組み合わせですね。なので、楽しい気持ちで生きている人につきやすいようです。遊んでばかりいる必要はなく、「楽しい気持ちでいる」ことが大切です。また、空にできる龍雲なども、特定の人間に見せたくて遊んで龍神様が作っていることもあります。

 神社などの龍神様への挨拶はかしこまったものになりがちですが、日常的な挨拶の場合は「龍神様おっはよー!」「また明日ねー!」などと親近感を出しても良いと思います。


6、龍神様の力は、人間が龍神様を身近に感じ、信じる力で強くなれる。


 この旅の目的のひとつでもあります。日頃の感謝と、龍神様の存在を理解して信じること。それにより、少しでも龍神様の力を甦らせることができます。


7、呼び名は色々あります。


 その土地に根付く龍神様をお参りしたい場合、「~龍神」「~龍を祀る神社」という言葉が使われていなくても、実は龍神様を祀っているのと同じ場合があります。

 「瀬織津姫」

 「市杵島姫(宗像三女神でもOK)」

 「弁財天」

 これらは同じ神様の姿を変えたものとされています。そして瀬織津姫は龍神様の頂点に立たれる神様なので、神社をネットなどで調べた時に「ご祭神」がこれらの場合は、龍神様としてお参りして良いのです。

 また、ご祭神が「おかみ」とつくものも龍神様のことになります。「高龗神(たかおかみのかみ)」「暗龗神(くらおかみのかみ)」などです。同じように龍神様としてお参りしてください。

 同様に「綿津見神」「玉依姫」「豊玉姫」も龍神の祖なので、お参りしてください。

 色々あって分かりにくいですよね。


8、数字にすると…


 「2」や「8」が特に龍神様を表すようです。特に「8」はよく言われます。何か8にまつわることが不意に起きたり、見れたりしたら、龍神様からの応援や肯定のメッセージかもしれません。気にかけてみてください。


 以上になります。


 雨乞いなどで、自分の身を裂いてでも人間を助けてくれた…そんな伝説も各地に残っている龍神様です。本当に人間と繋がりが深いのだと思います。


 科学や文明に飲まれ、その便利な生活にすっかり慣れてしまった人間。でも昔は自然や龍神様をもっと大切にしていました。実際にそういった歴史が全国に残っています。文明を捨てる必要はありませんが、少しだけ昔に戻り、忘れているものを大切にできる生き物に変わっていけたら、きっと未来も素敵なものになるのだと思います。