2202第14話「ザバイバル猛攻・テレサを発見せよ」に寄せて | アディクトリポート

アディクトリポート

真実をリポート Addictoe Report

昨年からの続き

 

 

まずは軽めのコメントから。

 

チャッP

これが伝説の
東映版「スパイダーマン」ですか・・・。

本放送時のボクはまだ幼い子供でしたが(笑)、
DVD化(2005年発売)でその存在を知ってビックリしました。
その東映版スパイダーマンが生誕40年を迎えていたとは(驚)。

すっかり“アディクトジャーナル”から“アディクトリポート”に改題しましたね。
2019年もマニアックなネタを楽しみにしております♪。
 
チャッpさんは、
本ブログに積極的にコメントいただき、
助かっております。
 
東映版スパイダーマン関連記事は、
こまど

んと

ほほほ

ずかん

くも

——にまとめました。

 

お次も常連の、

doburokutao

 

深読みしすぎですよ。
最初に勘違いの指摘を…
私一介のボンクラオタクですので…
仕事でSFやアニメに関わった事はありません。宮武氏に関しては一時期 模型イベントで私にとって貴重な話を聞かせていただいだけです。ただ、子供のころから本や模型を資料として集めて空想にひたっているだけです。(まぁ一時期 模型屋に籍を置いてリストラされて今に至りますが)。
昔はSF書きに憧れたこともあり資料を集めて読むのは、オリジナリティーがない己を補う意味があります(だからアニメック19号の座談を読んで出渕氏をメカデザイナーではなくアレンジャーとしか見てないわけです。ただアレンジャー故 νガンダムは上手いと感じてます)
でも私以上に SFやアニメに恋い焦がれ、プロを目指しオリジナリティーを出そうとして苦しみながらもはたせないまま、今に至る人は多いと思います。
そういう意味では、ネットで世界にむけてたとえ独り言で相手にされなくても発信できるいい時代になったと思います→作りてはプロとして厳しい目にさらされる時代になったかと←で、大手は商売がかかっているので印象操作をする!と時事ネタに強引に結び付けます。
 
なるほどそうですか。
弁解ではありませんが、
私が読み違いをしたのは、
doburokutao氏の、ヤマト、ガンダム、SFへの造詣が深すぎて、
ただならぬ気配を発し続けているため、
ひとかどの人物と認定したいという願望から、
ついコメントを斜め深読みしてしまったわけです。
 
やはり業界人だったかと…。
 
とにかく知識と記憶力と入れ込みようの深さは、
ひたすら恐れ入ります。
 
doburokutao氏はさらに、
 
脳みそ直結メカとパワードスーツは80年代からの中2病男のロマン!
ヤマトでパワードスーツを出すななんて野暮な事は言わないし、みんなで一緒に背負うという象徴として使うのも悪くなかったんです。じゃ何故この回で白けたかといえば…
見せ方が下手。 私は作戦開始直前に加藤機にパワードスーツがわらわら張り付いている段階で白けてきてました。
これは下品な表現ですが 最初から美女がスカートまくり揚げてパンツ見せた状態でこれからエッチなシーンあるよ!と巣立ちしているというか…

見せるタイミングが悪すぎる。例えば

加藤機に異様なコンテナー多数貼り付けられて発進しワープin

続けてヤマトが艦を前後逆にしてワープ

ワープアウトした加藤機、コンテナー投機

コンテナー爆発 チャフ散布しながらパワードスーツが登場(ハインライン[宇宙の戦士」からのお約束)
加藤機は前方にあるかもしれない敵めがけて露払いの弾幕はりをし後方のパワードスーツ支援。(空間戦闘で速度を殺さないは鉄則 あの反転はない)。前方からの敵攻撃ないことを確認して反転

ヤマト「後ろ向きでワープアウト」波動砲は蓋に…

ぐらいしてくれていれば 盛り上がったと「マクロス劇場版」冒頭のウェポンキャリアとしてVF-1&うち漏らした敵のせん滅での反転シーンを思い出して思う訳です(マクロス劇場版なんて30年前の古典です)

これは私の勘ぐりですが「アニメック19号」の出渕氏の創造行為に対する考えかたに通ずるような気がしてならんわけです。
追記1→ヤマトも翻弄される乱気流の中でよくぞパワードスーツの乗員は潰れたトマトにならなかったなぁ…と

追記2→大帝が白色彗星人とのハーフとしたら他のガトランティス人に生殖能力がないのは、子の帝位を守ろうとする父親の歪んだ愛ですわな。
→でボンクラは「マクロス」のブリタイ閣下の叛乱と「キャプテンフューチャー」の「人工進化の秘密」と「大空魔竜ガイキング」(地球ではない)ラストを思い出し 2202がどんな終わり方をするか思いをはせるわけです。
 
——と続けるに至り、
私としては一つ一つに軽々にコメントを返せず、ただ転載するのみです。
 
私がとにかく『2202』についてアレなのは、
小林誠を攻撃の的にするのは容易だが、
別に登場メカのコンセプトやデザインだけでなく、
作品全体の構成要素が、
ことごとく何もかもチグハグにふぞろいで、
どこから文句をつけたら良いのかわからない
ってことでして。
 
それがまさに「ヤマト2202」の正体(本質)って気もしますが。
 
 
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち
第14話「ザバイバル猛攻・テレサを発見せよ」2019/1/4
 
【概略】
空間騎兵隊はテレザート星の地上においてザバイバルの陸戦師団と交戦した末、メダルーサ級改造戦車や反射衛星砲に辛勝し、斉藤はザバイバルを一騎打ちの末に倒す。封印を解除し、惑星中心部「テレザリアム」でテレサと邂逅した古代たちに、テレサは白色彗星の正体が古代アケーリアスの残した破壊システムであること、それをガトランティスが目覚めさせて利用していることを明かす。その攻略のヒントを求める古代にテレサが「『大いなる和』たるヤマトを中心とした『縁』の力が白色彗星を止めるだろう」と告げたそこへ、縁でつながった者の1人としてデスラーが現れる。
 
全26話として、折り返し点の14話で、
ようやくテレサと接触。
 
彼女がなぜヤマトを呼んだのか
ガトランティス帝国の正体(本性?)
——が明かされた。
 
地球人もガミラス人も(おそらくイスカンダル人も)源流の生命の起源はアケーリアスにあり、
ガトランティスも同じである。
 
そして白色彗星=ガトランティスは、
本流の生命活動が続く事で築かれた文化文明・科学技術が誤った方向に暴走し、
全宇宙的破滅に向かった場合、
それを食い止める防衛/破壊/殲滅システムとして待機している。
 
ガトランティスにとっての存在意義は、
その破壊システムの行使であり、
それを使わず終(じま)いで、
永遠に待ち続けるのは自己存在の否定である。
 
つまり破壊システムとしての自己肯定の代償に、
それ以外の全てが否定されるという究極の自己矛盾。
 
ここでまたしてもの
doburokutaoさんからの過去投稿を転載。
 
30年以上たって思うのですがって…「さらば」の白色彗星ってなんで攻めてきたかがわからないんですよね。劇中音楽と一緒でいきなりドンときてビビらせて大帝の高笑い。この局面をどう乗り切りるかでお話をすすめている(映画の手法としては一つの方法かもしれません)。だから2時間ほどの映画ならば使えるが、30分番組を1週間おきで見ると、視聴者は このカラクリに冷めちゃうのが2のつまらなさではないかと。
 
この白色彗星=ガトランティスの新定義にはなるほど感心。
 
だけどここまで引っ張り続け、
むりやり先延ばしで穴埋めに駆り出された不揃いな要素にはヘキエキしたよ。
 
とにかく一連(ひとつら)なりのドラマの流れとかうねりが全然感じられず、
話はあっちにフラフラ、こっちにフラフラそれまくり、
各話の出来もテンポもバラバラで一貫性がなく、
立ち位置を見失うこともしばしば。
 
分裂病なの?
 
とにかく、この14話で、
11話からの第四章「天命篇」(2018/1/27公開)も、あっという間に終わってしまった。
 
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 4 [Blu-ray]
バンダイビジュアル (2018-02-23)
売り上げランキング: 8,231