2202第2話「緊迫・月面大使館に潜行せよ」感想【臨時】 | アディクトリポート

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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち

第2話「緊迫・月面大使館に潜行せよ」

 

2018/10/12放送

 

1週間の経過は早く、

第2話のオンエアを見のがし、

あわててどうにか追いつきました。

 

初見では、ただただ目を奪われて、

「そういうもんかな」であっさり済んだところも、

今では一応、6話までは見ているため、

奇異に感じる場合も。

 

 

地球軍が短期間で膨大な宇宙戦艦を建造したのは、

時間経過が急速な特異空間内でのこと。

 

コスモリバースの副作用で、

閉じた空間内では、時間が10倍のスピードで経過。

この空間内で新型戦艦を建造して、

通常空間で建造できる艦数の10倍を揃えた。(ただし3話)

 

…らしいんだが、

戦艦は10倍スピードでバカスカ増産できても、

特異空間から出て直接現場で建造される、

ビルや空港などの建造物は、

部品はともかく、

組み立ての時短手段はないはず。

 

アンドロメダ級が4隻もそろった竣工(しゅんこう)式。

軽い傾斜路から水平に滑り出した4艦は、

よn

垂直にせり上がったレールから、

大気圏外に向けて勢いよく飛び出し、

そろってワープで虚空に消えた。

 

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2202のアンドロメダ設定は、444メートルらしい。

 

 

それが滑り、急上昇する長大なレールを4本も設置。

しかもこの発射レール、

この竣工式だか処女航海記念式典以外に、

使い途(みち)がなさそうなんだが、

壮大な無駄ではないか?

 

ヤマト世界の宇宙戦艦のつまらなさといえば、

推進系の描写が、もっぱら後部メインノズルばかりで、

姿勢制御ロケットの方向転換場面が、ほんの数えるほどなこと。

 

「ヤマト発進!」

ノズルのアップ

「ズゴーーーーーッ!」

の単調な画(え)を何度見たことか。

 

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20世紀の多段式ロケットじゃあるまいし、

ヤマト戦艦は大気圏を離脱するのに、

垂直な発射姿勢を取る必要はなさそうなのに、

4隻のアンドロメダ級はなぜ?

 

ノズルの向きを変えるのに、

銀河鉄道999の発進レールみたいに、

わざわざ大げさに急上昇の弧を描かせる必要なんかあるのか?

 

それでふと思い出したんだが、

「2202」第1話のヤマトは改装中で、

ドーム内ドック施設に固定されている。

 

そこへガトランティス大戦艦の、

地球への体当たり攻撃。

 

迎撃できるのはヤマトしかなく、

射程角度調整のために、

固定台座の角度を変える。

ずいぶんと準備がいいが、

現場には真田さんが控えていたので、

お約束の

「こんなこともあろうかと」なんだろうから、それはいい。

だけど、

土台で艦の向きを変えられるんなら、

アンドロメダ級4隻の発進式典でも、

同じ方式を採用すればよかったんじゃないの?

 

つまり「横に寝ている」水平状態のアンドロメダ級を、

根元の発射台をひねって、

垂直に起き上がらせればいいだけの話。

なんであんな急上昇レールを、

その場限りで設置するのか、

派手さや華々しさの演出以外には思いつかず、

大いに理解に苦しむ。

 

他にも、「2199」のコスモゼロ以外の戦闘機、

元からブラックタイガーは、
gkoe

エビの名前なので廃止されたのはよしとして、

その代替機のはずの、

コスモファルコンは、

「2202」ではなぜかきれいさっぱり全廃。
saiali

影も形もなく、

その代わりの主力機、

コスモタイガーⅡは見慣れた姿だが、

先行機コスモタイガーⅠの、

場違いで据わりの悪い唐突さはなんだ?

増槽(燃タンや武装)の形状から察するに、

『復活篇』(2009・2012)のコスモパルサーゆずりじゃないか。

 

『復活篇』の時代設定は、2220年。

どうして、3年前の機体(コスモファルコン)が参考にされず、

コスモタイガーⅡの原型機(コスモタイガーⅠ)が、

2202年から18年も後の機体(コスモパルサー)を参考にしているのか、

偉大なる副監督の深遠なお考えは、

同氏が「2199」時代に、

このブログが作品分析をしていたのがお気に召さず、

なのにここには無反応で、

なぜかツイッターでアホ呼ばわりされた経緯もあり、

アホな庶民の私には、とてもくみ取れません